奥多摩三山縦走(鶴峠to御岳山)


- GPS
- 08:13
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,020m
- 下り
- 2,065m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 8:03
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR上野原駅に8時56分着 路線バス 上野原駅8時35分発 鶴峠9時42分着 (実際には混んでて9時50分頃着) ▪️帰り ケーブルカー 御嶽山駅18時30分発 路線バス 山麓駅18時52分発 JR青梅駅19時15分頃着 JR青梅線 青梅駅19時17分発で帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日雨でしたが、ドライで歩きやすかったです |
写真
クレイジーな挑戦でしたが、なんとか三山縦走は成功です。
しかし、まだこれからケーブルカー終電の18時30分までに下山しないといけません。
時間的にギリギリアウトですが…
どうする?
感想
前から行きたかった奥多摩三山縦走に行こう!
▪️計画
奥多摩三山の縦走に挑戦しました。
ネットで情報はありましたが、かなり時間的に厳しいとのこと。標準タイムで14時間37分!
帰りのルートは時間的に選択肢が無いため、スタートは三頭山としました。三頭山の登頂はアプローチが近い鶴峠を選び、ゴールは御岳山ケーブルカーの駅を選択です。自動的に18時30分のケーブルカーの最終便がゴールの期限になります。これを逃すとケーブルカー無し、その後の路線バス無しになるので絶対逃せません。
▪️登山口まで
鶴峠まではJR上野原駅から出ている路線バスで向かいます。8時15分発と思っていたら、今年から8時35分発になっていた…いきなりタイムロスです。
しかもバスは激混みです。途中の坪山登山口で9割の方が下車しました。春の花の見頃だったそうで、ほとんどの方はこれ目当てでした。鶴峠に到着した後も私以外の方は奈良倉山へ登る方でした。間違えて奈良倉山に行きそうになりました…
三頭山へ登るのは私だけでした。
かなりのマイナールートっぽいなぁ…と思いながら登山開始です。
▪️三頭山まで
誰もいない登山道をトボトボと進みました。道は緩やかなトラバース道を進み、標高をジワジワと上げて行きます。落ち葉で道が覆われており、石が隠れていたり、道の状態が見えない所あり。トラバース道は片側は崖なので落ち葉ゾーンは注意ですが、慎重に進めば問題ありません。
崖に落ちても周りに人がいないので、絶対に落ちたらダメです(笑)
三頭山に近くなると登りがキツくなります。神楽入の峰のピークでかなり消耗しました。少し進むと三頭山の西峰に到着です。山頂はこれまでの人無しのルートで信じられないくらい人が多かったです。
中央峰、東峰を通って次の御前山に向かいます。
御前山で8.1kmです。遠すぎだろ!
▪️三頭山から御前山
この区間が最長です。
三頭山からの下山はかなりの急登の下りでした。どこの山も山頂直下は急ですね。
三頭山からのルートは歩きやすくなります。人も多くなり、よく歩かれているルートになりました。
ただ、御前山に向かう人は少なく一名だけ同じ方向に進む方はおりましたが、奥多摩湖の分岐で降りて行かれて、その後はまた一人旅になりました。
風張峠を過ぎるとしばらく車道歩きもあります。車とバイクがビュンビュン横を通るので怖いです。走り屋のルートなので歩いている方がマイノリティですが…
車道を歩いて風張峠駐車場というポイントに到着。ここから御前山への登山口があります。すごい広い尾根を進みますが、ほぼ全て直登のルートです。アップダウンもあります。縦走とはこういうものです。
最後の方の惣岳山までの登りは細尾根、手を使って登る急登など丸い緩やかそうな見た目の印象とは違ったハードな登山道でした。
ヒィヒィ言いながら御前山に到着。
数名の登山者が休憩していました。
15時頃になり、登山者がそもそも少ない時間になります。
▪️御前山から大岳山
御前山の登頂もそこそこに次に向かいます。
すでに足もガクガクです。下りが多くなってきて特に膝が痛い!トレッキングポールを出して先に進みます。大岳山がチラチラ見えますが、かなりの距離です。
根性で進みます(笑)
このルートは踏み固められており、ベンチもあったりと歩きやすいルートでした。大岳山直下の急登、岩場が体力使いますが、登り返しは少なく、全体の中では非常に歩きやすいルートでした。ひたすら下る、平坦路を歩く印象でした。長いですが…
大岳山の山頂に着いた時はホッとしました。
山頂には誰もいない貸切状態でした!
もう17時でしたので、下山している時間帯です…
感無量です!
父ちゃん!俺は三山縦走をやり切ったで!
▪️迫るケーブルカー最終便のタイムリミット
下山するまでが登山です。
18時30分がケーブルカーの最終です。
御岳山ケーブルカーまで、まだ3.1kmあります。1時間以上かかりそうです。大岳山の山頂直下は岩場の急登で足ガクガクの私にはサクサク下れません。ヤマレコの下山予定を見ると19時40分になっており、かなり巻いての下山が必須でした。
急登を下り切ってからの緩やかな下りからは走って進みます。もう足ガクガクで、モモを攣りそうですが、無理するしかありません。
最後の方は平坦路になり、スピードアップして走ります。
途中でまだ下山中の3人組の方だけおりましたが、みんな急いで下山してます。他に人はおりません。
しばらく行くと舗装路になり、人家も見えてきましたが、この時間は店も閉まっております。営業終了モードの通りを急いで抜けて行きました。
なんとか薄暗くなった18時10分にケーブルカーの駅に到着。無事に三山縦走完了しました。
疲れたー。
着替えて、給水してケーブルカーに乗って下山しました。
お疲れ様でした。
途中で追い抜いた3人組の方もギリギリケーブルカーに間に合ってました。良かったです。泣きそうになってました。もう山登りはしないかも…
▪️反省点
念願の奥多摩三山縦走は無事に完了できましたが、やはりこの計画はクレイジー過ぎました。
・アップダウンの続く縦走で足にダメージが蓄積
蛭ヶ岳ピストンのヒルトンと同じ感覚で距離、時間は大丈夫と考えていましたが、序盤から細かいアップダウンがあり、疲労が早く溜まりました。
・出発時刻の遅れ
元々8時15分のバスで鶴峠に向かい、9時30分には登山スタートの予定でしたが、バスの時間が変わっておりました。リサーチ不足でした。また坪山の登山客のピークの期間のためかバスが混雑して鶴峠到着もやや遅れました。今回は30分の遅れが致命的になりました…
・大岳山からケーブルカーまでが長く、キツかった
反省点というより感想です。
山頂直下の岩場は疲れた足にはキツかった。3.1kmと予想より距離もあるため、疲労しきった足で進むには余裕を持った方が良かった。走るべきではない。
お疲れ様でした。
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