激寒の天狗岳&麦草ヒュッテ 〜漸く冬が来た〜
- GPS
- 27:20
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:53
天候 | 22晴であるが雪雲かかる。23曇 たいへん冷え込んでいて寒い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
漸く八ヶ岳にも雪が降り、雪山に。 渋の湯から天狗までは大抵トレースあるので、黒百合まではツボ足で問題なし。そこから天狗へはアイゼン、ピッケル要。中山峠から先は、 降雪後はワカンかスノーシュー必須。特に平日。 麦草から丸山間は現時点でもトレース無し。 賽の河原はもう少し雪が降って圧雪されないと、一足ごとに岩の隙間に落ちてしまい、今の状態では非常に歩きにくい。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
ポール
スノーシュー
|
---|
感想
年明けから仕事がずっと忙しく、妻は先週休日出勤であったが、
漸く少しマシになり、金曜日に振替休日が取れるとのこと。
雪がほとんど無い今年の冬であったが、月曜日の降雪で積もったであろうからどこか雪山へと思ったが、あいにく土曜日の予報が荒天である…。
こういう時は行き慣れた麦草へ!
ということで、金曜に天狗から麦草へ行き、翌土曜日は荒れそうなのですぐ下山とする。
麦草に予約の電話をしたところ、「月曜日からずっとお客さんゼロ。高見石さんにも入っていないから、渋の湯から黒百合ヒュッテまではトレースあるけど、そこからは無いことを想定した方がいい。」と言われたので、ラッセル想定でワカンではなくスノーシュー持参とする。天狗に寄るのであれば12歯アイゼンとピッケルも持って行かねばとフル装備。
渋の湯の駐車場はさすが平日だけあって余裕。2日分2,000円を支払い出発。漸くいつもの「冬らしい」雪の量。
黒百合まではツボ足で。ここで腹ごしらえし、12歯アイゼン&ピッケルに装備チェンジして天狗へ向かう。どうせまたここまで戻ってくるのであるから荷物はデポしていけばよいのに、「重量があった方が安定する」と背負ったまま天狗へ。
さすがに平日だけあって人が殆どいない天狗の山頂は今日は貸切。真上は晴れているが、赤岳方面は怪しい雲がかかっていた。そして今日は実に寒い。が、天狗にしてはまだいい方か。
黒百合まで戻り、あまりの寒さに中に入っていつもの山菜ソバをまた注文してしまった。今日は中で休憩しているお客さんもナシ。麦草までラッセルしなければならないかもしれないのに、1時間近くまったりしてしまった。
蕎麦を食しし、ここからは、ノートレース覚悟でスノーシューにチェンジ。が、うっすら踏跡があった。そして珍しくニュウに行く道にも踏み跡があった。
これでラツセルしなくてすむと安堵したが、中山展望台でトレースは消えてしまった。何度も通っているが、ノートレースだと下山口に迷う。
なんとか下山口を発見していくと、途中からトレース復活していた。しーんとしている高見石小屋を通り過ぎ、丸山分岐。最短は丸山経由だが、見事にノーラッセル。もう少し時間が早ければ、丸山経由のラッセルをしてもよかったが、今日は出発時間も遅かったのに、黒百合でのんびりしてしまったので、トレースがついている白駒池迂回ルートを取る。
途中から妻が右肩がものすごく痛いと言って超ゆっくりとなった。荷物持ち過ぎであろう。
麦草到着。ほぼ同時に単独男性の方1名がスキーで五辻経由で到着された。今日のお客さんはこの3名のみ。
夕飯は「お客さんが少ない日限定」の熱々ホワイトシチューで、これが最高に美味しかった。
オーナーは所用で下山してしまっていたが、トクちゃんやバイトさんたちと歓談して夜は更けていった。
今日の夜は冷えるとのことであるが、個室の炬燵に足を突っ込んで寝たら暖かかった。
翌朝。マイナス17度。今日は荒れる天候とのことで、スキーの男性はそのまま国道沿いに下山され、我々は賽の河原経由で渋の湯へ降りることにする。
丸山のラッセルが面倒なので、また白駒から高見石へ。そこから際の河原への分岐は、最初はツボ足のトレースが1つあったが途中でなくなってしまった。仕方なくラッセル開始。
そして、賽の河原の岩ゴロゾーンは、岩の上にふんわりした雪が積もっているのみで、一見すると平らに見えるが、1歩進むと下は岩と岩の隙間であり、そこに落ちこむ、という「一足歩く毎に落とし穴」状態で、ここを抜けるのに激しく時間を要した。おまけに妻は落ちた岩の間にスノーシューが挟まってどうしても抜けなくなったということでスノーシュー脱いだり履いたりを繰り返して大変であった。
やはりもっともっと雪が降って岩と岩の隙間が完全に埋まる位に圧雪されていないとここは歩きにくい。
漸く賽の河原を抜けて普通のラッセルを続けていたところ、下から登ってくる2人組と出会い、お互いに「これでラッセルしなくてすみます!」と喜びあった。
土曜だけあり、荒天の予報であったが、その後も2組と団体さんが登ってきた。
が、下りてきた渋の湯の駐車場は結構空きがあり、やはり土曜の荒天を嫌って入山を控える方が多かったのであろう。
例年に比べてまだまだ雪は少ないが、ようやく八ヶ岳にも冬が来たという感じであった。
金曜は晴れてたのね。
こっちはさすがの天気図に、来週延期となりました
来週も天気予報が悪い・・・
この週末は寒かったでしょうね。
でも本日は予想を裏切ってまたぽかぽかハイクしてきました。
しかしぺんさんは「漸く」という字を使うのが好きだが
「漸く(ようやく)」ってたいがいの人には読めませんぜ
先週、妻が休日出勤で振替休日が取れましたので。
土曜日が荒れそうでしたので、金曜日メインで行ってきました。
久しぶりに八ヶ岳らしい寒さでしたので、重いアウターが役立ちました。
しかし、指の感覚がなくなってアセりました。
しかし、もう少し雪が積もらないと賽の河原は嫌ですね。
岩の隙間に落ちまくりでした
ここは風で雪が飛んでしまうので
漢字は、滲み出る教養のせいとご勘弁を
初日は
すごい でウラヤマシイがぎりです。
このルート良さそうに見えますが、8時間でも行けないな〜
そろそろ雪山でスカッと青空が見たいと思っているのですが・・・
まだ、雪が少なそうですね〜
今週末もドカ雪の気配ですし・・・・
なかなか出陣できないですよ。
雪が少なかったのは賽の河原だけで、
他は例年の年末くらいにはなってました
コースタイムは雪の状況とトレースの有無で大きく変わりますが、
この日は平日でしたが、土日であれば大抵トレースありますので
時間は短縮できるかと。
後は、天狗への往復で荷物をデポして軽くし、黒百合で蕎麦を食べるという誘惑に釣られなければ万全です
八ヶ岳も漸く雪の世界になりましたね。
またまた麦草ヒュッテでしたか。
なかなか泊まれない小屋なのですが今年は是非泊まりに行きたい。
こちらも漸く近場で雪歩きが出来る状況になって来ました。
八ヶ岳でも近場でもしばらく遊べそうですね。
漸く(笑)。
年明けからずっと多忙でしたので、
hakkutuさんの次々と上がるレコに追いつけない状態でした
"漸く"八ヶ岳も本来の姿になってきました
hakkutuさんは平日にお出かけになれますので、ぜひ麦草へ。
我々は長年通ってかなりな常連になっていますが、いつも土曜日宿泊ばかりでしたので、平日限定の特別メニューにありつけたのは初めてでしたよ^^;
カメコメで^^;
雪山装備を駆使して登られる東天狗からの絶景…は
一部おあずけでしたが、白く輝く西天狗の端正な姿や :
北八方面の透き通るような景色が綺麗ですね
天狗(八)に行くルートは幾つもありますが
ペンさんは渋の湯から行かれることが多いようですね
私は隣の唐沢から行くことが多いのですが…
何か理由があります?
(渋の湯から上がったことが無いもので)
これからは低山も雪山装備が必要ですね…
私も早く「初登り」をしたい^^;
naotosasさん、
確かに、渋の湯からが確かに多いですね〜。
理由を考えてみました。
賽の河原経由での帰りが近いことと
妻が、唐沢鉱泉の犬が苦手だったからでしょうか?
冬季は犬はいないでしょうが、トラウマですかね
ところで、
この週末のみ天気が悪い連鎖をなんとかして欲しいですねぇ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する