輝く春雪稜線 柄沢山から巻機山へ

2025年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 12:42
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,866m
• 下り: 1,865m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:46
• 休憩: 0:54
• 合計: 12:40

距離 17.4km 登り 1,866m 下り 1,865m

5:15 西谷後バス停
7:22 7:39 威守松山
11:10 11:34 柄沢山
12:19 居頭山
13:13 13:15 米子頭山
15:09 15:11 栂ノ頭
15:32 15:40 巻機山
15:46 御機屋
16:00 巻機山避難小屋
16:09 16:10 ニセ巻機山
17:03 5合目
17:28 桜坂駐車場
17:55 西谷後バス停

天候

早朝曇り→快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

◇全行程で雪は繋がっているが、稜線の一部は藪が出始めている

◇稜線に上がるまでノントレース、柄沢山ではスキーヤーのトレースあり、柄沢山から米子頭山まで再びノントレース。その先は追いついて来られたJK氏のトレースあり大変助かりました、ありがとうございました。

◇雪庇の張り出し、崩落、クラックに要注意

◇この日は気温が上がり、雪はシャバシャバ、ワカンをつけるほどではないもののズボズボ、急登もしばしばあるためほぼ終始アイゼン

その他周辺情報

金城の里(@450円)

写真

4/12 9:20

威守松山を越えてもまだ雲は低く垂れ込めていた。それでも信じて、急登をひたすらに上がった。いよいよ稜線が見えてくる辺りで、一気に広がった青空。

4/12 9:24

左に巻機山

4/12 9:24

右に柄沢山

4/12 9:41

それまでのグレーの世界が嘘のような青空に向かって

4/12 10:12

アドレナリン大放出で上がってゆく

4/12 10:19

越えた威守松山が真下に見える、ロクロノ頭と向こうに苗場

4/12 10:53

乗った上越国境稜線

4/12 10:59

すぐに見つけた真新しい熊さんトレース

4/12 11:00

上州側からやってきて

4/12 11:02

越後側へと下りていた

4/12 11:08

尾瀬へと続く上越国境に背を押され

4/12 11:16

やって来た柄沢山山頂

4/12 11:17

ここからのこの景色を楽しみに頑張った♪向こうからやって来ているトレースは熊さん(笑)

4/12 11:21

谷川連峰が一望、谷川岳の向こうに

4/12 11:22

茂倉、武能、万太郎、手前に清水峠と七ツ小屋

4/12 11:22

エビス、仙ノ倉、平標、手前に大源太、シシゴヤ、コマノカミ

4/12 11:22

日白山の向こうに佐武流山、手前に足拍子、大栗ノ頭、連なる峰々

4/12 11:40

ちょっと迷ったけれど、お天気に誘われ巻機へ

4/12 11:52

眺める尾瀬の山々、平ヶ岳、赤倉岳、燧ヶ岳、至仏山

4/12 12:06

雪の大海原から

4/12 12:11

居頭山の高波に乗り

4/12 12:16

越えて

4/12 12:21

ふり返る柄沢山

4/12 12:31

越えた居頭山

4/12 12:40

癒しの雪原から

4/12 12:45

見えてくる藪茂るピーク

4/12 12:52

それでもなんとか際どい雪を繋ぎ歩く

4/12 12:52

へっぴり腰のkeimomo(笑)

4/12 12:57

左右ともそこそこの斜面だけれど、何せシャバシャバなので恐怖感は少ない

4/12 13:04

美しい上越国境稜線を眺めながら次に目指すは米子頭山

4/12 13:12

続くシャバシャバ縦走

4/12 13:17

柄沢山から越えて来た幾つものピーク

4/12 13:27

いよいよ近づいた巻機を眺めながら休憩だ

4/12 13:43

とここで嬉しい出会い、巻機山と言えばこのかたJK氏♪きっとお会いできると楽しみにしていました！しばしおしゃべりの後、颯爽と滑り降りて行かれました

4/12 13:43

一瞬でもうあんなところに…スキーの威力

4/12 13:51

さて私達もぼちぼち行こう

4/12 14:08

ふり返る米子頭山、良いところでお会いした♪

4/12 14:15

ありがたくトレースを追わせてもらう

4/12 14:18

こんな割れ目も

4/12 14:20

頭上のクラックも上手く捌く無駄のない彼のトレース

4/12 14:26

こちらから眺めるニセ巻はこんな

4/12 15:04

なんと美しい上越国境

4/12 15:17

この先もずっと続く思い出の稜線

4/12 15:23

いよいよ巻機山の頂へ

4/12 15:28

分岐でふり返る栂ノ頭、雪のコートを脱いだモンスター達

4/12 15:35

頂のケルンと上越国境

4/12 15:51

きっと昼間は大賑わいだったココ、もう誰もいない(笑)

4/12 15:53

やっと下りだ！と雄叫びをあげるkeimomo

4/12 15:54

すっかり午後の陽射し、なんとか日の入前に無事下山。丸一日良く遊びました(^^)

撮影機器：

ILCE-7M3 SONY

装備

個人装備

アイゼン ワカン ピッケル ストック

感想

chee2005

数年をかけて尾瀬から白砂山までを繋ぎ歩いた上越国境。当時を思い出しながら残雪期柄沢山へ。

垂れ込めた雲を抜けたら、迎えてくれた青空。厳冬期のような純白ではないものの、割れた雪、見え隠れする岩場や藪が、雪の稜線をよりキリリと際立たせて見せてくれた。

雪解けが進むのは少し寂しいけれど、藪を避け、時には藪を漕ぎ、際どい雪を繋いで歩く楽しさに、創造的山歩きの適期を感じる。

結局この日お会いしたのは数人のスキーヤーのみ。日の出から日の入まで、たっぷりと山を堪能した。重荷を担いで歩きたい、今だからこその山へ、稜線へ。