四阿山
- GPS
- 04:55
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 935m
- 下り
- 925m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 4:55
08:10 あずやま高原登山口 08:17 -> シール登行
11:04 四阿山 11:26 -> スキー滑降
12:30 滝ノ入沢左俣1510m 12:40 -> シール登行
12:46 登山道1507m 12:53 -> スキー滑降
13:00 あずやま高原登山口 -> 車道歩行
13:03 あずまや山登山口駐車場
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R144からあずまや高原ホテルへの分岐道(県道182号菅平高原線)は雪道です。 それ以外の主要道路上も思ったより雪が残っていました。 ドラマの影響でこの辺りに観光に来る人も多いと思いますが、山に入らずとも滑り止めは必携です。例えば岩櫃城から「真田の郷」に至る真田街道(R145,R144)は鳥井峠のみならず各所で雪が残っていましたし、主要スポットが点在する県道4号真田東部線もかなりの区間で圧雪路でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
もう問題なくBCスキーを楽しめます。 ただし登山道上は岩が出まくっている箇所がありますので、東寄りに滑った方がいいです(今日に限った話ではなく、もっと雪が増えてからも) |
その他周辺情報 | 嬬恋高原温泉 つつじの湯 \600 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
今週の寒波により東信地方もだいぶ雪が降り積もった様子。スキー場積雪情報なんかを見ると北信や新潟よりも多いくらいだったので、週末は四阿山を滑ることにしました。
滑降可能なコンディションになってまだ間もないためか、この日の山スキーヤーは私のみ。登山者も2組7名ほどを見かけただけで、この山にしては静かなものでした。
積雪は十分。先週のヤマレコの写真を見るとまったく滑れそうにありませんでしたが、今週で一気に平年並みになった感じで、ヤブを気にすることもなく快適に下まで滑ることができました。
08:17 1454m あずやま高原登山口発。
先週この辺りはまったく雪がなかったようだが、幸いこの1週間で例年程度には降り積もっており、板を擦る心配をせずに普通にシールで登っていける。
しばらくは別荘地内の林間の登山道。雪はそこそこ深いが、牧場までスノーシューのトレースがしっかりと残っていてだいぶ楽をする。
08:37 1580m 牧場入口。
正面に四阿山が見えるようになるが、山頂は今にもガスがかかりそう。まぁもともと天気予報は良くなかったので、これくらいであれば御の字だ。
30分ほどで牧場を抜け、再び林間の登山道へ。
トレースはもうない。ラッセルといってもスキーを履けば足首程度だが、シーズン初めでラッセル慣れしていないこの体には後々きいてくるかもしれない。
9:23 1834m 里宮分岐。
このまま登山道沿いに登った場合、あまり雪が付いていない露岩地帯を途中で通ることになる。なのでこの先で登山道を離れ、そのちょっと東側を登る。
そのままカンバ帯を抜け、針葉樹林帯へ。ヤブは例年程度には埋まっているので問題なく滑れそうだ。
2180mの台地は非常に風が強いところで(今日はそうでもない)、岩や草が出まくっている。ここは東斜面から巻くように登り、そのまま雪の付いている東端を歩く。
10:36 2230m。右前方に四阿の形をしたピークが見えるようになる。
この先は直上して根子岳からの登山道に合流することが多いのだが、その場合は外輪山上のちょっとしたコルを通ることになり、トレースが残ってないとスキーではちょっと登りにくい。なので今日は真っすぐ山頂に向かってトラバース気味に登ることにする。「山と高原地図」では点線で記載されているルートだ。
深い針葉樹林帯の中の道だが、ルート上の樹間は十分広く、木に邪魔されることなく普通に登っていける。
11:04-11:26 2350m 信州祠(山頂)。
先週の写真を見るとちょっと手前の上州祠もしっかり姿を見せていたようだが、今日は完全に埋まっていて石囲いがちょっと見えているのみ。といっても例年ならそれも完全に埋まっているので、少なくとも山頂はまだ雪が少なめということか。
気温は-13度ほど。ただそれほど寒くは感じず、例えば手袋はアウターなしでも全然冷たく感じなかった(といいつつ、滑降を始めたとたんアウター手袋があってもすごく冷たくなってしまったが)。
11:26 滑降開始。
まずは登りルート通りに点線ルートを滑る。途中トラバース気味になるためこの雪の量では下りラッセルになるかと思われたが、思ったよりすんなり滑ることができた。
その後の滑降もこの山にしてはなかなか快適。それほど新雪は深くないが、勾配が緩めなのでむしろこのほうが滑りやすい。
もともとこの山は雪が少なく晴天率も高いのですぐにクラスト雪になってしまうのだが、今日は下までサラサラの雪質のまま。針葉樹林帯、そしてカンバ帯も楽しく滑っていける。
11:52 1934m。登山道合流はまだちょっと先だが、ここにも牧場か何かの道が通っていて、広くはないが切り開かれている。なのでいつもならボブスレーコースのようなトレースができていて、牧場まで自由自在には滑れない。今日は自分のトレースしか残ってないが、面白くないコースであることには変わりない。
ので、今日は登りルートを離れて東側の沢を滑ることにする。昨年末に発売された「山スキー百山」で紹介されていた滑降ルートだ。
これがなかなか楽しい。木は多少うるさいが、今日は雪質が良いので難なく滑ることができる。
1550mまで下ると勾配がだいぶ緩やかになり、ほとんど滑れなくなる。沢も割れているし、そろそろ右手尾根上の登山道に戻りましょう。
西斜面をトラバース気味に滑っていけば登り返しせずに戻れるはずだが、この時期の雪では高度を維持できず、どうしても下りすぎてしまう。なので素直にシールを付け、登山道まで戻ることにする。水平に数分程度歩くだけなのでまったく苦にはならないが、それゆえ逆にシールの着脱が面倒ではある。
12:46-12:53 1507m 登山道合流。別荘地の鉄柵のちょっと手前辺りで、ゴールはもうすぐそこ。トレース上を一直線に滑って終了だ。
はじめまして、いつもレコ参考にさせていただいています。
記録のアップはまだですが、私も24日に四阿山に行ってきました。
菅平のアメダス積雪を見て四阿山にしました。
これまで四阿山は藪が濃くて良い印象がなかったので、パウダー狙いならどうなのかなと、ヘッデン点けて4時発。下りははからずもトレース外してしまい藪の薄いところを滑ったおかげでこれまでの悪〜いイメージが一新されました。終日雪模様だったので、早出しなくても良かったみたいです。
はじめまして、Neuronさん。
四阿山はたしかに滑るルートや雪質によってだいぶ印象が変わりますね。
私が滑ったルートも後半は木がうるさかったので、モナカ雪だったらここまで楽しめなかったと思います。
24日は湯ノ丸山のレポなんかを見ると午後から晴れ間も見えたようですが、朝のうちは厳しかったようですね。でも雪質は滑りやすかったのではないでしょうか。
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