【第二次早梅作戦】風神山〜真弓山〜高鈴山〜神峯山〜羽黒山〜鞍掛山〜かみね公園【戊36.5*】
- GPS
- 07:49
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:49
天候 | 霧後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:日立駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪が数cm。深い所では5〜10cm。 高度が上がる後半に急坂が出てくる。 |
写真
感想
【目的】
多賀山地南部からなる「日立アルプス」を艱難を排し完踏すべし。
【経緯】
2週間前に道もよく知らず歩き、途中で道を外れて終了したため、仕切りなおし。
折りしも大寒波到来中であったが、ようやく冬らしい冬になったと、むしろ喜ぶべき吉祥事である。常陸野に確かな足跡を残すべく、勇躍、常磐線に乗り込み北上する。
【経過】
天気が大荒れということで何かしら公共交通機関に乱れがあるかもしれないと考えてはいたが、それは踏切内自動車脱輪という形でやってきた。大甕まで行くはずの電車が手前の勝田止まりとなり乗換え。乗換えた後も東海駅で足止めを食う。
到着が9時を過ぎるようならやる気が無くなっちゃうなあと思う一方で、辺りが霧で真っ白だったので、遅い方が霧が晴れて良いかもしれないと思ったりもする。
結局電車は予定より25分遅れで大甕駅に到着。駅に着いたらすぐに出発できるように電車に乗る前に食料等は調達済みだったので、トイレを済ませて早速出発する。
朝日は差し込むものの山の方は真っ白い霧が覆っている。また、山に入る前から野辺に白いものが。ああ、そういえば大寒波が来ているんだよなあ。山の方は積雪どうかなあと若干心配である。海に近いのでそんなに積もってはいないだろうとは思っていたが。
風神山の山域に入ってもなお辺りは霧で白く、前回海を眺めることができた風の丘からの展望も真っ白。午前中は展望に期待できないだろうと、歩くことに集中することにして多賀山地の奥へと進む。ここからは道を雪が薄っすらと覆っているところと積雪の無い所が交互に現れる。前回は彼方此方に寄りつつ歩いたが、今回は出発が遅くなったこともあり、本線に集中することとした(と言っても風神山に至る頃には遅れをほぼ取り戻していたが)。
厳寒の中、早くもトレースが付いており、道中2,3人の男性とすれ違ったが、真弓神社を過ぎてからは日立高鈴ゴルフ倶楽部の手前までノートレースとなる。除雪作業の進むゴルフ場を抜け、高鈴山への登山口に入ると、一人分の足跡。
ここまでは標高500m未満のアップダウンだったが、この先は標高500mを越えるようになり、当然坂道の傾斜も増す。雪の積もった傾斜はあまり急でなくても踏ん張らないといけないので大変である。さらに、この先、高鈴山へは少々距離がある。疲れと冷たさ寒さで打ちひしがれそうになるが、ここは辛抱して黙々と歩を進める。
遠く見えた海に一旦気が休まるも高鈴山山頂直下の積雪の急登はやはりしんどく、御岩神社までの往復は回避することにした。
高鈴山はやはり人気の山らしく、4,5人の人が来ていた。霧も完全に晴れ、展望も良し。長い積雪山行で疲れも出てきていたので、食事を取って一息入れる。
高鈴山から先は俄然足跡が増えて歩きやすくはなるものの、標高が上がった分、アップダウンの高低差も大きくなり、特に下りる際は注意を要する。
前回訪れた際には多くの人で賑わっていた御岩山は雪を被ってさすがに岩場も危ないということなのか、人っ子一人おらず、御岩山から降りて神峯山に入って後は再度足跡が激減する。
この頃になると西の山側からの風が非常に強くなり、神峯山山頂の開けた所では草木に付いた雪が横殴りに吹き付ける状況となった。体、特に足先が冷えないようにあまり立ち止まらないことにしたが、強風で吹きつける横殴りの雪に視界を遮られたり、耳の感覚がおかしくなったりと冬の猛威を目の当たりにする。これぞ冬だ。それも高度を下げていくにつれ積雪とともに落ち着いてくる。清掃センター前の車道に出る頃にはこれで無事完踏するメドがついたとホッと一息。
鞍掛山緑地は今では木々が茂って展望が失われつつあるが、緑地の外れの山頂からは東西の展望を得ることができる。市街地の外れということもあり、ぽつぽつと散歩する人あり。最後に素晴らしい景色を見られて満足である。
しかし、これで終わりではない。山という山は全て踏み終えたが、若干もの寂しいかみねレジャーパークを過ぎて下っていくと、最後の主要ポイント、かみね公園に到達する。この上手の方に展望台があって、今回歩いてきた稜線を一望することができた。よく歩いてきたなあと思う。そして反対側にはガルパン神像の見上げる先に北はいわき市から南は東海村辺りまで伸びる海岸線、そして日立の中心市街地がドドンと工場を中心に広がっている。締めとしては最高の終わり方だ。
十分に満足して夕暮れなずむ日立の街を後にした。
〜おしまい〜
【戦果・講評】
「日立アルプス」の日没前完踏。
茨城の山を探す中で、他にも気になる山が出てきたので、今後、山行計画に盛り込む。
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