ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 80278
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳、リベンジ成功!

2010年09月29日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:45
距離
16.2km
登り
2,469m
下り
2,459m

コースタイム

尾白川渓谷入口の吊り橋 5:10 → 6:28 笹の平 6:38 → 刃渡り 7:40 → 7:54 刀利天狗 8:00 → 五合目 8:28 → 9:05 七丈小屋 9:30 → 八合目 10:11 → 11:08 甲斐駒ケ岳山頂 11:35 → 12:16 八合目 12:20 → 12:41 七丈小屋 13:03 → 五合目 13:34 → 14:04 刀利天狗 14:09 → 刃渡り 14:23 → 笹の平 15:04 → 15:55 尾白川渓谷入口の吊り橋

歩行時間 9時間27分
休憩時間 1時間19分
総合時間 10時間45分
天候 晴れのちガス/曇り。
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷の駐車場を利用します(トイレ、ジュース販売機あり)
コース状況/
危険箇所等
途中に鎖、梯子と厳しい登りのある長いルートです。
全体にわたってよく整備されている登山道を歩きます。

詳しくは、7月の記録に書きましたのでここを見てください:
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69993.html
予約できる山小屋
七丈小屋
朝の笹の平。いい天気!
ここまで来ると、道がきれいになります。
朝の笹の平。いい天気!
ここまで来ると、道がきれいになります。
刃渡り手前、この雰囲気がいいなあ、木が大きくて。
刃渡り手前、この雰囲気がいいなあ、木が大きくて。
本当にきれいな道。
本当にきれいな道。
刃渡りから八ヶ岳が見えています。
7月、真っ白だったのに、うれしい!
刃渡りから八ヶ岳が見えています。
7月、真っ白だったのに、うれしい!
鳳凰三山方面。
そして刃渡り。
これから行く方面も見えていますね。
そして刃渡り。
これから行く方面も見えていますね。
梯子の第1号出現!
梯子の第1号出現!
刃渡りからの「梯子坂」が割と短くて、あっという間に刀利天狗です。
刃渡りからの「梯子坂」が割と短くて、あっという間に刀利天狗です。
これから黒戸山を歩きます。ここの森は苔むして最高な雰囲気。
これから黒戸山を歩きます。ここの森は苔むして最高な雰囲気。
五合目手前、先が見えてきました。
奥に見えるのが山頂かな?
まだまだ、遠いなあ・・・
五合目手前、先が見えてきました。
奥に見えるのが山頂かな?
まだまだ、遠いなあ・・・
五合目、ここはいつも水がポタポタ落ちています。
五合目、ここはいつも水がポタポタ落ちています。
長〜い梯子、登りま〜す!
この後の垂直梯子+鎖場、ちょっと怖い想いをしました
長〜い梯子、登りま〜す!
この後の垂直梯子+鎖場、ちょっと怖い想いをしました
ここも、森の雰囲気が最高。
ここも、森の雰囲気が最高。
あっ、ガス!!
七丈小屋ちょっと手前です。
あっ、ガス!!
七丈小屋ちょっと手前です。
七丈小屋で休んで、再出発。
まだガスが完全に上がっていませんが・・・
七丈小屋で休んで、再出発。
まだガスが完全に上がっていませんが・・・
雲海から八ヶ岳が頭を出してます。
雲海から八ヶ岳が頭を出してます。
8合目手前、あの剣が立っている場所が見えます。
8合目手前、あの剣が立っている場所が見えます。
ガスに追いつかれそう!
ガスに追いつかれそう!
鳳凰三山も包まれつつあります。
鳳凰三山も包まれつつあります。
8合目です。
ここからが最後の厳しい登り。
8合目です。
ここからが最後の厳しい登り。
このガス、気になります・・・
このガス、気になります・・・
ホント、厳しい登りです。
疲れているのに。
ホント、厳しい登りです。
疲れているのに。
剣のところに到着です。
剣のところに到着です。
振り向いて見ると、下はガスみたいです。
振り向いて見ると、下はガスみたいです。
山頂、見えてきました!
団体さんが下りています。
山頂、見えてきました!
団体さんが下りています。
山頂到着です!
今度は青空、いいなあ。
山頂到着です!
今度は青空、いいなあ。
そして、気になった景色・・・鳳凰三山+富士山方面はガスに隠れていますが、北岳、塩見、長野方面は見えました。
涙がこぼれるほどうれしかったです。
1
そして、気になった景色・・・鳳凰三山+富士山方面はガスに隠れていますが、北岳、塩見、長野方面は見えました。
涙がこぼれるほどうれしかったです。
仙丈ヶ岳+山梨百名山の標識。
仙丈ヶ岳+山梨百名山の標識。
北アルプス方面。
北アルプス方面。
一瞬だけ、鳳凰三山+富士山が少し顔を出しました。
一瞬だけ、鳳凰三山+富士山が少し顔を出しました。
下りはガス。
まあ、上は景色が見えたのでいいです!
下りはガス。
まあ、上は景色が見えたのでいいです!
七丈小屋で休んで、下山を続けます。
刀利天狗、朝と雰囲気が違いますね。
七丈小屋で休んで、下山を続けます。
刀利天狗、朝と雰囲気が違いますね。
刃渡り、雲の下に出ました。
刃渡り、雲の下に出ました。
自然の造形物?
長い下りを終えて、やっと吊り橋。
良かった〜〜
長い下りを終えて、やっと吊り橋。
良かった〜〜
今日は、ストックを忘れてしまいましたが、笹の平への登りの途中に拾ったこの杖が代わりに支えてくれました。ありがとう!
今日は、ストックを忘れてしまいましたが、笹の平への登りの途中に拾ったこの杖が代わりに支えてくれました。ありがとう!

感想

7月、はじめてこのルートを歩いたときは、暑さでバテた、ずっと真っ白のガスの中を歩いて一日一人にも会わなくてちゃんと帰れるのかということも心配で心細くて、山頂手前であまりにも苦しいので吐きそうになって、楽しいというよりも厳しい、苦しい一日になりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69993.html
その時、良い道だと分かって、そしてこの道の様子も少し分かって、今度は秋にリベンジをすると決めていました。

このリベンジ、というか、7月の苦しみのご褒美をもらいに?、今日行きました。

7月の時と違って今日は青空がたくさん見えて、気温も涼しくてバテることもありませんでした。道の様子を分かっていて、7月はあんなに調子悪かったのにちゃんと帰れたという自信もあって、他の登山者も少しはいて、心細い想いもしませんでした。

ガスが上がってきたときに、また真っ白な山頂か!?と半分あきらめかけていましたが、北沢峠への分岐に着いた時にパッと北岳、塩見岳、仙丈ヶ岳が目に飛び込んできました。とにかく、感激。

標高差も大きいし、距離もあるし、すごく厳しい道だとは今日も思いましたが、刃渡りを過ぎてからの素晴らしい森と苔むした岩、八合目より上のハイマツ帯の展望、登って良かったと思えるのがたくさんありますね。

来年、行けたらまたこの時季に登りたいです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2667人

コメント

良いです、うらやましい
私は、ストックはいらないと思います。
2010/9/29 21:11
ストックは・・・
nanshuさん、初めまして!

コメントをどうもありがとうございました。
昨日は楽しい一日でした。

ストックですが、一律に「いる」「いらない」というより、人ぞれぞれが、危ない使い方をしないという前提で、使う、使わないのを決めればいいと思います。
2010/9/30 9:56
やったね!
黒戸尾根・・・・うらやましいなぁ〜。

早く登らないと・・・だんだん歳をとって歩けなくなっちゃうからなぁ。

来年こそチャレンジしますわ。
2010/9/30 3:11
山梨へ移住したら・・・
kenpapaさん、おはようございます!

黒戸尾根、半端ではない大変さはありますが、ルートとしてはとっても充実しています。
日帰りで歩くのがもったいないくらいゆっくり眺めたいところが昨日もたくさんありました。

賢パパさんのところからアクセスがちょっと遠いですが、山梨に移住してきたら楽ちんですね
2010/9/30 10:01
リベンジされて良かったですね。
C-chanさん おはようございます。

距離、標高、梯子も半端ではない黒戸尾根からの甲斐駒をリベンジされて驚いています。

前回も無事登頂されていますが、ご自分では納得されていなかったのですね。
足の調子が良い時こそ を狙ってリベンジ

頑張った、ご褒美は山頂からの北岳、塩見、長野方面の景色ですね!

感動の涙は素敵です。
2010/9/30 8:32
良いルートです
sumikoさん、おはようございます

昨日は、実は山頂に到着して展望が開いた時にも、それと下山が終わってあの吊り橋に戻った時にもうれし涙がこぼれてしまいました。
やはり7月の時の想いがずーっと心の中に残っていてそこからやっと解放されたみたいな感じです。自分でもちょっとびっくりでした

このルート、すごく大変ですが本当に素晴らしい道です。うまく言えませんが、途中の森の雰囲気とか、あそこの自然にすごいパワーが潜んでいるのを昨日も感じました。信仰の道になったのに納得です。

日帰りするなら、涼しい今の時季がベストだと思いますがsumikoさんとmanabuさんもトライしてみたらいかがですか?
2010/9/30 10:16
ガッツ リベンジ
C-chanさん お疲れ様です、

天候が色々変わりますが、納得出来る日に行って来れて良かったですね

いい調子で歩かれて・・凄いです(゜o゜)
 
 
2010/9/30 12:03
昨日はよかったです
isakiさん、こんにちは!

山梨はザーザーの雨です、isakiさんのところもそうかな?

昨日は、7月と違って気分爽快に歩けました。
満足満足の一日でした

それでも、下山した時、運転が心配になるくらいクタクタ疲れて、ジュースを飲んだりストレッチをしたりしてしばらく休憩してから帰りました
2010/9/30 16:17
またまたロング!
C-chanさん、こんにちは。

黒戸お疲れ様でした。
前回とは打って変わって良い天気でしたね。
白い岩肌には青空は最高ですね

今回は、ここ何回の山行ついた体力も維持しつつ楽しんで登られた様ですね。また2度目なので気分的に違いますね
2010/9/30 13:17
そろそろロングができなくなる季節になりますね
kankotoさん、こんにちは!

本当に昨日は7月と正反対で、天気よし、体調よし、気持ちよく歩けました。

頂上の展望は360度ではなくて180度でしたが、何も見えないと思って登っていたので十分満足しました。

もう冬に向けて少しずつコースの長さ、山の高さを下げる時季になってきましたね。

次の山、リラックス系にしようかな・・・
2010/9/30 16:31
1シーズンに二度も日帰りで・・・凄いですね
こんにちは

私も先月、黒戸尾根から行きました(6月も行ってます・・・)

そして涙・・・恥ずかしながら私もでした
祠が見えてきて、稜線に出て、ああぁぁ着いたと思って
ふと顔を上げて飛び込んできた景色
仙丈、北岳、塩見が見えたときは泣けました 笑
鼻水(拭くパワー無)と汗まみれの顔で他の方には
おっさんの一人泣きはばれていません・・・たぶん
↑余計な話を長々とすみません・・・

天気も景色も道も素晴らしい登山
お疲れ様でした!!
2010/9/30 15:04
to4さんもですか!
to4さん、こんにちは、

8月のレコ、先ゆっくり読ませていただきました。
やはり黒戸尾根は誰もがいろんな不安を抱えて登って、うまく行ったと分かった時に感動するのですね。
うれし涙、私だけでなくてよかったです
私は、サングラスをしていたので、おそらく隠れていたと思いますが、他の登山者に写真を頼んだ時、ちょっと声が震えた気がします

黒戸尾根、夏だと日帰りではなくて1泊した方が多分いいと思います。のんびりお花の写真を撮りながら小屋まで登って、翌朝早く出発してガスが上がってくる前に山頂に立てたら・・・
2010/9/30 16:36
おめでとうございます
C−chan、こんにちは!

黒戸尾根、大変そうでしたが、気持ちの余裕もあり、楽しんで登られた感じがとても伝わってきました

おめでとうございます!というのは、ちょっと変かもしれませんが、素直な感想です^^
それくらい、私も感動したレポでした!

それにしても、速い〜 一人だとペースもつかみやすいですね。
雲上の山頂写真も、とてもきれいですね

南アは実は未開の地なんです。ここ数年は子連れなので、やはり長い歩きがネックに。
少しづつ行けるように、C−chanの記録も参考に計画してみたいです。
2010/10/3 11:35
めでたいか・・・考えてみればそうかも!
kikiさん、こんばんは、

黒戸尾根は、なんだか不思議なところで・・・あの標高差だけではなく、道自体も登る人にはとても厳しいです。でも、それと同時に、心がうたれるほどのパワフルで美しい森、コケ、岩の風景、素晴らしい眺めをごちそうしてくれます。
他のコメントへの返信にも書きましたが、ここは信仰の道になったのに本当に納得です

子供と一緒に歩くと、何があるのが分からないので本当に時間の計算が難しいですよね。
私は大体「自分ペース」× 2 を見積もっています、特に登りの時。

しかし、kikiさんの子供たちがよく歩いてくれるので羨ましいですうちのは、何かご褒美がないとまず歩きません
2010/10/3 21:14
なんてたって黒戸〜
C-chan さま

超々亀芋でございます。

天気も良く、リベンジ大成功に

やはり「黒戸で甲斐駒」、、、芋77富士山に次ぐ大好きなルートです、、、

様々準備万端で臨みたいルートですよね。
登る前の竹宇駒ケ岳神社での77お参り後、渡る吊橋で覚える武者震い 、、、全身鳥肌が (半袖Tシャツ・短パンのもろ肌だからというわけでは

雪の前にもう一度行きたいところです。
2010/10/3 23:32
準備万端
芋77さん、おはようございます

先週、苦しさと楽しさのバランスが、7月の時と正反対でした・・・7月は「楽しさ」がゼロに近い感じでしたからね!

私もすっかりこのルートにはまりました、でもハードなので常に体力維持に気を付けないと

あの吊り橋、結構揺れますよね!
私はそういうのが全然平気ですが・・・

でも七丈小屋手前の垂直な鎖場が怖いです、今回も冷や汗かきました。子供を連れて行けませんね。

雪が降る前だと、後1カ月以内くらいですね。
レポ現れるのが楽しみです
2010/10/4 6:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら