尾白川本谷~甲斐駒ヶ岳ー黒戸尾根
- GPS
- 18:45
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 2,728m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:27
- 山行
- 11:38
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 12:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
ロープを出したのは4回。
2,3,4回の登攀がしょっぱかった。
2回目は大岩を潜った後の凹角の5mも満たない壁。
難しい過ぎてパートナーに登って貰う。
3回目はチョックストーンの脇の貰い岩の登攀。直登かトラバースで迷う。トラバースの方がまだ落ちても大丈夫そうなので選択。ハーケン2枚とカム一つ打ったが、ハーケンは気休め程度… 落ちなくて良かった。
4回目は大滝横の登攀。残置はあったが、その後はランナウト。こちらもパートナーがリード。
その他にも大岩帯をのっこすのに、チムニー登攀等あり、パートナーに登って貰った。
そう言えば、ここもロープを出して貰った。。
2日目はパートナーにロープを持ってもらい、なんだかんだでパートナーがいなかったら成り立たない山行だった。
尾白川は前半はナメ中心、途中から大岩帯と渓相が変わる。
だいぶ高度を上げた所にも魚影が。大滝や魚止め以降にいる魚なので先祖代々いるネイティブな魚なんだろうな。と思うと釣っても食べる気がおきない。(今回は竿を持って行かなかったが)
稜線に出てから甲斐駒ヶ岳への稜線も疲れたが気持ちよかった。普段あまり稜線歩きをしないから縦走を楽しめた。
甲斐駒ヶ岳の山頂は15年ぶりか!?
その後は地獄の下山。五号目までは記憶にあるが、それ以降は睡魔と酷い疲れが…満身創痍。
最後まで歩けてほっとした。
初めての泊まり沢に連れて行ってもらった。
上下ウェット1.5mm
初日、スラブが多かった印象。フェルトで行って良かったような気がする。
最初の方、水流突破して取りつこうと思ったが、水流に押し戻されて無理だった。
次は逆に滝に巻き込まれて吸い込まれる。一生ぐるぐるすることになりそうだったので、ジャンプして敗退。
しばらく何もないところが続いて、そろそろということで、タープ泊。
SOLのシュラフカバーとツェルトに包まって寝る。
寒すぎて、震え続け、ほぼ一睡もできず。夜中に濡れたウェットを着込んで乾かそうとするが、ツェルトの内側が湿るだけ。脱いだ方が良いのか、着た方が良いのか・・・シュラフを持ってくれば良かった。最大の失敗。
2日目
大岩、水線突破するには身体があったまっていないし、無理そう、右のボロボロの壁も階段状だが、落石がすごそう。トラバースもボロボロだが、相方がいく。足が崩れたら落ちそう。ハーケン2+カム1。カムは効いていたが、ハーケンは手で抜けるくらいだった。。
ボルダー的なところも何箇所かあったが、最近のジム通いのおかげで突破できた。
詰めの手前くらいでもうバテバテ。2日間の睡眠不足の影響が大きい気がする。
稜線にでてからさらに500m登り、2000mの下り。
左膝を庇いながら、濡れた沢靴で足の皮はぐずぐず、体力も尽きて、ペースが上がらず。
フルマラソン並みに疲れた下山だった。
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