厳冬 黒負山 山スキーのためにある山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,737m
- 下り
- 1,739m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:15
3.24 590m 大所川横断
5.07 1100m 黒負山北東尾根1100m
6.16 1300m 黒負山北東尾根1300m
7.42 1800m 黒負山北東尾根1800m
8.39 2070m 黒負山
8.52 2070m 黒負山発
9.51 590m 大所川横断
11.15 550m 木地屋集落着
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木地屋からの林道は気温が上がると危険 何が落ちて来るか分からない 林道は深夜か気温が低い条件時のみ通過可能 |
その他周辺情報 | 下山後は糸魚川 すし活で ちらし寿司 |
写真
感想
予想通り黒負山は素晴らしい山だった.黒負山を知る人は余程の通だろう.残雪期の記録はあるが厳冬期に山スキーでワンディした記録は多分無い、この山の北東尾根は取付から山頂まで標高差で1500m、山スキーのために出来た様な尾根だと思っていた.うまくルート工作すれば取付まで登り返し無く豪快なスキーが楽しめる.
仲間たちを唸らしてやろうと今日は大魔人、名人、スズケンを誘って四人で挑戦した.誰もこの山を知っている人はいなかった.深夜11時半に自宅を出て待ち合わせの木地屋へと高速を走らせる.出発は深夜2時半と伝えてある.
1時半頃に木地屋に着くと既に全員集合していた.皆気合い入れまくりだ.準備ができた順に木地屋を出て林道を大所川横断の橋まで突き進む.4kmの林道である.僕が最後尾2時に出たが皆早い早い,全く追いつく気配は無かった.
林道は標高差が50mほどでほぼ水平だが先日の雨で所々雪崩れて固いデブリが嫌らしい,滑れば大所川まで真っ逆さまである.暗くて良かった.随分ハイペースで1時間半弱でようやく大所川を渡る橋に来た.ここが尾根取付ここから山頂まで標高差1500mのラッセルとなる.
名人は先日の大明神で本気で活を入れられ今日は見違える様に変身を遂げていた.先頭でガンガンラッセルして行く。ようやく目が覚めたか、完全復活するだろうか?まだ分からない.大魔人、スズケンもハイペースで僕は最後尾から様子伺いである.
標高1200mから1300mは複雑な地形でここのルート工作が核心部分となる.ここさえうまくこなせば帰りも楽勝だ.今日のメンバーでうまくルート工作出来そうなのは大魔人だけだろう.スズケンには荷が重いし名人はまだ勘が戻ってないだろう.ここは僕が先頭でルート工作をする事にした。
うまく薮をかわしながらほぼ完璧に巻いて1300m地点に着いてもう残り標高差700mアップダウンは無い.高度が上がると徐々にガスが晴れ青空が出て来た.予想通りだ.素晴らしい景色です.今日も来て良かった.標高1800m辺りから向かい風が厳しくなりたまらず全員地獄ゴーグルを装着した.もう大丈夫だ.さあ山頂がドンドン近づいて来る.
キター山頂だ.山頂からは五輪山がひと際大きく見えた.栂海新道も良く見えた.さあ ピークだよ全員集合!!.記念写真を撮ったら豪快なパウダースキーを雄叫びをあげて滑るだけ.素晴らしい,板は良く走った.核心部分のトラバースも快適に滑ってあっという間に大所川まで滑り込んだ.
ウーンマンダム、今日も大満足でした.後は林道を木地屋まで飛ばすだけ.帰りは半分シールで半分は滑りだった.林道を走ってようやく木地屋の車が見えた.
9時間チョイの完全燃焼だった.この山僕のお気に入りとして加える事にしよう.
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