後川〜三国ヶ嶽(三田市・篠山市)
- GPS
- 05:18
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 614m
- 下り
- 597m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:17
天候 | くもり 時々 はれ 一時 小雨 最寄のアメダス観測点『三田』当日の気温 朝の最低気温 -2.8℃ (04:49) 日中最高気温 7.1℃ (14:45) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三田市の最高峰、三国ヶ嶽(比僧山)の東側、三田・篠山市境界の尾根を登る予定でしたが、羽束川の渡渉が障害となりコース変更。 三国ヶ嶽〜永沢寺の山道、車道区間以外は、あまり歩かれる道ではありません。 ■入山地点〜三国ヶ嶽 獣除けの金網フェンスの扉を入山地点としましたが踏み跡等はありません。 植樹林の谷筋より稜線を目指しています。まずは2足歩行+α程度で登れるまでは谷筋を詰め、その後は斜面をジグザグに稜線を目指していますが、辿ったルートは稜線まで2足歩行が困難な急斜面が続きます。おそらく他のルートを選択しても状況は大きく変わらず、稜線にたどり着くには腕力に頼る必要がありました。身の危険を感じる程ではありませんが、安全に辿れるルートではなく、お勧めできません。 一旦稜線に辿り着けば、歩ける状況です。三田・篠山市境界の尾根まで辿り着けば、踏み跡と呼べる状況ではないものの、テープ等の目印もあり、岩場を除くと2足歩行で歩けました。 今回歩いた区間の稜線については安心して歩ける状況で、岩場も特に危険はありません。市境界尾根については、残置テープ等もあり、登る限り迷う心配はないでしょう。 ■三国ヶ嶽〜はなの里展望休憩所 基本的に踏み跡明瞭な山道ですが、一部に解り難くい区間があり、テープ等の目印に頼る必要があります。地形図上の破線道は途切れますが、概ね市境界に沿って踏み跡が続きます。 ■母子・後川・永沢寺・三叉路〜後川奥北尾根 地形図上の破線道に沿って、しばらくは明瞭な踏み跡が続き、やがて踏み跡は弱まりますが、以前はよく歩かれたであろう山道の痕跡?が続きます。踏み跡が希薄で道を見失うような区間もありますが、概ね稜線上に道が続きます。 145鉄塔手前に鉄塔への赤矢印が1か所、鉄塔付近に1か所(144鉄塔を示す物)が確認できましたが、鉄塔管理道として整備されているのかは定かでありません。鉄塔より東側は、おそらく鉄塔建設時に整備された道が車道まで続きます。 【過去の記録】 ■三国ヶ嶽〜峯ヶ畑(乙原岳)〜扶養ヶ岳 (三田市) 2015年01月09日(金) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-572002.html |
写真
感想
歩かれた記録をほとんど見掛けない三国ヶ嶽の東、三田・篠山市境界の尾根筋は歩けそうな雰囲気が続くようですが、羽束川の渡渉が大きな壁となりました。
昨年冬に三国ヶ嶽を訪れて以来、東側よりの登頂を計画し、近くを通る度に羽束川の水位を気にしておりました。昨秋、半月程度晴れが続いた際に見た時には飛び石でなんとか渡れそうでしたが、先日の雨の影響か?目星を付けていた区間も約2m幅の早瀬となっていました。
ゴミ袋を靴に被せての渡渉を試みたものの、足首より上、20兮らずの水位でも、流れの影響は大きく、2・3歩進むだけでも足を取られそうで断念。流れの緩やかなところは浅そうな所でも水深30冂度はあるようで、普通の長靴では無理そうです。
結局、約50分色々な地点で悩みつつも渡渉を断念。おかげで?羽束川の様子がよく解りました。温かい季節に靴を脱いで渡るか、あるいは渇水のタイミングを狙うか…大雨で川床の様子が変わる前に再チャレンジでしょうか?
午後よに歩いた、後川奥地区の北側尾根筋。尾根の北側斜面が送電線となっており。鉄塔管理道となっているとの期待もありましたが、見掛けた鉄塔案内標識は、立ち寄った145鉄塔付近の2ヵ所のみ。
管理道かどうかは微妙ですが、地図上に破線道のある道としては及第点?一部は希薄で荒れ気味ですが、歩ける道でした。
冬の里山用として愛用している派手なオレンジのジャケット…
山中はともかく、里の車道を歩いるとかなり目立つようで、後後川地区で作業中の方に猟師と間違えられました。山から降りてきたので猟師が下見をしていると思われたそうですが、ザックを背負ってカメラ片手の姿に不信感を持たれたそうです(-_-;)
山歩きをしている旨、聞かれるままに歩いてきたルートの説明をしたところ、歩ける道があるのかと逆に質問される始末。山歩きされている方は年に2〜3人しか見掛けないとのことでした。
…その2〜3人の方とは、気が合いそうです☆彡
コメント
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inakabusさん、お疲れ様です。
この日の山歩きは「体力勝負ルート」だったのではないでしょうか。
きっと実際の距離・高低差×2 ぐらいのハードワークだったとお察しします!
でも、他人事でごめんなさいね、拝見していてとてもワクワクするレコで、楽しませていただきました。
スタートの取り付きで手こずったものの、くじけずに別ルートを探し出すあたり、見習いたいところです。
尾根までの壮絶な戦い(!?)も手に汗握るものがあります!
チャレンジ魂、いいですね
私はこの尾根の先端部分、P366に三角点があるので、獲りに行きたいと思っているので、どうしましょうかねぇ・・・三国ヶ嶽方面からの尾根ピストンが無難でしょうか。
篠山市域内のコースも興味深かったです。
播但中央線、また探索したい関電道が・・・
なかなか思いつかないようなコース取り、計画もgoodですね
takatukimakiさんこんばんは。
体力勝負はとなったのは、入山したゲートより市境界の主稜線に辿り着くまでの約40分だけでしたが、歩いた距離500m程度、高低差200m程度のこの区間は二度と足を踏み入れることはないでしょう
P366!やはり狙ってましたか
羽束川さえ無ければ、車道からでも5分程度で届きそうな"点"なんですけど…遠かったです
この辺り、毎月のように車では走っているので、度々川の様子を伺っているのですが、半月程度雨が降らないようなタイミングだと、あまり苦も無く渡れそうなんですよね〜
先週のtakatukimakiさんのレコに触発され歩いてみたものの、今回はタイミングが悪かったようです。無理をすれば渡れそうでしたが、無理をしなかったおかげで?谷筋を上り詰める訓練ができました
播但中央線、東播線の一つ北側の送電線ですが、能勢方面ではよく見掛ける路線ですが…
『行ってこい』が多そうな追いかけ難い路線のようです
ただ、地形図上には断片的に『関電道』と思われる破線が見られる気になる路線です
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