小遠見山(五竜は現れず・・・）

2016年02月02日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.4km
• 登り: 479m
• 下り: 555m

コースタイム

08:50 地蔵ノ頭 08:55
10:15 小遠見山 10:25
11:00 中遠見山手前 11:05
11:35 小遠見山 11:50
12:45 アルプス平駅

天候

曇り（天気予報は晴れだったのですが…）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

03:30 自宅 04:00
04:25 八王子インター 04:25
06:25 安曇野インター 06:25
06:55 すき屋 07:20
07:55 五竜スキー場 08:20

写真

2/2 8:57

白馬五竜スキー場のテレキャビンに乗りさらにリフトを乗りついで地蔵ノ頭のふもとから登山は開始となります

2/2 8:58

バックカントリースキーヤーに注意を促す看板脇を通っていよいよ登山道です

2/2 9:14

樹林帯はうすいトレースがあったものの抜けるとノートレースでふかふかゾーンに突入です

2/2 9:17

今日はほんとは晴れ予報だったのですが…

2/2 9:21

そのうち晴れてくるだろうとラッセルしながら先を進みます

2/2 9:35

うっすら見えるのは大遠見山かな？

2/2 9:39

これから歩く稜線が見えます

2/2 9:45

尾根の左側には大きな雪庇が張り出しています

2/2 9:47

ルートファインディングがとても困難でした

2/2 9:54

今日の相棒は弟でしたのでラッセルに疲れた時は前を歩いてもらいました

2/2 10:02

ここはいったいどう歩けばよいのか？
冷静にそんなことを考えながら歩いていました

2/2 10:04

まるで波のようだ！
一瞬そんな錯覚に陥ります

2/2 10:06

今回の目標地点であった大遠見山が見えました

2/2 10:08

シュカブラは冬の造形美

2/2 10:11

右の雪庇に気をつけて歩きますが逆側を歩くと新雪に埋まりますので絶妙なラインをとって歩きます

2/2 10:16

小遠見山山頂に到着です！

2/2 10:25

ここは外国かと思うほど外人しかいませんでした(笑)

2/2 10:25

さてとりあえず行けるとこまで行ってみようということになりました

2/2 10:32

恐怖のポイント！
初めて歩いていたところの雪庇が崩れ落ちました

2/2 10:32

この手前の個所ですが一瞬固まってしまいました

2/2 10:39

そして中遠見山まで登っていきます

2/2 10:42

いい雰囲気のところもひたすらラッセル

2/2 10:52

そして今回の核心部
雪庇が右にも左にも張り出していてトルネード状態
いったいどこを歩けばよいのか真剣に悩みました

2/2 11:03

弟は手前で待たせましたがここから先は危険だと判断し下山することにしました

2/2 11:04

なにしろこの先がどうなっているか検討がつきません

2/2 11:13

後続の外人の方は我々をこえて先に行きましたがこのあとどうなったかわかりません・・・

2/2 11:17

我々は無理をせず勇気ある撤退としました

2/2 11:31

結局大遠見山どころか中遠見山までもたどり着くことができませんでしたがなんだか満足感でいっぱいでした

2/2 11:50

小遠見山まで戻ってお昼を食べ下山となりました

2/2 12:33

リフト最上部にスノーボードをデポしていた弟とはここで別れて下で合流することとしました

2/2 12:33

しかしこのリフトは下山は禁止とのことで結局アルプス平まで歩いてくだりそこからゴンドラでおりました

2/2 15:10

帰りは温泉に入りいつものそば庄さんで天ざる蕎麦大盛をいただきましたがこれがほんとに美味なんです

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

star

雪をまとった五竜岳をまじかで見てみたい！
これが以前からの思いでした。

秋には八方尾根から五竜岳まで登ったことがありましたが遠見尾根は初でした。
思っていたよりもよいルートでしたが登ってくるのはバックカントリーの方のみ。
我々以外に登山者はいませんでした。

先週の武尊山も素晴らしかったのですが、やはりここは北アルプス。
スケールが違いすぎます。
何しろ雪庇の大きさがまったくの別物。
冬にしか見れないこの雪庇にはなんだか魅かれるものがあります。

そんな雪庇を横目に、パウダースノーをラッセルして登っていきます。
弟もだいぶスノーシューの扱いに慣れてきたようです。

小遠見山を越え進んだ先は、見たこともない雪庇の登場です。
いったいどこを歩けばよいのかわからずに、一歩一歩慎重に進みました。
さすがに危険を感じ今回はここまでとしました。

今回の敗因は夏道を歩いたことがなかったこと。
やはり雪山に入る前には一度夏山でルートを確認しておくことが必要だなと思いました。
地形を把握しておくことが自分の身を守るために必要ですね。

今回は五竜岳に見えませんでしたが、また近いうちにリベンジしたいと思っています☆