阿弥陀岳南陵
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
天候 | 2016/2/6(土)曇り晴れ間あり 2016/2/7(日)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山岳会メンバーと阿弥陀岳南陵へ。
初の冬季バリエーションであり、パーティーの皆様に連れていってもらった山行でした。
2016/2/6(土)
・舟山十字路〜旭小屋:平坦な登山道。雪は少ない。
・旭小屋の裏手の斜面を上がり尾根に乗る。沢のツメのよう。雪が少ない為、所々凍っており、雪のある場所を選んで進む。今回は斜面の西寄りを選択した模様。
・旭小屋〜立場山:降雪はあるが、トレースがはっきりしており、なだらかな登り。
・青ナギ:トレースがあったため問題なく通過。東側の斜面を見て「滑りたい」とワクワクするCL。
・無名峰:青ナギの後のなだらかなピーク。阿弥陀岳が見渡せる。P1は気付かず通過。
●幕営
・P1-P2間のコルで幕営(先行1パーティのテントを見て、今越えたのがP1と把握)
・風下側の斜面を切り崩し、6テン設営(1時半程度で完成)。トイレ3基も完備。
・ソロの方含め、全部で6張。大盛況。
・石狩鍋が美味しかった。雑炊を食べ損ねたことが心残り。
2016/2/7(日)
●出発〜P2〜P3〜P4〜山頂
・ガチャ類、ヘルメット、アイゼンを装備し出発。
・全員の準備がスムーズだったため、10分前倒し、6:50幕営地出発。この10分が大きな差となることを後ほど痛感する。
・P2:尾根を避け西側を巻いて進む。
・P2〜P3取り付き:片足分程の足場のトラバース。雪は少ない(もふもふではない)が岩肌は見えない程度。黒い細い鎖が見えていて、アイゼンのひっかけに要注意。取り付きでは、この鎖orリングボルトからのスリングにセルフをとった。
・P3:先行パーティの最後2人が登り始めるところだった。セルフを取って準備&待つ。
2パーティーに別れて登攀。
1:PikkuMyy−yachimayu−smg
2:kenzo−dsk1126
PikkuMyyちゃんリード。取り付きにはリングボルトあり。2ピッチだと思っていたが、先行パーティに合わせ、途中でピッチを切ったらしき(25mくらいか)。kenzoさんはスノーバーで支点確保。2ピッチ目終了は、右側の木にスリングをかけて。
・3ピッチ目は草付きが混じり、バイルが刺さらず焦る場面も。SLの言うとおり草が見えるということは土が近い為、刺さらなくて当たり前。
・自身は2番手でタイブロック使用で登る。
・P3登り切った直後の尾根上は雪庇側に行かないよう注意を受ける。気は抜けない。
・P4:少し急な登り程度。雪が付いていたため問題なく通過。
・山頂直下:kenzoさんにロープが必要か聞かれたが問題無さそうだったため、ロープ無しで通過。所々ダガーポジション使用だが、「壁」というほどの斜度は感じず。
●山頂
・数パーティーおり、大盛況。晴天の中、富士山も良く見えた。
●下山
・もふもふと急斜面を下る。不動清水以降はなだらかな登山道。気温も上がり、暑いくらいだった。
<感想・反省点>
・寝不足と極度の緊張の為、パーティーのスピードを下げてしまう。終始気遣ってスピード調節してくれたCL、SLに感謝。
・テン場でも一足先に床に就かせてもらう。夕食の後片付け、水作りに参加せず、申し訳ありませんでした。
・最初は興味本位だったアイスクライミングだが、やっておいて良かった。が、やはり登りが遅く3番手のsmgちゃんを待たせてしまう。申し訳ない。
・登攀部での待機はとても冷える。今回のような好天でも指先・足先が冷えて固まってくることを実感した。(ポケットにカイロを入れておけば良かった)
・ザックのウエストベルトの位置が悪く、ガチャ操作に戸惑う。狭い位置(下半身を動かせない姿勢)でも操作できるよう要修正。(というか、なんでチェストハーネス持っていかなかったんだ、自分(泣)←アルパイン慣れしていない)
今回、当日までに様々なことがあった。
結果として、パーティーの皆のおかげで無事に下山できたが、個人的には色々な反省が残った。
また、技術的に足りない部分も浮き彫りになった良い経験だった。
柔軟に対応できるようメンタルを鍛えねば。
皆様、本当にありがとうございました!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する