ピーカンの西穂高岳(新穂高からテント泊ピストン)


- GPS
- 06:50
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,599m
コースタイム
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 5:17
天候 | <1日目> ・天気:晴れ ・風:ほぼ無風 ・気温:平均1度 最高5度 最低-1度 ※薄手のフリースを腕まくりするくらいの暖かさ! <2日目> ・天気:晴れ→10時過ぎから曇り ・風:終始10m/s、時折15m/s程度の西風。 ・気温:平均-9度 最高-3度 最低-17度(!?) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・駐車スペース25台程度。8時到着時は、ほぼ満杯 ・長野道松本ICから60km超。 ・安房峠の旧道は冬季閉鎖。有料道路は普通車750円 ・安房峠トンネルを過ぎると雪道だった ・新穂高ロープウェイは乗り換えあり。 ・往復2900円。6kg以上の荷物は片道300円の荷物券が必要。 ・ロープウェイの始発は9時(冬季) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<西穂高口駅〜西穂高山荘> ・テープ、標識等多数。 ・樹林帯のアップダウンの後、そこそこの斜面を一気に登り、山荘に至ります。 ・山荘まで樹林帯の中。 ・今回はトレース完璧。行きはツボ足で行きましたが、雪が締まって急斜面は滑りやすかったです。帰りはアイゼン。 <西穂高山荘〜独標> ・さえぎるもののない吹きさらしの稜線。 ・山頂手前100mくらいまでは、なだらかで広い稜線。 ・山頂手前100mくらいは、急斜面のトラバース、急斜面の直登。 ・今回はトレースあり。広い稜線にはところどころ目印あり。 <独標〜西穂高岳> ・細い稜線歩き。 ・急斜面のトラバースや細いリッジの連続。 ・ピラミッドピークの直下は特に急で、下山時はクライムダウンが必要。 ・西穂の直下も勾配が急ですが、ピラミッドピークほどではありません。 ・今回はトレースあり。急勾配の斜面もステップが切ってありました。ありがたく使わせていただきました。 ・ピークを行くルートとピークを巻くルートとにトレースが分岐している箇所がありますが、今回は、巻くルートの方が難しい感じでした。 全般的に、岩は雪に埋もれていてアイゼンが良く効き、歩きやすかったです。 |
その他周辺情報 | 西穂高山荘のテント場 ・一人一泊1000円 ・水場なし。 ・水は、ペットボトル500mlが300円 ・ビールは350mlが500円(スーパードライのみ) |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル Haglofs ロック スピリット ジャケット(今回使わず)
ソフトシェル ptagonia ナノエア フーディ
インサレーション mountain hardwear ゴーストウィスパラーダウンジャケット
インサレーション Mountain Equipment パウダーパンツ
ベースレイヤー ibex ウーリーズ150クルー
ミドルレイヤー Arc'teryx Stryka フーディ
アウターパンツ finetrack エバーブレス フォトン パンツ
パンツ the north face バーブパンツ
タイツ monbell ジオライン ミドルウェイト タイツ
インナーグローブ マッキンリー インナーグローブ
アウターグローブ monbell Outdry レイングローブ
ウィンターグローブ Black Diamond ソロイスト ロブスター(今回使わず)
ゲイター Outdoor Research クロコゲイター
ザック Gregory バルトロ65
サブザック Gregory フューリー25
シューズ Scarpa モンブランGTX
アイゼン Black Diamond セラッククリップ
ピッケル Black Diamond ベノムアッズ
ストック Black Diamond トレイル
わかん エキスパートオブジャパン スノーシューズ
テント monbell ステラリッジ2型
シュラフ ナンガ オーロラ600DX
スリーピングマット Klymit イナーシャ オゾン&サーマレスト Zライト
Dice スノーボード用ゴーグル
ヘルメット Black Diamond ハーフドーム
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感想
週末は天気悪く、行くならこのタイミングしかないっ!と、思い切って行ってきました。
最初は、上高地から登ろうかとも思っていましたが、前日に山荘に問い合わせたところトレースは無さそうだったので、無難にロープウェイからのルートを選びました。
甘く見ていて、ゆっくりと現地入りしましたが、駐車場は既にほぼ満杯で、ぎりぎり停めることができました。
中国人観光客が多く、始発には乗れず、臨時便の次便で、登山口まで。想像以上に暑く、早々にフリース一枚になりました。
今回はテント泊でしたが、山荘までの距離が大したことないことから、水やらなんやら大荷物を運びあげましたが、それでも1時間半もかからず到着。
さすがにこれだけの運動量で食っちゃ寝するのは気が引けたので、丸山まで偵察に行こうと、軽装で出発。
しかし、丸山はあまりに近すぎて、結局独標まで歩いてしまいました…。
1日目はとにかく暑く、稜線上では腕まくりする位でした。
2日目。落ち着いて歩きたかったので、5時過ぎにには出発。
天気予報だと風は穏やかでしたが、結局、ほどほどに強く冷たい風が終始吹き続けました。
山頂一番乗りかなと思ったら、独標には既にカメラマンが一人いました。
ここからが今回のメインディッシュ。
ピークに向けて突き上げていく感じは、独標への登りほどではありませんでしたが、痩せ尾根が続き、またトラバースも軒並み急斜面で緊張することが多かったです。
特にピラミッドピークへの最後の10mの直登は、ほぼ垂直で、下りは結構緊張しました。
逆に西穂への最後の急登は、ステップが切ってあったこともあってか、さほど難しさは感じませんでした。
西穂は(当然ながら)一番乗り。充実した時間を過ごせました。
下山時には雲が広がってしまったので、早出は正解だったなあと思います。
次は、木曽駒を登りたいと思います!
hankypanky さん、こんにちわ♪おひさしぶりです(*^^*)
ついに西穂登頂おめでとうございます!
今シーズン一の晴天だったのでは??
いいな〜(>_<)!!最高の景色をありがとうございます☆★☆
わたしは今年は独標までで精一杯でした(>_<)
独標の下り、もっと難しいところにたくさん行ってるはずなのに慣れないクライムダウンをしてみたら恐くなっちゃいました…
あせらず自分のペースでいつか西穂、目指したいです♪
てか、中国人多かったですね〜!!日本なのになぜかアウェイ感という…
理想的なステップアップをしてて素晴らしいですね(>_<)
お互いこれからも安全登山を目指しましょう〜
背中を後押ししてくれるような最高のレコをありがとうございました!
コメントありがとうございます!
treetop83さんもあちこち行かれて充実した冬山シーズンを過ごしてますね!
八ヶ岳縦走は残念でしたね…。私も1月に縦走したときは大ダルミの強風に心折られましたヽ(´A`)ノ
木曜日は、間違いなく今年一番の天気でした。
金曜も風は強まらない予報でしたが、結構強くて、雲も予報より早く広がってしまった気がします。まあ、それでも条件としては、すごく良かったですヽ(^ω^)ノ
独標の直下は、独標から先の難所と同じくらいの難度と感じました。
独標から先は、怖いところもありましたが、アイゼンワークの良い勉強になりました。
ピラミッドピーク直下もクライムダウンが必要ですが、雪だと足元がわかりづらいですよね・・・。
treetop83さんのレコ、楽しみにしていますので、今後ともよろしくお願いします!
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