本沢温泉＆硫黄岳

2016年02月11日(木) ~ 2016年02月12日(金)

• GPS: 24:20
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,364m
• 下り: 1,348m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:25
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:31

距離 5.9km 登り 610m 下り 91m

12:48 ミドリ池入口
13:32 こまどり沢 水場
14:06 14:10 しらびそ小屋
14:12 14:13 ミドリ池
14:20 中山峠・本沢温泉分岐
15:08 15:09 本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)
15:19 本沢温泉

2日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:15
• 合計: 5:48

距離 11.3km 登り 752m 下り 1,277m

7:15 本沢温泉
7:25 7:26 本沢温泉野天風呂
8:08 8:09 夏沢峠
8:14 8:24 ヒュッテ夏沢
9:14 9:20 硫黄岳
9:53 9:57 ヒュッテ夏沢
10:00 10:01 山びこ荘
10:23 本沢温泉野天風呂
10:33 10:39 本沢温泉
10:45 本沢温泉方面分岐(みどり池方面分岐)
11:32 中山峠・本沢温泉分岐
11:38 11:39 ミドリ池
11:42 12:24 しらびそ小屋
12:38 こまどり沢 水場
12:59 13:02 ミドリ池入口
13:03 ゴール地点

天候

初日は暑いくらいの快晴
2日目はガス＆強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みどり池登山口に停めました。道は除雪されて通行容易でした。

コース状況／危険箇所等

全般的に危険箇所無し。その日のコンディション次第ですが、夏沢峠から硫黄岳山頂までは強風、およびガスによる視界不良に注意です。

写真

楽しいスノーワインディング。みどり池登山口までの道はしっかり除雪してありました。

快晴。汗だくになる事が確実な陽気の建国記念日。

やや？　なんかキラキラ。

雨氷でした。

新芽をつけた枝をキレイにコーティング。

しらびそ小屋。やけに賑わってるなと思いきや、聞けば遭対協の合同訓練だったんだとか。お疲れさまです。

青空に天狗の稜線がくっきり。
今日は風もなく、最高の登山日和ですね。

どんどん歩を進め、本日の宿の本沢温泉に到着です。

小屋泊者は10人弱だったでしょうか。個室に空きがあるとの事でしたが相部屋に。十分すぎるほどガラガラでした。

荷物を整理したらさっそく野天風呂へ。

キター!

雪を見ながら、熱い温泉に冷えたビールが最高。ここはヌルい湯温が残念な記憶だったんですが、この日はお湯が熱くてナイス。

満足。

野天風呂から小屋に戻るとちょうど夕食時間でした。計算通り。

食後は談話室でまったり。鋳物の重厚な薪ストから薪の爆ぜる音が心地よい。

さてそろそろもう一つの温泉へ。冬期のみという石楠花風呂へ向かいました。こちらのお湯は茶色い濁りで鉄分たっぷり系。

風呂から小屋に戻る途中、上を見上げると満点の星空。

「明日の硫黄岳も晴れるといいなぁ。」
と思いつつ、寝床につきました。

朝。今日もいい天気です。が、木がざわめいて、昨日よりは風がありそうです。

朝食。

凛とした空気。小屋を発ち、夏沢峠へ向けて歩き始めます。山の稜線の向こうではもう朝日が上っているようです。

朝日！硫黄の山肌から朝日がお目見え。今日もいい天気をお願いしたい。（お願いしたかった...）

小屋仕舞いした山びこ荘の壁にかかっていた温度計はマイナス8度。この標高でマイナス8度とは暖かい。

あれれ？急にガスってきたぞ。

硫黄岳はだだっぴろいガレ場が広がる山。以前夏期に来たときは晴天だったため、ケルンのありがたさを実感することはなかったのですが、今日はちゃんと実感しました。

いやはや、ようやく到着した山頂は、まっ白で何も見えず。それでも到着しただけで良しとしよう。

まっ白な中に一瞬だけ、硫黄岳の爆裂火口が見えました。

チラホラ現れる登山者と言葉の無い挨拶を交わし、下山する事にしました。

ほうほうのていで夏沢峠まで下山。

当初予定ではここから天狗を越えて、中山峠から下山する予定でしたが、これ以上は無理と判断しました。

お世話になった本沢を通過してしらびそ小屋に。

席に付き、窓から見える天狗の山頂付近は荒れ模様でした。

強風の中でも活発に活動中。いろんな種類の小鳥たちが飛んでくるんですね、ここは。

カレーライスを注文。

食後にはホットコーヒーでホッ。

下山後、遠くから見た八ヶ岳は、雲の巣の中でした。

感想

momopapa

初日。
暑いくらいの陽気で、本沢までのスノーハイクを堪能。道中、キレイな雨氷に癒されつつ。本沢到着後は早速野天風呂へ。風が無かったため脱衣所の無い野天での着替えの危険度は低く、またこの日は湯温が高めでラッキーな日でした。夕食後は暖かい薪ストのある談話室でまったりし、もう一つの茶褐色の温泉へ。星空がキレイでした。

2日目。
朝晴れているものの風を感じます。夏沢峠から硫黄へ向かって森林限界を越えたあたりから強風突風の嵐。しかもガス。なんとか登頂できたものの、予定していた天狗はとりやめて下山しました。

途中、しらびそ小屋で癒されました。