谷川岳 トマの耳 女性スキーヤーのシュプールに感嘆
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- GPS
- 05:20
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 769m
- 下り
- 758m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き 上毛高原駅8:00発谷川岳ロープウェイ駅行き 帰り 谷川岳ロープウェイ駅16:00発上毛高原駅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
先行者のラッセルのおかげでトレースがはっきりありました。 尾根道で1カ所急な所がありました。帰路下りは気をつけて下りるべきでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
今年2度目の山行は、1月に続き谷川岳に行きました。
上越新幹線で上毛高原まで行き、駅前から8時丁度発の谷川岳ロープウェイ駅行きに乗り込みました。
今回もバスに乗り込んだのは小生一人。
天神平を出発する時間を少しでも早くしようとバスの中、ロープウェイの中でスパッツやピッケルの準備をしました。
ロープウェイの天神平駅を下りると出発の準備をしている人達でごった返していました。ざっと30人。平日を選んで来ているにもかかわらずこの人数とは、小生の見通しを越えた人気の山なのでしょう。
スキー場下でアイゼンと輪かんじきを装着。
何のことはない1月より5分遅れての9時30分出発となりました。
快晴の空で谷川岳山頂がスタート地点からもはっきり見えました。
登山道入口すぐのスキー場脇の登りは、行きはほとんどの人が踏み跡をたどって歩きそんなに荒れていません。しかし、帰路下る時は好きなところを歩く性なのか、雪が緩むためなのか幅広く踏まれていてしかも締まっていないので歩きにくかったです。ここの下りが唯一雪山らしいとも言えます。
先行者のラッセルのおかげでトレースはしっかりしていました。ステップによって深く踏み込まれ締まった所と踏むと沈み込む所がありましたが、総じて歩行に困難を感じるところはありませんでした。
トレースは当然一人分の幅しかありませんから前の人に追いついたらその後を歩くか、声をかけて先に行かせてもらうしかありません。
ただ、トレースから脇によけてもらう場所はどこでもいい訳ではないようです。
今回、尾根道で立ち止まっていた先行者に道を開けてもらった時、先行者が脇の雪に踏み込んだ瞬間股下まで踏み抜いてしまいました。木の幹の所でしたので雪の下が空洞になっていたのかもしれません。道を譲ってもらったこちら側も驚いてしまいました。
今回は登りは飛ばしました。先行者に声をかけて先に行かせてもらいました。追いついても列が長くなっていると先に行けず後を歩くしかない場合もありました。山道の追い越し、特に雪道での追い越しはタイミングが難しいと感じました。
熊穴沢避難小屋を過ぎると本格的な登りになります。雪の表面は幾分堅くなり輪かんじきの必要は無くなりました。と思って天狗の留まり場で輪かんじきを脱ぐつもりでいたらそこから先は再び踏み跡がある雪道となりました。輪かんじきは直登の登りが始まる所くらいまで付けていました。
天神ザンゲ岩が上の方に見える直登の坂は雪の表面が薄く凍結している様な箇所もあり、アイゼンが効きました。
標高1800m付近から肩の小屋が見える様になる1900m近くまでの直登です。ここを登り切ればという思いで足を進めました。前半を飛ばしたせいか登りになってからはかなり足に疲れが出ていました。
肩の小屋前まで行ってみましたが、そこからトマの耳への踏み跡はありませんでした。山頂に向かって雪の上を歩き始めましたが脛くらいまで沈み込むので、途中から直登路からの踏み跡に合流して歩きました。
山頂に向かい始めると冷たい風が強く吹いていました。風を押してトマの耳。
山頂で恒例にしている記念撮影をしようと三脚を設置しましたが風で倒れてしまうので、山頂にいる人に頼んでシャッターを押してもらいました。
山頂からの風景をカメラに収め撤収。それでも20分以上山頂にいました。
山頂の寒さはかなりもので、カメラを操作するためアウター手袋を脱いでいた右手の指はしびれてしまい、1日経った今日もまだしびれが残っています。自分が感じている以上に温度が低いのだということは忘れずにいたいと思います。
肩の小屋まで下りてくると風はほとんど感じませんでした。
外のベンチに腰掛けて遅めの昼食。今回は菓子パン2個。
下りは雪上のアイゼンも効きも良く快調に下りてきました。
それでも後から来る若者に道を譲ることもあり、思った程ペースは上がっていなかったようです。
天狗の留まり場で撮影休憩中、山頂方向にカメラを向けるとスキーで滑降している人が見えました。
登りの途中でスキーを担いで登っている女性を追い抜きました。その際、どこから滑るのですかと聞いたら肩の小屋下辺りからと返事がありました。天狗の留まり場まで滑り下りてきた女性に声をかけると先ほどの方でした。きれいなシュプールでお見事ですと声をかけました。
熊穴沢避難小屋を過ぎてしばらく行くと急な下りがありました。多分冬道特有の尾根通しの道のためなのでしょう。かなりの急坂で慎重に下りたつもりでしたが途中で足を滑らせ少し落ちました。ステップもない雪の下りなので気を付けようがないかもしれませんがせめて落ちないようにしたいものです。
天神平への最後の下りは冒頭でも書いた通り歩きにくく、疲れもあってなかなか進まない感じでした。
最後に、今回の山行の感想。
トマの耳往復5時間20分の山行でした。撮影で停滞した時間を除くと、登り約2時間、下り1時間25分。夏道の標準時間より速く歩いています。これはラッセル済みのトレースのおかげであることは間違いありません。雪山歩きがこんなに楽でいいのかとという思いもした山行でした。
kanao_yさん、こんにちわ!
スキーで滑ってきたところ、声をかけていただいた者です^^
青と白の谷川岳、本当に最高の1日でしたね。
私もがんばって登ったかいがありました。
写真も撮っていただきありがとうございます。
本当に気持ちイイ1本で、滑りきって感動しきりのときにkanao_yさんに声をかけていただいて、喜びを共感できて嬉しかったです。
またどこかのお山で会えますように^^
じゅんPさん、どうも。
きれいな谷川岳を体験できていい日に歩けました。
滑っているのを見つけた時にはすごいなあと感嘆しきりでした。
本当にきれいなシュプールでした。
またどこかで会えればいいですね。
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