児島半島ロングトレイル(鷲羽山・龍王山・仙随山・高望台・岩滝山・王子ヶ岳・宮田山・神登山・地蔵山・臥龍山・大仙山・十禅寺山・大乗権山・金甲山・天目山・剣山・貝殻山・三頂山・八丈岩山)
- GPS
- 33:57
- 距離
- 84.9km
- 登り
- 3,965m
- 下り
- 3,945m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 10:48
- 山行
- 10:24
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 11:14
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 11:37
天候 | 2/21晴れ 3/11晴れ時々曇りのち雨 3/26晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3/11 3/26 小串スポーツ広場に一台デポ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【久須美鼻】久須美鼻灯標前をスタート地点とする。潮の干満に注意。お不動さんで安全祈願して出発【鷲羽山】いくつかルートがあり、穴場稲荷から直登もできる。瀬戸大橋も含めた展望は絶景だ【風の道】下津井電鉄の軌道跡地がウォーキング・サイクリングコースとして整備されているので利用させてもらう。とても気持ちの良いコースだ【龍王山】いくつかルートがある。朝日観音、ミニ西国三十三箇所霊場廻りなど見どころは多い。頂上からの景色は素晴らしい【扇池】鷲羽山スカイラインより巡視路に入り、扇池へ抜ける。その後中山公園を経由しながら市街地を横断する。天下一品で昼食【鴻八幡宮】八幡宮裏の尾根を登っていく。昔はよく利用されていたらしいが、今はほぼ廃道となっている。(この尾根には大祥稲荷からも上がれないことはない)登りきると中山四等三角点があり、さらに進むと高須山如来堂へ出る【仙随山】残土処理のダンプが走る林道を歩き、仙髄山を一登りして池のほとりに出ると、車道を歩いていく【高望台】竹の旗竿に日の丸がはためいている。新春だけかとおもったが、本日も見れた。展望は良い。傾斜の急な道を下りていく【岩滝山】ルートの都合上北側より入っていく。手入れされた登山道に合流し、鳥居、獅子岩を経て岩滝山山頂へ至る。切れ落ちた岩場があり、絶景が広がる。下山は東の尾根へ進入していく。道はついておらず目印も無いが、倒木や枝の薄い場所を適当に進む。しばらく進むとなんとなく踏跡があるように見える箇所も増えてくる。途中南麓への枝尾根ごとに下山道があるが、1番東へ伸びている尾根を下りる【保安林管理道】山火事防止の為に整備されてある舗装路を歩く。車両は進入禁止となっている。景色よく気持ちよく歩ける。【相引池】池の畔を廻り、50mほど藪をこいで、無理やりザレた山肌の稜線に上がる。相引池南の池からは簡単に登れる道もついている。稜線に上がれば道はあり、東の池におりる分岐等もある。王子ヶ岳レストハウスまでで一日目終了。ここまでおよそ距離29km標高差1100m 【王子ヶ岳】桜園地方面の大岩を訪ねてから、ニコニコ岩経由で下りる【宮田山】キャンプ場裏から登る。八幡宮からの道と合流して、ザレた斜面を上がっていく【神登山】巡視路岩尾根ルートを上がる。頂上芝生広場は展望よく気持ちよい【地蔵山】御前八幡宮裏より登らせて頂く。途中不明瞭な箇所もあるが、やがて巡視路に出合う。東へとるとすぐに鉄柵のある八畳岩に出る。視界が開け三井造船方面の展望が広がる。反対側、ピークを越えた南面にも展望岩場がある。ルートは北へ下り巡視路を行く【臥竜山】展望よい岩場が各所にあり楽しめる。3月は一面のフサアカシアがキレイだった。山頂を過ぎると北へ巡視路を下りる【大仙山】商店街で物資を補給し、ミニ四国霊場の石仏群を辿りながら登る。登りきると眺めの良い磐座があり、さらに進むと道は88番の石仏で終了となっている。88番より手前に尾根を外れ北の鞍部へ下りる場所がある。獣道のような狭さで見つけにくい。ここからは不明瞭・ヤブコギ箇所がある。鞍部から104ピークへ登ると東へ尾根を辿る。なんとか抜けると林道に出る。少し歩くとすぐに玉野GCへ至る車道に出合う【鳴滝本村三角点】大池の畔を歩いて廃道を進んでいく。道は無いと言ってよく、藪コギも多い。通常は玉野GCに至る車道に出た時点で、麓に下ったほうが無難である【深山公園稜線】R30沿いつつじの丘P付近の敷地外から入っていく。大きなシダが生い茂る古代の森のような雰囲気の場所を進み稜線に出ると、一旦南の展望岩場を訪れてから戻り、枝尾根をR30方面へ下りる。伊達池手前、テニスコート駐車場までで二日目終了。第二区間はおよそ26km標高差1100m、ここまで計55km標高差2170m 【伊達池】遊歩道を抜けていく【十禅寺山】夏は笹が繁っている箇所があったが、地籍調査か地区の方かが手入れされた様で刈り払われていた。日吉神社に立ち寄るのを忘れていたが、雰囲気が良いので訪れてもよい。神社を過ぎると古い農作業道に出る【大乗権山】農作業道から途中右手の森に入り、大藪方面へ少し戻ると巡視路があるので登っていく。鉄塔を過ぎしばらく進むと197ピーク(横尾山?)で向山と大乗権山との分岐がある。(向山方面への道はだんだんと不明瞭になり消える。無理矢理下りると中池からの農作業道へ出る)今回は大乗権山へルートをとり、竹林などを経由して尾根を進むとやがて巡視路に出合う。巡視路は東西2本走っており、東の中池へ下りるルートを使う。西の大乗権山山頂を経由して北に下りるルートは、下りの巡視路が荒れており、藪漕ぎが必要となる【金甲山】庄公園前の県道405を西に歩き、広木2段池を経由するとそのまま巡視路に出る。上ると、金甲山への舗装路(車止めがあり車両は通れない)に出て、少し歩くと、またすぐに巡視路が見つかる。階段の無い急登を上がる。鉄塔を過ぎると道は整備されておらずだんだんと不明瞭になり、かるく枝を漕いで進む。登りきると再び舗装路に出る。金甲山頂上を往復し、車道を下りていく。下りに使う車道は車が多いので注意。東光寺山付近のカーブから尾根に入り西の舗装路まで林の中をショートカットする。車道に出てたら長谷池まで歩く【飛天目・天目山】沢筋より尾根に登り天目山へ直登する。尾根に上がってしばらくはよいが、ほどなく雑木が行く手を遮り、藪漕ぎに難儀する。ルート中最も藪が酷い。数年前はもっと藪が薄い印象を持っていたが、濃くなっている気がする。ルートとして成立するとは言えず、改良の余地あり。登りきるとガードレールが見え、飛天目の真下あたりの車道に出る。天目山で小枝や花粉まみれになった身体をリセットする。展望休憩園地を一周して車道に向かう【剣山】野営場へ下りる道の横から尾根道へ入り、山頂過ぎの岩場までをピストンする。帰りは小ピークを経由して池を巻き、キャンプファイヤーの広場から車道へ上がる【貝殻山】休憩舎と、眺望の案内板が無くなっていた。思い出があっただけに残念だ。休憩スペースの壁すぐ横から小径へ入り、市境界線にそって尾根を歩く。畑山峠で車道を渡り、また向かいの小径へ入りしばらく進むと、三頂山の駐車場へ出る【三頂山・八丈岩山】三頂山に立ち寄って、八丈岩山を過ぎ、気持ちの良い尾根を下りる。ベンチがあり、右奥に立石へ下りる分岐がある。立石見学の往復して、キツイ階段の下りが終わると、池の道を辿り車道に出る【米崎灯台】小串スポーツ広場前の車道を歩いて漁港を通り、海岸を歩く。干満に注意が必要だ。途中2箇所ロープで崖を登る場所があり、最後は切れ落ちた崖沿いを登っていく。木立の向こうに米崎灯台が表れる。第三区間はおよそ30km標高差1300m、ルート合計は84.93km、累積標高3498mだった。 ※追記 ↓2017 4/16 藪漕ぎと車道歩きを回避し、第三区間を歩きなおした。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1108515.html ------------------------------------------------------------------------------ 【NEXT】→ 操山・芥子山・岩倉山・新庄山 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2737248.html |
写真
感想
数年前より計画していた、鷲羽山から小串まで縦走する瀬戸内ロングトレイル計画のメドが立ったので歩いてみた。当初の理想としては風光明媚な瀬戸内沿岸の山々の稜線を繋ぎ、一泊二日で完歩できるようなコースにしたいと思っていた。地図を見てはせっせと現地調査に出かけ、現地調査してはまた地図を見直し、少しずつルートを繋いではみたものの、実際にはそう都合よく登山道はついておらず、稜線から外れるばかりか、荒れた廃道を通ったり、藪コギを必要とする箇所も多くできてしまった。
そうして完成したルートは、気持ちよい稜線縦走とはかけ離れた、里山を登って下りてを繰り返しながら時には廃道をさまよい歩くという、ロングトレイルと呼ぶには中途半端で、人にはあまりオススメできないような代物となってしまった。さらに貧足の私には一泊二日で歩ききれないという現実を思い知る。
しかしせっかく思いついた事なので、一応形にしておこうと思い、歩いてみることにした。
全行程を3回に分けて歩き、一つの記事としてまとめています。また、別の日に撮影した写真をいくつか使用しています。
ー思い出・備考ー
●2/21 第一区間参加者 hirotrail・HME
朝日観音で地区の方におもしろい話を聞かせて頂く・仙随山で同じ尾根を登られた方がおり、途中までご一緒する。おもしろい話を聞かせて頂く・帰りのバイク2ケツ移動が大変
●3/11 第二区間参加者 hirotrail・HME
寒い・笹や雑木が手入れされ歩きやすくなっていた箇所があった・雨・膝痛い・
●3/26 第三区間参加者 hirotrail・fujiwara
金甲山まで思ったより時間かかる・藪の状況が良かれ悪かれ違う・急ぐとしんどい・干潮の為、灯台までロープ使わずいけた・fujiwaraが車のカギ忘れるというこの山行最大のオチ・最終区間、HMEが都合により参加できなかったのと、ルートの見直し変更を兼ねてもう一度歩き更新する予定
ルート作成において沢山の方のヤマレコ記事、ブログ記事を参考にさせて頂きました。ヤマレコユーザー、ブロガーの皆さんありがとうございました。
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