阿蘇外輪山「俵(たわら)山・秋の花々と温泉
- GPS
- 03:40
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 414m
- 下り
- 400m
コースタイム
天候 | 時々雲はあったが、爽やかな秋晴れの1日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても滑りやすい土の急斜面が3か所あるので、トレッキングポールの持参をお勧めします。温泉は、ありすぎてファミリーに人気の温泉から、通好みまでたくさんありますが、特にお勧めは、地獄温泉「清風荘」です。ここから30分ほどの所にあります。 |
写真
感想
3連休の最終日の今日11日、9日は仕事、10日は子供の大会のサッカー観戦、そして3日目の今日はお疲れモードですが、このままの予定では、10月はもちろん、11月も山行は無理、次回は年末??という可能性もあるので、半日を有効利用ということで俵山の滝コースの左の沢詰めを計画しました。
九州の山は、まだ初秋の雰囲気で、ススキの穂は、風に吹かれて、太陽の光をキラキラと輝かせ、海岸のさざ波のようで本当に美しい季節です。しかし、草花の葉っぱはまだ青々として道がどこにあるかわからない程生い茂り、虫たちもまだまだ元気、特にスズメバチは凶暴性を増し、マムシも冬眠前で非常に危険なので、自然林の中を歩く「滝コースは危険」と判断し後日歩くことにして、一番安全な「俵山峠コース」に変更しました。
このコースは記録を見ると、なんと3年近くも歩いていません。最もメジャーな「俵山峠コース」は、一番楽なコースなので人気もあり、今日もハイカーがとても多いです。
おまけに前回の山行から2カ月も歩いていないので、体調も心配です。先日子供とサッカーをしようとしたら、膝がガクッとなって冷や汗でした。運動不足、まだまだ用心です。
こんな素晴らしい天気です、「こんな日を逃してはならない!」といった表情でたくさんのハイカーが次から次に登って来ます。
峠付近の風力発電の風車も気持ちよさそうにクルクル回っています。
今回は、マツムシソウを見に来ました。阿蘇の南外輪山は、晩夏から初秋にかけてマツムシソウがとてもきれいです。今回もきれいな花に溢れていました。中にはアケビやムカゴを見つけている人もいました。花々は、秋、と言うよりまだまだ晩夏の様相で、ススキ以外は秋を感じる花は少なかったような気がします。
しかし、暑くもなく寒くもなく、汗をかくわけでもなく、ただ爽やかな風が吹き抜ける本当に快適な1日です、1年のうちで数日しかないような完璧な天候でした。
さて、頂上近くの眺めがいい場所でおにぎりを食べて下山開始。
まだ、まだたくさんのハイカーがどんどん登って来ます。俵山駐車場は満杯で、道路の路肩に止める人までいました。
時間がある時は、阿蘇の温泉に直行です。阿蘇には、ファミリー向けに人気のある温泉から、「これぞ阿蘇」という温泉までたくさん溢れています。こんな環境の中で育つと「温泉」が当たり前すぎて「温泉」がすばらしいと思うことはつい最近までありませんでした。もし、阿蘇に来て南郷谷まで回られることがあれば、地獄温泉(これまたよくある名前ですが…)をお勧めします。
この温泉は、温泉源がそのまま湯船になっている「すずめの湯」が人気です。足元からボコボコと温泉が湧いてくる豪快な混浴露天ぶろです。
私は地元の人間ですから「元湯」に行きます。地元民は、何回も来ていますから「ものめずらしさ」よりも利便性や実用性の方を選びます。この地獄温泉の駐車場もほとんどが県外ナンバーです。3年ほど前までは阿蘇山頂から直接行ける道路があったのですが、崖崩れのため通行止めで通れません。今は、南郷谷から20分ほど狭い山道を登っていくしかありません。ちょっと不便な所にあるし、温泉らしさはあっても「きれいな」とか「快適な」というキーワードは全くありません、「温泉らしい温泉」しかない温泉です。
これだけ言っておきながら、今回は直帰です。その判断は正解でした。
山を下る途中、このすばらしい天候を自然の中で楽しもうと阿蘇へ向かう車が大渋滞していました。その渋滞している車を見ながら、町へ戻ります。
1時間とちょっとでいつでも来れる阿蘇、今日は帰ることにします。
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