赤岳(美濃戸から南沢経由往復)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,424m
- 下り
- 1,416m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:10
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜行者小屋間ツルツル凍ってます。 |
写真
装備
個人装備 |
スコップ+のこぎり
ストック
アイゼン+ピッケル
ビーコン
ハーネス
その他冬山泊個人装備
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト
ストーブ
予備ザイル20m8mm
|
感想
腰痛療養のため、フルタイムの山登りは昨年7月以来だった。1時間半ほどして、腰の例の場所がゴキゴキ言い出し、やや鈍痛はあったが、9時間の普通の山行をやり遂げて、晩も痛くはならなかった。とはいえ、赤岳登山は踏み跡が出来上がっていて、ラッセルもなく、寒い以外はたぶん夏と全く同じだ。むしろ凍って歩きやすいぐらいだ。
八ヶ岳人気ルート、20年ぶりぐらいか。見かけの峻険さの割にあっという間に稜線にでられるところが面白い山。人がたくさん登っている。駐車場の雰囲気は、ちょっとしたスキー場だった。
朝、みりん塩飯を2合炊いておにぎりを6つ保温袋に持って、新人タケちゃんの車で入山。タケちゃんは奥様に怒られたそうなので、山に行く話を切り出すコツなどについて話す。
林道の坂にもツルツルのところあり、南沢登山道の沢沿いには青氷の美しい淵もあってスケートリンクのようだ。雪はやっぱり少ない年だ。行者小屋は営業していて、前には人がたくさん。ここから見上げる稜線は高度差があるように見えるのに、稜線を歩く人が大きく見えて、この遠近感がいつ来ても不思議なのだ。
地蔵の頭からは時折風が強い。今日の気温は氷点下10度くらいだろうか。トレースがない場合を想像してルートイメージしながら行く。山頂は混んでいるので、山頂小屋の方に来て、タケちゃんのムービーを撮る。視界は蓼科山、車山まで。南ア北ア、浅間山などは霞んでいる。でも青空でよかった。阿弥陀岳も美しい。下りは高度感があるが、短いし、トレースもあるので、うまくこなして降りてきた。行者小屋で長く休んでおにぎりなど食べる。リンゴをピッケルのブレードで真っ二つにして食べる。タケちゃんは本格冬山がほぼ初めてだそう。初めての時は、晴れている方が、こちらとしては嬉しい。がっかりされちゃつまらない。この後、ひどい天気も楽しめるようになってくれる。行者小屋からのパノラマの眺めは、山のぼりの始まりの、良い記憶になると思う。野暮な重機が一台置いてあるんだけど。
小淵沢道の駅の風呂から出ると、粒の大きなふわふわ雪が少しだけ舞っていた。子供が喜んでお母さんに知らせていた。お母さんの返事が冷たくて坊主、かわいそうだったけど、お母さんも色々手一杯なのかもしれない。
甲府に帰る。タケちゃんの奥さまは留守だそうなので、昨日買っておいた鰯を刺身で出して、妻が巨大シュウマイも出してくれた。酒も飲まないのにすぐ眠くなった。
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