冬の赤岳へ！

2016年02月27日(土) ~ 2016年02月28日(日)

• GPS: 11:46
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,622m
• 下り: 1,626m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:01

距離 7.9km 登り 977m 下り 117m

12:12 八ヶ岳山荘
13:03 13:07 やまのこ村
13:08 13:13 赤岳山荘
13:19 美濃戸山荘
15:04 15:05 中ノ行者小屋跡
16:13 行者小屋

2日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:44
• 合計: 7:18

距離 10.3km 登り 666m 下り 1,509m

7:57 行者小屋
9:34 9:44 文三郎尾根分岐
10:01 10:02 赤岳
10:03 竜頭峰
10:09 10:33 赤岳
10:47 竜頭峰
10:57 10:58 文三郎尾根分岐
11:36 12:38 行者小屋
13:09 中ノ行者小屋跡
14:08 14:09 美濃戸山荘
14:20 14:25 赤岳山荘
14:28 やまのこ村
15:15 八ヶ岳山荘

天候

初日：
曇り時々雪。行者小屋に近づくとチラチラ雪に降られましたが気にするほどでなし。
2日目：
晴れ！久々の雪山晴天でした。朝方は風が強くても、晴れているときは日が昇ると風が落ち着く、というプロ中のプロフェッショナル山岳ガイド山本篤さんの読み通り、登りは風に吹かれたものの、登頂時にはみごとに風がやみ、下山時はほぼ無風の中、気持ちよく下山できました。
帰りの車で雨が降られたものの駅に着く頃はやみ、みごとに天候に恵まれた山行となりました。ハッピー。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

豊田駅から車で美濃戸口まで。
私は車で八ヶ岳に行くのは初めてで、帰路の立ち寄り温泉も含めて、車でのアクセスのすばらしさに驚きで。山には車がやはり便利なのかと、心が揺らぎました。

その他周辺情報

立ち寄り湯：鹿の湯温泉600円。大きくてきれいで休憩所もゆったり！

写真

2/27 7:16

このたびの山行に、思わずザックを新調。マムートのトレアガイド40。すっきりザックです。

2/27 7:35

初日は小屋に行くだけなので出発はゆっくり。最寄り駅で今日はうどんをもりもり。やばいなー、天ぷら。

2/27 10:07

珍しいことに、都内から車で移動。八ツに行くのにこんなこと初めてだよ！高速から山々が見えます。

2/27 10:15

南アルプスくっきり。

2/27 10:15

北岳とか・・・？

2/27 10:16

鳳凰三山・・・？

2/27 10:16

ともかく、今年のGWは南アルプス縦走と決めているのです。

2/27 10:26

甲斐駒かな。かっけー。

2/27 11:57

で、いきのランチは美濃戸小屋でラーメンを食べた。味噌ラーメンでした。

2/27 13:08

阿弥陀どどーん。

2/27 13:19

道は、とにかく凍っている。雪ではない。

2/27 13:22

シャリシャリ

2/27 13:23

完全に氷です。

2/27 14:09

土と、ほのかな雪と、氷が次々現れます。

2/27 14:22

登りはアイゼンなしで。

2/27 14:39

少し登るとようやく雪がつき始めました。

2/27 14:44

沢が氷っているのは美しい。

2/27 14:44

青い氷が美しい。

2/27 14:45

登るにつれて雪が増えてきます。

2/27 14:53

時々、平らな箇所は完全にアイススケートリンク状態で、アイゼンをつけていないため、だいぶ慎重さが求められました。ドキドキ。

2/27 15:14

そう、こんな風にツルッツル。

2/27 15:40

さ、まもなく小屋だ。

2/27 15:40

阿弥陀がほのかに。

2/27 16:03

明日行く、赤岳！

2/27 16:11

テントが見えてきた。小屋に到着だね。

2/27 16:13

はいー、今日の宿、行者小屋に到着です。

2/27 20:12

個室をいただきました。こたつもあって暖かい〜。寝るときも寒さ知らず。

2/28 7:55

2日目朝。晴れた！待っててね、赤岳！

2/28 10:24

山頂へは限りなく少ない荷物で。雨蓋もとっちゃった。便利なザックです。

2/28 7:55

左が赤岳、右が中岳。

2/28 8:08

行者小屋から上は、しっかり普通に雪山。文三郎尾根を上ります。

2/28 8:17

木々も氷雪で白く美しい。

2/28 8:19

まずはあそこの分岐が目標。

2/28 8:40

マムート階段ゾーン。

2/28 8:53

えっほらえっほら、ゆっくりゆっくり。

2/28 8:53

中岳ながめつつ

2/28 8:53

硫黄岳もくっきり。

2/28 8:59

まだ日影。

2/28 9:22

もうすぐ中岳分岐。風がだいぶ強いのです。

2/28 9:34

太陽、キター！

2/28 9:50

キレットとかとの分岐。ここから岩。

2/28 9:59

岩場に突入。夏場より歩きやすい気がするけど。

2/28 10:02

まもなくだよ〜。

2/28 10:17

はい山頂、八ヶ岳ブルー！

2/28 10:18

記念撮影、みんなで元気に来られてよかったね。

2/28 10:31

ちょっとガスが出てきたけど、風は止みました。

2/28 10:31

小屋もすっかり雪にうもれてる。地蔵ルートで下る予定でしたが、文三郎をピストンにすることにしました。

2/28 10:53

阿弥陀の南陵ルート、いつか行きたいな。

2/28 10:53

北陵ルートも行きたいな

2/28 11:12

阿弥陀北陵にはトレースも見えました。

2/28 11:05

赤岳主凌も行きたいな

2/28 11:05

ふと、雪崩地形観察なども。

途中で友が撮った写真。ランドネの天野和明さんと仲川きらさん風、やて笑。劣化パロディ写真してすまんす。

2/28 11:29

2/28 11:34

雪に人型をつくる友。

2/28 11:38

下りはあっという間でした。

2/28 11:38

おーい、またねー！と。

2/28 12:09

息も上がらず汗もかかなかったつもりだったけど、インナーダウンがほのかにしっとりしてたので乾かす。

2/28 12:09

予定より早く下山できたのでゆっくり休憩です。

2/28 12:32

救助らしく、ヘリコプターが出てました。

2/28 12:30

アイゼンをつけてもらっている姫。

下山前、みな良い顔で記念撮影。

2/28 12:59

下りはアイゼンを付けたので、凍っていてもガツガツ歩けました。

2/28 13:52

2/28 14:05

ゴールが見えた。

2/28 14:26

阿弥陀にお別れを告げる。

2/28 14:26

赤岳山荘に少し寄って。念願のお土産、野沢菜もゲット。500円。

2/28 16:41

温泉にも立ち寄り。ホテル八峯苑の日帰り温泉鹿の湯600円。

2/28 18:07

ハラヘリで寄った談合坂SAにて。赤岳鉱泉ですいている時にはカツ煮メニューもあるんだよ、なんて話を聞いてしまったので思わずがっつりで〆ました。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

hnhn

おもしろかった〜！楽しかった〜！な2日間でした。
冬の赤岳に行きたいね、と友達同士で話したところから始まった今回の計画。
いろいろあってガイドさんとのツアーになりましたが、それでもメンバーは懇意の友人同士なのでとても楽しく過ごし、しかも天候にも恵まれたことで今シーズン最高の山行となりました。

個人的には、10月にリハビリ山行阿弥陀だけから赤岳に行ったことはあるものの、雪の時期は別物ですから、ドキドキしながら臨みました。とはいっても、今年はとにかく雪が少ないので、ある意味で安心、しかしながら反対に、微妙な積雪が少々やっかいに凍ったりぐちゃったりなど、歩き始めは、どうなることやら、というものを感じながらの道行き・・・。しかし。行者小屋が近づくにつれて、ちゃんと雪山っぽくなってきて。2日目、頂上までの道のりはしっかりちゃんと雪山を楽しむことができました！

久々の晴天の週末。気温もそれほど低くなく、また、ガイドさんの素晴らしい天候判断、「冬の晴れた日は、朝方に風が強くても太陽が上がると風が止む」という予報が大正解で、ゆっくり8時近くに出発したのが大当たり。登りの日陰中は風が強かったけど、太陽が上がった登頂時から下山中までは、ほとんど風に困るようなことはありませんでした。
山が久々のメンバーに合わせて、だい〜ぶゆっくりペースで登ったこともあり、私自身は体力的にも苦しむことなく、ただただ楽しい山登りでした。逆にそれが学びになったこともあります。一人のときは無理して急いでしまい、疲れたり汗まみれになったりへばったりということがあるのですが、今回の山行を通じて「そっかー、こんなにゆっくりでいいんだ！」ということを学習。へばって休むより、ゆっくり休み少なく、というのがよいということは、知っていたしやっていたつもりだったけど、もっとちゃんと実感した感じでした。今度から私もそうしよー。歩くときの歌を変えないとな、とかね。

そろそろ雪山シーズンも後半になります。こういう楽しい雪山を経験すると、ますますシーズン中にもう少し楽しまないと！と焦ってしまいます〜。