槍ヶ岳 〜新穂高温泉から日帰り〜

2010年10月11日(月) [日帰り]

• GPS: 17:00
• 距離: 27.8km
• 登り: 2,171m
• 下り: 2,159m

コースタイム

04:45新穂高温泉駐車場
13:00槍ヶ岳
21:45新穂高温泉駐車場

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

岩や石の道が大半なので、低山と同じ感覚で行くと行程に遅れが生じるでしょう。

写真

10/11 7:45

ジャンダルムの形はわかりやすい

10/11 7:59

終わりかけの紅葉

10/11 9:46

雲一つなくなった青空

10/11 11:08

また雲が出てきました

10/11 10:53

短いようで長い飛騨新道

10/11 12:27

10/11 12:42

槍

10/11 12:48

登っているのは山ガール

10/15 14:08

この梯子を登りきれば、ついに頂上です

雲も頂上に登ってきました

10/11 13:57

10/13 21:16

初槍で初ブロッケン現象

雲が溢れ、山を越え、谷を埋め尽くしていくよう

10/13 21:53

10/15 13:45

日本海まで雲が続いているようです

撮影機器：

u7020,S7020 OLYMPUS IMAGING CORP.

N82 Nokia

感想

yosinaru

スタート時は昨晩からの雨がまだ残っていたが、30分以内に止み、それから降ることはなく、陽が昇るにつれ雲はなくなり、昼前には快晴となった。

槍に近づくに連れ、下界から霧が湧き出してきて、みるみる雲に変わり、槍の肩から頂上までは、その迫りくる雲から逃げるように登る格好となった。

初めて間近に見る槍は想像以上に巨大で、急峻で、これまでの他のどの経験でも感じたことのないものが心中に去来した。

頂上は無風で、眼下には流れ込むように谷を山を埋め尽くしていく雲海、さながら蒼天を行く舟に乗っているかのような、時を忘れる空間だった。

そこに突如現れた虹環も、阿弥陀如来には見えなくとも、ただの自然現象ではない、山の意思のようなものが感じられるようであった。

10月の連休最後の日は登ってくる人とも出会わず、岩の多い夜道をただ一人黙々と歩く下山路は、ひたすら長く感じられた。