記録ID: 823398
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
守門岳(大岳から袴岳、藤平山)大雪庇再び
2016年03月05日(土) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:49
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,363m
- 下り
- 1,353m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
保久礼小屋から大岳、青雲、袴岳までは雪が締まっており歩き易い。袴岳からの下り、特に藤平山からの下山は湿雪で難渋する。ルートをよく選ばないと雪崩が発生しそうな箇所が何か所かあり、この時期あまりお勧めできません。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
軽アイゼン+ワカン
|
---|
感想
昨年も3月28日にこのコースを回ったのだが、今年は小雪ということもあり雪庇を見るには今がベストなのでは、ということで3月初旬のこの時期に守門を狙った。
気温も上がり快晴無風のベストコンディション。だが小雪とはいえ重く湿った雪に足をとられ、思うに前に進まない。保久礼小屋までですでに昨年より40分以上遅れをとる。エネルギーの消耗が早く難儀するがなんとか大岳に辿り着く。ここに来る前は小雪なので今年はイマイチではと想像していたが、そんな想像を払拭する見事な雪庇が今年も造られていた。昨年も感動したのだが、今年も更に素晴らしい絶景だった。
その先守門最高峰の袴岳まで縦走するのだが、久しぶりのロングロードで体が思うに言うことを聞かない。絶景に励まされ袴岳まで制覇する。
本日の核心は、藤平山から駐車場までのコースどりだった。途中すれ違ったベテランと思われる方のトレースを借りるが、これが正規ルートから外れており我々には理解に苦しむコース取りで、半信半疑のまま深く重い雪の中をもがきにもがく。だがしかし結果的には正解だったようで、積雪期を熟知したベテラン登山者の見事なコース選択だったことを後になって気づく。あのトレースを借りなければ明るいうちに帰れた保証はない。
冬山ならではの絶景と、真逆な修験道のような湿雪地獄。苦しいけど楽しい。新潟の冬山の素晴らしさ満喫の長い1日だった。
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コメント
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始めまして、袴岳の直下ですれ違った山スキー二人つれの者です。
私たちも二分から環状に縦走をしたかったのですが、田小屋の間が自信が無くて車2台にしました。
参考にさせてもらいます。
こんにちは。山スキー気持ちよさそうでした。下池から藤平山までが最も困難な箇所です。正規ルートでは無いのであまり参考にしないほうが良いと思います…
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