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Yamareco

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ハイキング
奥秩父

熊倉山(谷津川林道コース、日野コース)星五つ!

2010年10月13日(水) [日帰り]
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miketama その他1人
GPS
06:08
距離
11.4km
登り
1,201m
下り
1,211m

コースタイム

07:49秩父鉄道白久駅→08:10谷津川林道コース登山口入り口→08:49小尾根→
09:24営林署跡09:31→10:43三門(みつもん)の広場10:49→10:57熊倉山山頂11:26
→13:14林道→13:57武州日野駅
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路 06:20飯能駅→07:12西武秩父駅→07:25御花畑駅→07:43白久駅
復路 14:28武州日野駅→14;42御花畑駅→15:07西武秩父駅→15:58飯能駅
コース状況/
危険箇所等
・トイレは駅、日野コース林道。広くてきれいです。
・水場は日野コース笹平近くにほんの少し降りた場所にあります。
・登山道は道標がそこかしこにわかりやすく親切にあります。目印テープも沢山ありました。
・危険箇所は注意深く進めば大丈夫です。
・日野コースは落ち葉が堆積している道はゴロ石隠れていますので注意です。
・日野コース沢沿いは岩が滑りやすいです。
・山頂でauばっちり入ります。逆にDコモが圏外です。
電車通学の小学生達が、がやがやと乗って来ました。
電車通学の小学生達が、がやがやと乗って来ました。
クレジットカードもテレフォンカード使用不能、って注意に微笑ましい。
ヒマラヤも裏山も危険は同じ。
ヒマラヤ、ウラヤマ、ウマラヤ、ヒラヤマ…
クレジットカードもテレフォンカード使用不能、って注意に微笑ましい。
ヒマラヤも裏山も危険は同じ。
ヒマラヤ、ウラヤマ、ウマラヤ、ヒラヤマ…
暗い森のなかから明るい小尾根に出た所。
武甲山です。大持山、小持山…に見えるかな?
暗い森のなかから明るい小尾根に出た所。
武甲山です。大持山、小持山…に見えるかな?
ここまで来ればもう大丈夫。
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ここまで来ればもう大丈夫。
他にもこういう岩があって、見ものです。
他にもこういう岩があって、見ものです。
静かで広くてゆったりしてしまいがちですが、次の道標に早く気がつけばよかったです。
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静かで広くてゆったりしてしまいがちですが、次の道標に早く気がつけばよかったです。
三門の広場の進行方向にこの道標があるのですが、山頂はすぐそこでした。
三門の広場の進行方向にこの道標があるのですが、山頂はすぐそこでした。
やったー!!
山頂に来られることが出来て、嬉しかった!!
です。
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やったー!!
山頂に来られることが出来て、嬉しかった!!
です。
こちらから来てみたいなあ。
こちらから来てみたいなあ。
いろいろなお花、たくさんたくさん咲いていましたよ。
いろいろなお花、たくさんたくさん咲いていましたよ。
??日野コースから下りてきたつもりなのですが…??
??日野コースから下りてきたつもりなのですが…??
武州、とは武蔵国の略称だそうです。
武州、とは武蔵国の略称だそうです。
撮影機器:

感想


 天候が悪くてなかなか訪れられなかった熊倉山へやっとGO!!
 明け方は雨が降っていたけれど、お山は降った形跡もない。

 白久駅前の地方の温泉街の入り口のような
「歓迎(とは書いてなかったかな?) 熊倉山 登山口入り口」
のゲートをくぐり、別荘や旅館を見ながら登山口までの緩やかな道を進む。
 これが、いきなり急坂だったり、カンカン照りだったり、舗装道路がえんえんと続くとウンザリしてしまうけれど、「別荘外観訪問」のノリで見ながら歩いているとすぐに登山口入り口に。

 道標通りに森の中を上る。
 明るいところに出ると山頂が高くお待ちかねだ。
 この角度から見える武甲山もなかなかだ。同行者は大持山から見る武甲山が一番いいと言う。その大持山も青く見える。

 このあたりは展望ルートで快晴だったらさぞかし、と思わせてくれる尾根道だ。

 振り返った時に見えた、こんもりと細く丸く長く二つ並んだ山、あれはなんなのだろう。

 道標は「営林署跡をへて高根へ」という表示で、ガイドブックによると<地獄のような登り>の地獄谷を過ぎなければ営林署跡には辿り着けない。
 
 相変わらず同行者はスイスイ行くが、急坂のせいか一歩一歩が重い。
 踏ん張って進まないと、ズルズル下がってしまう。
 10cm下がったって惜しい。
 
 武甲山の浦山口からの登山口のあれほどのジグザグではないけれど、似たような感覚の急斜面を登ると朽ち果てそうな営林署小屋跡に到着。
 同行者に言わせると、地獄のような登り、ではなくてアリ地獄のような登りということだそーで…ズズーと滑って這い上がるのが難儀ということで。

 次に次々出てくる道標は「高根をへて三門の広場へ」。
 この道はずっと静かな静かな森の中で、小鳥が落ち葉を踏む音さえ聞こえる。
 辺りいちめん落葉した朱色の枯葉が静けさのなかで異様な精彩を放っている。
 苔むした岩、石、変化に富む道をずんずん上る。

 「三門の広場をへて頂上へ」の道標はつまりここが高根なのだけれど、ひと休みするには適当ではなかったので広場♪広場♪を目指して岩場を過ぎると三門の広場
に到着。
 1時間ちょっと歩いたからひと休みには適切だったけれど、ここからほんの少しで山頂だったとは。

 1426m、熊倉山山頂。
 登って来ました感100%!!
 薄日の差す曇り空だから展望はぼうっとしているが、眺めが得られなくても関係ない充実感がある。
 誰だ、つまらない山だなんて言ったヤツは。
 この静けさ、汗ばんだ身体を包む頂上だけの空気、風もないのに涼やかな秋。

 …ただね、虫がね、…

 予定より早く山頂に到着出来たから珍しくゆっくり出来るね〜♪みかんの缶詰キャー冷たいとか言いながら食べようとしたらハチが寄ってくるのよね〜
 ハエみたいのや蚊?いまどき?!
 なんでワタシにばかりたかるのよ〜
 のんびりと岩の上でのフルーツのお時間だったのに逃げ回るのに必死。
 それでもしっかり完食。

 酉谷山への道を確認して下山開始。
 下山は日野コースをとり、けっこうな急坂もあり危なげな箇所もなんとか通過し、何度か滑ってあまり人は入ってないんじゃないかなという道を下る一方。
 沢に出ていくつかの木橋がかけられているが、ひとつ、やや斜めになっているのがあって怯む。
 沢沿いの道はどちら方向に進んだらいいのか迷うと、同行者は50m位先にあるピンクのリボンを指す。どうやら千里眼らしい。

 ガードレールが見えたところで安心したのか、あやうく岩の上のヌルヌルしたところで川ポチャになりかけるがセーフで沢をあとにする。

 あとはもう駅までの道のりだけれど、どうも城山コースからとの合流地点が早かったみたいで、しばらく歩くとあちら日野コース登山口の道標がある。
 ?あ〜れ〜?
 
 川ポチャの場所からまだ沢沿いに進まなければいけなかったのかもしれない。
 ま、民家も見えてきたし、無事帰還出来たし次回チャレンジするということにして。

 武州日野はカタクリとソバのまち、と駅前の観光地看板に大きく書いてあるのにどこにあるんだ蕎麦屋。
 せっかく珍しく30分以上も前に乗り物の目的地に着いたっていうのに駅前に蕎麦屋あればいいのに。
 御花畑駅前でヤキイモ売っているお店は横目で見て、立ち食い蕎麦屋さんで同行者は山菜ソバ、私はきのこソバ。
 馬が食うのかと思うような大盛りだったけれど、平らげてしまった。

 帰りの西武秩父線はガラガラで熊倉山登頂おつかれ会にはうってつけ。
 あ-、登り応えがあったねー、面白かったねー、
 ゴックンゴックン。
 今度は城山コースから行ってみよう、うんうん、ぐびぐび。
 乾杯、乾杯、おめでとう、おめでとう。
 武甲山眺めながら、美味しいねえー、最高だねー、
 本当にいいお山でした。


 
 

 

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