鍋割山【幼稚園児も目指す櫟山を越え】(寄BS→金冷シ経由大倉BS)
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- GPS
- 07:14
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち晴れ・・・ガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:30新宿駅発-8:33新松田駅着 小田急線ロマンスカー特急料金670円 9:05新松田駅発-9:30寄BS着 富士急湘南バス 510円 ・帰り 16:55大倉BS-17:09渋沢駅着 かなちゅうバス 200円(フリーパス区間の為、払わず) 18:09秦野駅発 19:10新宿駅着 小田急線ロマンスカー特急料金600円 ※小田急線乗車料金は、丹沢大山フリーパスB切符1480円を購入、行きに使用した新松田は区間外の為、渋沢から乗り越し180円支払う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ルート:新松田駅から30分位バスに揺られた山あいの集落、寄(ヤドロキ)BSから櫟(くぬぎ)山を経て後沢乗越→鍋割山山頂へ。鍋割山から更に軽く登り金冷シまで鍋割山稜を楽しみ、金冷シからは大倉尾根(バカ尾根)で大倉BSまで下山するルート。バカ尾根は人が多く道が広く、歩いたことのあるルートなので、日暮れになっても安全と判断しこの方向で歩いた。更にこのルートだと、午前中に寄→櫟山区間の日当たりが良いため明るい気分でハイキングが楽しめるし、バス便の少ない寄BSを帰路に使わずに済むのも良かった。小丸尾根(訓練所尾根)は急峻そうで人も少なさそうなので、今回は選択せず。 ●危険個所:寄から櫟山までは幼稚園児の遠足で使われるルートで安全。櫟山の先、栗ノ木洞から後沢乗越に向かう途中に急な下りがあるが、ここが滑りやすいので注意が必要。 ●分かりづらい場所:標識完備、ハイキングルート上は迷いそうな箇所は殆ど無し。しかし寄BSからハイキングコース入口までどう行けばいいのか数分迷った。 ●混雑度:寄BS→櫟山手前まで、遠足で歩く幼稚園児たちのはしゃいだ声が聞こえて楽しかった。しかし同じルート、逆ルート含めハイカーは非常に少ない。栗ノ木洞から後沢乗越に向かう途中の急な下りで、自分らの親世代のハイカー夫婦を見かけるまでは、ハイカーは寄BSで一人見かけたのみ。後沢乗越からは二俣方面からの道と道は合流する為、後沢乗越から鍋割山頂まで大勢のハイカーに会った。金冷シまでの区間はぐっと人は減るが、それでもすれ違うパーティは何組も見た。金冷シからのバカ尾根上は若者パーティーが大勢いた。 ●展望/景観:ガスが出てしまったが、櫟山と鍋割山山頂からは展望が得られる。一番良かったのが鍋割山山頂から金冷シまでの区間の鍋割山稜のみちの雰囲気。他、スタートしてすぐに広がる茶畑の中、農道を歩くみちは牧歌的な里山風景が広がり素晴らしい。 ●トイレ:寄BSの隣にある「みやま運動広場」内。鍋割山山頂に水洗でないトイレあり(寄っていない)。大倉BS。 ●水・食べ物の調達:寄BSそばには自販機が沢山あったが、店は農産物直売所しか無かった。鍋割山山頂の鍋割山荘で有名な鍋焼きうどん(980円)が食べられる。大倉尾根は茶店が多いルート。しかし、茶店は営業時間が不明のため、事前に調達するとすれば新松田駅前の小田急OX(コンビニ)だと思う。 ●休憩可能な場所:新松田駅前は狭くて車や人で混雑しており落ち着かない場所のため、駅から見て小田急OXの右側にあるガード下をくぐった所にあるベンチまで行って待つのがお勧め。寄BSから歩いてほどなく、茶畑が広がる光景に何度もお目にかかるが、茶畑と山の間に2か所あずまやあり。栗ノ木洞からかなり下った後に切り株が沢山ある場所。鍋割山山頂は芝生が広がり昼寝できそう(実際に昼寝している人は何人かいた)。バカ尾根(大倉尾根)は茶店が多い。 櫟山は草原地帯だが芝生ではないため、座るのはともかく、寝転ぶのはどうか微妙。栗の木洞、後沢乗越は休憩箇所無し。 ●日帰り温泉:調べていない ●その他:混雑度から判断すると、大倉BS→大倉尾根→塔ノ岳→鍋割山→二俣→大倉BSのルート、もしくは塔ノまで行かずに鍋割まで来るルートを使う人がかなり多そうだ。金冷シから鍋割方向に来る人の方が多く、逆は余りいない様子だった。二俣ピストンの人も結構いそうだ。 |
写真
感想
寄バス停から櫟(くぬぎ)山までは、はじめは茶畑の中を歩いたり、お気楽で気持ちのよい素敵なハイキングコース。幼稚園児たちの歓声が何度も聞こえてくるなか登るのもいいもんです。
櫟山から後沢乗越までは人の少ない区間、急な下りに気をとられた静寂ハイキング。そして後沢乗越から鍋割山山頂まで・・ここは本当に多くの人に会うハイキングコースだ。鍋割山頂から金冷シの区間、人が多過ぎず、少な過ぎず、結構ゆるやかな登り坂を時折展望を見ながら、一番のんびり楽しめた。紅葉時期はかなりいい感じのみちだと思う。
また、鍋割山の鍋焼きうどんを楽しみにし鍋割山を目指したものの、前夜食べた揚げもののせいで相方も自分も腹の調子が悪く、鍋焼きうどんに感動出来なかった、残念。
この日一番感動した味はバカ尾根にある駒止茶屋のホットコーヒー。ここのコーヒーは本当においしい。駒止まで来れば後は大倉バス停までそれほど無いので、気持ちにゆとりができるからかもしれない。
尚、コース全般、鎖場などの危険個所や、きつくて死にそうというほどの登りの区間も無く、丹沢登山というよりはハイキングという感じのコースなので、正直、丹沢でみっちり歩くことも期待していた自分としては歩きの部分ではやや物足りなさが残ってしまった。
まあ二人とも蛭・熊・蜂・蛇被害に遭わなかったし、鍋割山稜は満喫できたしで、結果良ければ全て良しのハイキングだったわけだが。。
・・・やっぱり丹沢を満喫するには、塔ノから丹沢山→宮ケ瀬とか、蛭ヶ岳方面に行く丹沢主脈とか丹沢主稜コースを歩かなきゃならないのだろうか。
これらのコース、日帰りはきついし、丹沢に霜が下りる前までというと今年はもう時間もない。来年春頃かなあ。。
おはようございます kumiyanさん
いつもながら楽しく歩かれているご様子、山行記録から感じ取れます
それにしてもkumiyanさんは体力、脚力がおありですね
私も長い距離を歩くのは大好きなのですが、最近、全国で熊の出没が急増
怖がりの私に山行きを躊躇させています。
まあ、山の会やサークルにでも所属していれば、団体行動なので、熊も逃げてくれるかもしれませんが、一人歩きの身には恐怖ですね。
老人ホームや校舎まではいってくるほど最近の熊は飢えているそうな
身を危険にさらしてまで山に登るほど入れ込んでないので、当分は熊やイノシシの心配のない街歩きで我慢しようかな。
katatumuri さん
こんばんわ。
コメントありがとうございます。
屯鶴峯(どんづるぼう)面白そうですね!私らも自宅から近ければ行きたいですが名古屋より西は交通費が・・・
私も熊は怖いです。怖いですが、最近の土曜は晴れの日が多いし、雪山は(雪の降らない千葉県の山くらいしか)行けませんので、雪の降る前に行きたい山に行っておこうという感じです。
それと、山で熊に遭わないよう下記の点に注意してます。
・山は早朝過ぎず夕刻過ぎない時刻に歩くこと
・登山道から外れないこと
・熊出没情報が無い場所でも熊鈴を鳴らし続けること(休憩中も)
・展望の無い登山道途中で休憩しないこと(熊は展望が開ける場所が嫌いらしいので)
・熊鈴は林業従事者用、南部熊鈴3鈴装のでっかいのを使うこと
・下山路は人が多い道を使うこと(下山は夕刻近くなることが多いので)
でもこんな↑注意しても、遭うときは遭ってしまうかもしれません。
我が夫は、人間クマよりクルマの事故
街歩きもいいですね!しかし都内や横浜などの「ちょっといい感じ」の場所はここ数年で非常に観光客が増えて道も施設もお店もどこも混みあって、あんまり落ち着かないんですよね〜。
石原都知事になってから東京の観光化が推進されていることも、健康ブームで都心近郊はウォーキングしている人が多いのも背景にあると思います。
東京ではなく神奈川ですが、土日の鎌倉などは非常な混雑で全くリフレッシュできません。
そんなこんなで長文恐縮ですが、甲州道中と東海道は今年またやるつもりなので、記事をアップしたら拙文ですがお読み頂ければ幸いです
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