野伏ヶ岳 真白き尾根と蒼い空そして大展望を求めて
- GPS
- 07:52
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
天候 | 雲一つない快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路をもう少し下に下ると橋にたもとに5台程度止められるスペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いたコース及び天候状況では特に危険と思われる箇所はありませんでしたが、ダイレクト尾根の斜度はきついので、注意が必要。 |
その他周辺情報 | 満天の湯(800円)http://winghills.net/bath/ 天気が良いと露天風呂からの眺めは最高 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
二百も三百も今はあまり興味がないが、積雪期にしか入れないお山って…以前より気になってました。そんな中に「野伏ヶ岳に行くよ!」とお誘いが。予定もなく、喜んでついて行きました。
深夜に登山口の駐車場に到着。満天の星空。一休みして朝から取り付きます。はじめは林道歩き。アイゼンなしに歩けます。しかし、踏み跡が深い。余計なところを踏まずに歩く。ある程度歩いて、野伏ヶ岳が見える牧場跡にでる。牧場跡は雪原となり、いきなり正面に見える野伏ヶ岳は存在感がある。写真を撮りつつ、埼玉から来ていた年配の男性に写真を撮っていただく。周りの山々の眺望も素晴らしい!その周りの山々のひとつがひときわ白い。その時は白山なんて全く気づかなかったが、写真はパチパチ撮りつつさらに先へ向かう。
事前情報では、後半のダイレクト尾根がそれなりの急登に見える。地図を見ると尾根なまわりこむルートがあるが、トレースはダイレクト尾根にダイレクトに登っている。周らなくても行けそうな予感。早速アイゼンを装着し、ダイレクトに登る。パワフルなmatchさんとdolceさんについていくだけで精一杯💦
尾根にでた時には脚がパンパン(笑)しかし、先に慣らした分だけ尾根はより緩いとも感じるので、むしろ歩く脚が慣れた。あとはダイレクト尾根をせっせと登るだけ。2人とも余裕っぷりな歩きぶり。なんとか一緒に白い世界の向こうを目指す。
気がつけば肩の位置まで登りつめ、登った瞬間な白山の大展望!思わず声を出してしまいました!そこから先は山頂までのウイニングラン(といってものんびり歩き)。3人でのんびり山頂到着。快晴、無風、大展望、何も言うことはありません。ゆっくり休憩して、白山を眺めます。
下りはシリセードで下ります、dolceさんのヒップソリはまさかの風で一気に飛んでいく…みんなでシリセード。match隊長は高速仕様!多少木があっても木にしない(笑)ビビリの私は後からついていくだけ(笑)
でも楽しく滑って行きました。おかげであっという間に下山。あとは満天の湯に入り、ゆっくり帰ります。
こんな形で気になる三百名山がクリアできました!最近の記録を見たらソロがほとんどない。昨年までならどこへ行ってもおひとりさまでしたが。やっぱグループも楽しいですね!共通の山話ができる色々な引き出しを持っている。ご一緒させていただいたmatchさんとdolceさん2人に感謝の1日でした!次はテント担いでのんびり泊もありかなと。素敵な山歩きでした!ありがとうございました。
zucchi
matchさんから『野伏に行かない?』とのお誘いが〜。
でも白山の眺望が素晴らしいということ以外知らず、行くことになってやっと場所が分かったという感じ(笑)
夜中から快晴を疑わず、車中でシュラフに入って爆睡zzz 朝起きたらもちろんドピーカンの青空♪
林道歩きもいつもよりウキウキしながらクリアすると…
突然、真っ白な雪原の向こうにドッシリした野伏ヶ岳がドーン!こりゃ堪りません♪カッコ良すぎます♡
頂上に向かってまっすぐに向かう、その名も『ダイレクト尾根』。地形図見た時はあまりにも急登すぎるのではないかとドキドキしていたけど、頂上直下はともかく、下から見る限りではそうでもないかな〜と楽観。
ダイレクト尾根へショートカット。ここの斜面が今回最も急坂だったかも(笑) ふくらはぎが悲鳴をあげる!
尾根に乗ってしまえば快適そのもの。蒼い空と白い尾根、周りの山々、こんなに楽しい雪山ハイクはなかなか経験できません!雪質もちょうど良くて、もうサイコー♪
そしてずっと見えていたカッコイイ山は、頂上に立ってからようやく『白山』だと知る始末。やっぱり白山の美しさはいつも別格です♪特に雪を纏った白山は素晴らしい!頂上からの眺望も素晴らしい!荒島、伊吹、経ヶ岳、赤兎、大日、御嶽山や乗鞍まで、360度の展望!頂上に居合わせた人たちみんなテンション上がりまくりでした!
無風の頂上で1時間ほどランチと展望を楽しんで、後ろ髪引かれつつ下山…ホント名残り惜しい。
歩き始めてすぐにちょっとした不注意で手に持っていたヒップソリを飛ばしてしまいました…あっという間に谷の方へ落ちて行ってしまい回収できず。山に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ダイレクト尾根の雪も緩んで来ていましたが、所々でシリセードを楽しみながら高速下山(笑) ダイレクト尾根から牧場跡への下りが一番高速でした!
こんなに雪山と眺望を楽しめるのは早々ありません!
今回はメンバーにも恵まれ、お天気も最高で、雪質もアイスバーンでもなく、ザレザレでもなくちょうどいい感じで、素晴らしい山行になりました。
matchさん、zucchiさん、ご一緒させて頂き、ありがとうございました。
こんなに素敵なお山に出会うことができて、この時間を共有できて感謝です。
次回はぜひテン泊ですね♪
ヤマレコでいつも参考にさせていただいているnarimiyaさんの記録を見て、絶対ココに行きたい!来シーズンまで待てない!ということで友人を誘っての山行となった。
narimiyaさんのレコは蒼天と純白の雪であったが、あの素晴らしい天候に巡り会えるか心配したが、雲一つない青空、ま白き雪、素晴らしい展望に恵まれ、今までの山行の中でもトップクラスの登山となった。
深夜に白山中居神社に到着し、車外にでて見上げると満天の星、明日は晴れると確信し仮眠。
起きて車外にでれば青空、期待に胸を膨らまし支度を整え6:30スタート。
駐車場から林道入り最初のポイント和田牧場跡を目指すが意外と距離があって時間がかかる。往路は野伏ヶ岳に想いを馳せているのであまり感じなかったが、復路は非常にだるい道のり。
長い林道を出て、和田牧場跡につくと広い雪原に野伏ヶ岳がドン!
テンション上がりまくり。
そして今日の核心部となるダイレクト尾根が正面に。左から右にどんど傾斜を上げてゆく稜線、かなりの長さがある。ワクワクドキドキが止まらない。
そして周りを見渡せば素晴らしい光景が広がる。
写真を撮り出したらキリがない。
この雪原でテン泊すれば、朝日・夕日に染まる山々が見られるはずだと思うと楽しくなる。
和田牧場跡を西端まで進むと目の前に壁のようなダイレクト尾根。普通ならここを左に巻いて尾根の最下部から登ることになるが、なんとなく目の前にある壁と言ってもいい斜面を上がればショーットカットになるんじゃないかという安直な思いで、急傾斜に取り付くことに。よく見ればトレースもあるので、ここでアイゼンを装着しアタック開始。
しかし、かなりきつい傾斜である。今日の雪の状況は最近積雪がなかったせいか、意外と硬かったので、ハアハア言いながらも尾根に取り付けたが、降雪直後のモフモフ雪なら、アイゼンのグリップも効かないと思われる。
そして、稜線にたどり着くと素晴らしい景色が待っていてくれた。
きついはずのダイレクト尾根も素敵な景色でテンションが上りドーパミン爆発状態の3人にはルンルン(古っ)登山。常に顔が笑いっぱなし。
野伏のピークが近づくに連れ展望が良くなるので、ピークに着いたらどれだけの展望が待っていてくれるかという期待がどんどん膨れ上がる。
そしてピークにつくと想像以上の展望が360度広がっている。
思わず3人でハイタッチ。
雲一つない青空、風も殆ど吹かず、ぼーっとしてしてしまう。
写真を撮りまくり軽く食事を済ませて気がつけば1時間たっている。
時間を忘れさせてくれる風景に名残を惜しみながら下山開始。
ダイレクト尾根を見下ろすと急傾斜である。よくこんなきつい尾根をお気楽に登ったなぁと改めて登ってきた時のテンションがいかに高かったか認識できた。
この傾斜を見るとシリセード魂がうずく。
トレースを外しながら滑れるところは滑ってゆくが、結構なスピードがでて思わずピッケルをガツンとさして制動する場面もあった。
下りながらも、後ろを振り返り名残を惜しむ。
そして、尾根から牧場跡へのショートカットコースを降りるが、午後になり日差しで雪が柔らかくなっている。そんな時にもシリセード。滑る滑る。
牧場跡まで歩くとこの辺りも雪が柔らかくなってきて、かなりの確率で踏抜いた(体重が重いのも原因)
朝は牧場跡を歩いたが、踏抜きがきつくなると判断し、牧場沿いの林道を歩くがここでも結構踏み抜く。特に日向の雪が柔らかく、日陰の雪とは全然状態が異なる。
牧場横を歩くと、4〜5人用テントが一張、途中すれ違ったパーティーのものと思われるが、最高のロケーションである。考えることは皆同じ。今度はここで絶対テン泊!が合言葉。
牧場跡を離れると野伏も見えなくなり、テンションが若干下がる中、神社を目指すが結構だるい道のりとなった。
やはりテンションが高いと辛い道のりを帳消しにしてくれることを実感した。
長い林道歩行を終えて駐車場到着。
今回は何もかもに恵まれた素晴らしい山行でした。
同行してくれた2人に感謝です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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天気が良くていい写真が多くてすばらしい・・・!
郡上の山なんて渋いな。
荒島も雪がつくと違って見える。白山もきれい。いい展望台!
素晴らしですね、&うらやましいね!
hagure師匠、こんにちは。
いい天気に恵まれました!野伏ヶ岳素晴らしい山でしたよ〜郡上は私もスキーしか行ったことはなかったです。
三百名山狙いで埼玉から来ていた年配の方も登っていらっしゃいました。ぜひこちらもご検討ください。
zucchi
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