お金明神〜クラジャン〜イブネ南尾根
- GPS
- 09:20
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,200m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 9:20
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大瀞は雪解けで増水していて渡渉困難 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
計画書(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
ストック(1)
タオル(1)
着替え(1)
手袋(1)
ヘルメット(1)
防寒着(1)
水(2)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
無線(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
車(1)
コンロ(1)
ガス(1)
ツエルト(1)
|
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感想
快晴の小春日和。
3月だからもう春か(笑)
ここ最近の暖かさで、先日降った雪もすっかり融け、絶好の登山日和。
今日は初めての単独バリルート。バリと言っても登山道の線が書いていないだけで、踏み跡やテープはある。
中峠までの登りは、虹が掛かった滝有り、枯れ枝の周りにツララが出来ていたり、カールした霜柱が「サササ〜っ」と落ちてきたりで随分楽しめました。
中峠では、先日掘り起こした「峠」の文字を確認。「よしよし、埋もれていない!」
谷から上がってくる冷たい風に「さぶっ」と独り言を言いながら大瀞まで下る。
地図にも書いてあった通り、大瀞の吊り橋は渡れませんでした。上から淵を覗き込むも、渡渉箇所が見つかりません。しばらくウロウロして、漸くテープを発見。それに沿って川まで下ったのですが、「えーっ、ここ渡るの?」と躊躇する程の勢いと、ヌルヌル感たっぷりの石。雪融け水は冷たく、「絶対ドボンだけはしたくない」。ストックでバランスを取りながら、載る石を慎重に選ぶ。しかし、すねまで水に浸かるか、ヌルヌル石に足を載せるかの二者択一が待っていた。どっちもリスクは高い。川の真ん中でしばし悩んだ挙句、ヌルヌル石を選択。一つ目は何とかクリア、二つ目も、三つ目も。。何とか渡渉に成功したものの、どっかり疲れてしまいました。
お金明神へ行く途中に炭焼き跡が何箇所かありました。
今日の第一目的だったお金明神は黄色の「キケン」テープに阻まれ敢え無く断念。そのまま谷を詰めて「お金峠」に到着したものの、諦めきれずに明神を探しにうろうろ。しかし全く分からず引き返す。
ここからは地図に載っていないルートを歩く。と言ってもテープはあるし、踏み跡もそれなりに分かる。クラシ方面への分岐を右折してワサビ峠まで下る。谷から上がってくる風はまだまだ冷たい。
少し登るとヒヤヒヤなナイフエッジが待っていた。ここがクラジャン?
そんな箇所をいくつか越え、石楠花の大群生に見とれながら、クラシへの最後の登りに差し掛かった。雪融けで地面はズルズルで急登。殆どクライミングの感覚で駆け上がった。
クラシまでの稜線も石楠花が多い。花の時期にもう一度来たいが、あの渡渉とあのクライミングは嫌だ〜(>_<)
イブネへ行く途中、琵琶湖がよく見えました。
イブネ山頂で、本日一人目の登山者と会う。結局これが最初で最後の登山者でした。みんな藤原の福寿草へ行ったんだね(^^)
イブネ南尾根を下る。結構な急坂です。
それに引き換え、千種街道はなんて歩きやすいんだろう。
少し時間に余裕があるので、ブナの大木を目指すことにした。千種街道を進めばいいのだが、「この谷を行けばショートカットできるなあ」と思ったのが悪夢の始まり。小峠までの登りはクラジャンより酷いズルズル。なんとか上りきったかと思ったら、下りはもっと酷い。谷底へ向かって垂れ下がったトラロープを使い、20mの懸垂下降です。ロープが無くなった後も、ヒヤヒヤしながら慎重に下る。
やっと上水晶谷出合に到着したときは、「救われた〜」。
ここから右岸へ渡り、ブナの大木を目指す。先月はワカンで雪の上を歩いたが、今日はすっかり融けていた。
ブナにもたれ掛かって甘〜いコーヒーとお菓子を頂く。誰も居ない、一人だけの贅沢な時間。
根の平を経由して下山したのが16時。
色々な経験ができた山旅でした。
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