ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 83291
全員に公開
ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

黒倉山…を目前に

2010年10月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:25
距離
10.8km
登り
812m
下り
896m

コースタイム

10:05 リフト乗り場(第一リフト乗車)
10:15 リフト降り場
11:55 網張登山道と第三リフトとの分岐
12:10 犬倉分岐
    犬倉山周回路
12:22 犬倉山展望スペース
12:58 水場
13:42 姥倉山分岐
    昼食 撮影タイム
14:25 姥倉山頂上
14:40 姥倉山分岐
15:10 水場
15:30 犬倉分岐
15:40 網張登山道分岐
16:40 リフト乗り場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
6月末から10月半ばまでは網張スキー場のリフトを3本乗り継いで1300mぐらいまで登ることができます
網張リフトは、10月12日からは第一リフトのみの運行になり、最終乗車は15:30までだそうです。第一リフトの運行も、今年は10月24日まで。

スキー場の駐車場は広いので駐車に困ることはありません。
スキーセンターの綺麗なトイレも利用できます。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはリフト乗り場の目の前にあります。
犬倉から姥倉にかけての道はぬかるみが多いです。
姥倉から黒倉は火山活動により地熱が高いので、コース外に出ないように気を付けなければなりません。

リフトそばの休暇村岩手網張温泉に入浴する場合は14時まで受付です。
少し下の日帰り温泉館(500円)なら最終受付19時なのでゆっくり入れます。
リフト利用で100円割引券をもらえます。
網張スキー場の第一リフト乗り場
2010年10月20日 20:33撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:33
網張スキー場の第一リフト乗り場
見頃を迎えた木々の中を、リフトで登っていきます。
2010年10月20日 20:34撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:34
見頃を迎えた木々の中を、リフトで登っていきます。
すすき野原と鎌倉森。
見頃を過ぎたようですが、赤っぽいので綺麗です。
2010年10月20日 20:34撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:34
すすき野原と鎌倉森。
見頃を過ぎたようですが、赤っぽいので綺麗です。
リフトを降りると、下界は素晴らしい眺めです。
早池峰山もくっきりと見えます。
2010年10月20日 20:34撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:34
リフトを降りると、下界は素晴らしい眺めです。
早池峰山もくっきりと見えます。
よく分からないまま、第二リフト下を登り始めてしまいました。
う〜ん、歩けないこともないかな…(汗)
2010年10月20日 20:34撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:34
よく分からないまま、第二リフト下を登り始めてしまいました。
う〜ん、歩けないこともないかな…(汗)
真っ白で大きめのキノコが、どっしりと生えていました。
2010年10月20日 20:34撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:34
真っ白で大きめのキノコが、どっしりと生えていました。
リフト下から離れ、ゲレンデをひたすら登ります。
前方に見えるのは…明らかに上級コース!
2010年10月20日 20:35撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:35
リフト下から離れ、ゲレンデをひたすら登ります。
前方に見えるのは…明らかに上級コース!
道らしきところはどこにもなく…
2010年10月20日 20:35撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:35
道らしきところはどこにもなく…
藪に覆われた沢あり
2010年10月20日 20:35撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:35
藪に覆われた沢あり
不安定そうな丸太あり
2010年10月20日 20:36撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:36
不安定そうな丸太あり
登れば登るほど、眺めは良くなっていくんですけど、とにかく大変です。
2010年10月20日 20:36撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:36
登れば登るほど、眺めは良くなっていくんですけど、とにかく大変です。
ようやく第二リフト降り場。
そして第三リフトへ。
1週間前だったら、これを乗り継いで、スイスイと上まで行ったのに…。
2010年10月20日 20:36撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:36
ようやく第二リフト降り場。
そして第三リフトへ。
1週間前だったら、これを乗り継いで、スイスイと上まで行ったのに…。
なんでこんなわけ分からないところを歩いているのか…。←私が間違ったからなんですが…。
2010年10月20日 20:36撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:36
なんでこんなわけ分からないところを歩いているのか…。←私が間違ったからなんですが…。
ようやくようやく、第三リフト降り場に到着。
眺めはいいんです。
2010年10月20日 20:37撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:37
ようやくようやく、第三リフト降り場に到着。
眺めはいいんです。
登山道に向かう道。
2010年10月20日 20:37撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:37
登山道に向かう道。
登山道に合流。
2010年10月20日 20:37撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:37
登山道に合流。
緩やかな斜面の木道を歩きます。
2010年10月20日 20:38撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:38
緩やかな斜面の木道を歩きます。
網張元湯の硫黄臭漂う犬倉分岐前の展望スペース。
鎌倉森と犬倉山を目前に。
南東方面の眺望が素晴らしいです。
2010年10月20日 20:38撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:38
網張元湯の硫黄臭漂う犬倉分岐前の展望スペース。
鎌倉森と犬倉山を目前に。
南東方面の眺望が素晴らしいです。
網張元湯の採掘場から、蒸気が立ち上っていました。
2010年10月20日 20:38撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:38
網張元湯の採掘場から、蒸気が立ち上っていました。
木道が終わると粘土質の細い道を歩きます。
両側が笹藪なので、ガサガサする音にはビビリます。
2010年10月20日 20:39撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:39
木道が終わると粘土質の細い道を歩きます。
両側が笹藪なので、ガサガサする音にはビビリます。
これが犬倉山なのでしょうか。
2010年10月20日 20:39撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:39
これが犬倉山なのでしょうか。
帰ってから写真で注意書きと地図を見たところ、思いっきり危険地帯で昼飯食べていました(汗)
2010年10月20日 20:40撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:40
帰ってから写真で注意書きと地図を見たところ、思いっきり危険地帯で昼飯食べていました(汗)
犬倉山を経由する道と経由しない道の分岐。
行きは、右に進みました。
2010年10月20日 20:40撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:40
犬倉山を経由する道と経由しない道の分岐。
行きは、右に進みました。
犬倉山周回路をぐるっと歩きます。
2010年10月20日 20:40撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:40
犬倉山周回路をぐるっと歩きます。
素晴らしい眺望です。
裏岩手山縦走路の山々がよく見えました。
2010年10月20日 20:40撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
10/20 20:40
素晴らしい眺望です。
裏岩手山縦走路の山々がよく見えました。
松川大橋と地熱発電所の蒸気も見えます。
紅葉は、そろそろ終わりかしら。
2010年10月20日 20:41撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:41
松川大橋と地熱発電所の蒸気も見えます。
紅葉は、そろそろ終わりかしら。
展望スペース。
2010年10月20日 20:42撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:42
展望スペース。
網張元湯採掘場。
本当に良い眺めです。
2010年10月20日 20:42撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:42
網張元湯採掘場。
本当に良い眺めです。
岩手山もくっきり。
2010年10月20日 20:42撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:42
岩手山もくっきり。
犬倉から降りて行く道は,粘土質な上に落ち葉もあり滑りやすく,油断禁物です。
雨で掘れているところもあります。
2010年10月20日 20:43撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:43
犬倉から降りて行く道は,粘土質な上に落ち葉もあり滑りやすく,油断禁物です。
雨で掘れているところもあります。
2010年10月20日 20:43撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:43
リンドウが咲き残っていましたが、色はだいぶ薄かったです。
2010年10月20日 20:43撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:43
リンドウが咲き残っていましたが、色はだいぶ薄かったです。
ようやく水場に到着。
30mほど階段付きの斜面を下りていきます。
2010年10月20日 20:44撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:44
ようやく水場に到着。
30mほど階段付きの斜面を下りていきます。
冷たくて美味しい水を、ペットボトルに入れました。
銀のひしゃくは、皆さんがよく写真を撮られているので、私は敢えて載せません。
2010年10月20日 20:44撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:44
冷たくて美味しい水を、ペットボトルに入れました。
銀のひしゃくは、皆さんがよく写真を撮られているので、私は敢えて載せません。
姥倉が近づくと、木の階段を登っていきます。
右手にはどんどん大きくなる岩手山を見ながら。
2010年10月20日 20:44撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 20:44
姥倉が近づくと、木の階段を登っていきます。
右手にはどんどん大きくなる岩手山を見ながら。
笹藪を抜けると、岩がゴロゴロして草がちょっとだけ生えた、荒涼とした地帯になります。
ところどころから、蒸気が出ています。
2010年10月20日 22:08撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:08
笹藪を抜けると、岩がゴロゴロして草がちょっとだけ生えた、荒涼とした地帯になります。
ところどころから、蒸気が出ています。
姥倉山分岐
2010年10月20日 22:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:09
姥倉山分岐
ロープの外に出ないように…と言われても、天気が悪かったら分かりにくいだろうなぁ…。
2010年10月20日 22:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:09
ロープの外に出ないように…と言われても、天気が悪かったら分かりにくいだろうなぁ…。
前方に見える黒倉山と、その後ろの岩手山。
雄大な姿です。
2010年10月20日 22:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
10/20 22:09
前方に見える黒倉山と、その後ろの岩手山。
雄大な姿です。
安比方面の眺めも素晴らしい!
2010年10月20日 22:09撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:09
安比方面の眺めも素晴らしい!
ゴロゴロした岩と、鬼ヶ城のゴツゴツした姿。
カッコイイです♪
2010年10月20日 22:10撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
10/20 22:10
ゴロゴロした岩と、鬼ヶ城のゴツゴツした姿。
カッコイイです♪
姥倉山への道は、細くて歩きにくいです。
ロープも分かりにくいし…。
2010年10月20日 22:10撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:10
姥倉山への道は、細くて歩きにくいです。
ロープも分かりにくいし…。
白骨化した木がたくさん横たわっていて、お天気が悪かったら、ゾワゾワしそうです。
2010年10月20日 22:10撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:10
白骨化した木がたくさん横たわっていて、お天気が悪かったら、ゾワゾワしそうです。
姥倉ピーク手前から見ると、もっと岩手山がよく見えました。
2010年10月20日 22:11撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:11
姥倉ピーク手前から見ると、もっと岩手山がよく見えました。
屏風岩方面。
2010年10月20日 22:11撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:11
屏風岩方面。
黒倉山頂上から蒸気が立ち上っているのが分かります。
2010年10月20日 22:11撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:11
黒倉山頂上から蒸気が立ち上っているのが分かります。
雄大な岩手山に後ろ髪を引かれつつも、下山開始です。
2010年10月20日 22:12撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:12
雄大な岩手山に後ろ髪を引かれつつも、下山開始です。
暗くなる前に下山しなくては…。
網張登山道と第三リフトの分岐。
2010年10月20日 22:12撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:12
暗くなる前に下山しなくては…。
網張登山道と第三リフトの分岐。
第三リフトを下に見て迂回コースを歩きます。
2010年10月20日 22:13撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:13
第三リフトを下に見て迂回コースを歩きます。
双子峠コースというのが、迂回コースの名前なのでしょう。
2010年10月20日 22:13撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:13
双子峠コースというのが、迂回コースの名前なのでしょう。
正しい登山道には、ちゃんと道がありますf(^_^;)
2010年10月20日 22:13撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:13
正しい登山道には、ちゃんと道がありますf(^_^;)
この道なら、ちゃんと登れそうです。
2010年10月20日 22:13撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:13
この道なら、ちゃんと登れそうです。
登山道にはちょこちょことこのような案内があるので、迷うことはありません。
2010年10月20日 22:14撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:14
登山道にはちょこちょことこのような案内があるので、迷うことはありません。
西日で赤くなった鎌倉森と、その向こうに岩手山。
そして、午前中必死に登ったMAX35°のゲレンデ。
2010年10月20日 22:14撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:14
西日で赤くなった鎌倉森と、その向こうに岩手山。
そして、午前中必死に登ったMAX35°のゲレンデ。
日が傾いてきましたが、美しい木々の色づきに目を奪われ、ついつい立ち止まってカメラを構えてしまいます。
2010年10月20日 22:14撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:14
日が傾いてきましたが、美しい木々の色づきに目を奪われ、ついつい立ち止まってカメラを構えてしまいます。
近くで見ると、葉っぱはイマイチ。
2010年10月20日 22:15撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:15
近くで見ると、葉っぱはイマイチ。
朝よりも綺麗に感じます。
2010年10月20日 22:15撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
10/20 22:15
朝よりも綺麗に感じます。
行きはリフトを利用したところ。
ふらふらの足に、階段は応えます。
2010年10月20日 22:15撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:15
行きはリフトを利用したところ。
ふらふらの足に、階段は応えます。
烏帽子岳に日が落ちて、美しい夕暮れが見られました。
2010年10月20日 22:15撮影 by  DSLR-A550, SONY
1
10/20 22:15
烏帽子岳に日が落ちて、美しい夕暮れが見られました。
登山道入り口、リフト乗り場前の登山ポスト。
人がいないとぽつんと立っているようでした。
2010年10月20日 22:15撮影 by  DSLR-A550, SONY
10/20 22:15
登山道入り口、リフト乗り場前の登山ポスト。
人がいないとぽつんと立っているようでした。
撮影機器:

感想

この日は当初、松川温泉方面に行こうと思っていたのですが、網張から黒倉山に登ってみようかなぁと、軽い気持ちで考えてしまいました。とってもいいお天気で、岩手山はもちろん、西岩手火山の面々もよく見えていたのです。リフトで上まで行って、少し歩くだけ…と思っていました。

が、この日は平日。
リフトが動いていないかも…と思いながら行ってみると、大丈夫,運行していました。しかし、先週から、第一リフトのみの運行とのこと。全然上まで行けない…。
仕方がないので、リフトで上まで行って景色を眺めたら、すぐ降りて大松倉沢のゲートから三ツ石方面にしようと思い、往復のリフト券を買いました。
ところが、リフトを降りると、とりあえずここから登ってみようと思い、登り始めたのです。
しかも、登山道じゃないところを…。
第一リフトを降りて、第二リフトの方に歩いてしまったので、登山道とは反対方向。確か、ゲレンデ歩きだって書いてあったなぁ…と、ヤマレコや登山本の記憶を頼りに、第二リフトの下を歩き始めました。フキの葉っぱがたくさん覆い繁っています。冬だったら、パトロール隊に注意を受けちゃう場所です。
途中、リフト下を歩けなくなったところで、ゲレンデに移りました。しかし、ゲレンデは草がしっかり刈り払われた後で、その切り株で歩きにくく、第一、道なんかありません。どこともなく、上を目指して行きました。ゲレンデを登れば、必ずリフト乗り場には着きますから…。
しかし、あまりの急登に足も進まず、振り返ると素晴らしい斜面。雪があったら勢いよく滑っていくだろうなぁ…と想像(妄想?)すると、余計に辛くなります。今さら引き返すこともできず、MAX35°の上級コースを登っていきました。
もちろん誰も人はおらず、泣きそうになりながらようやく第三リフト降り場に辿り着きました。

ここからは、ちゃんとした登山道に合流です。
すぐに、前方に岩手山が見えてきて、元気になりました♪
素晴らしいお天気だったので、遠くには早池峰もくっきり見えます。
まずは犬倉山の周回路を通り、そびえる岩手山を撮影。
昼食にしたかったのですが、一つ問題が…。
網張からの登山は、急遽決めたことだったので、コンビニで水を買って来ていなかったのです。確か途中に水場があったはず…と思って、100ミリほど残っていた水のペットボトルを持って、辛いゲレンデ急登もそれで間に合わせていたのです。それもそろそろ底を突きそうだったので、水場に辿り着かなければ昼食は取れません。
水場って、黒倉方面かなぁ、三ツ石方面かなぁ…。
こんな困ったときに、救世主現る!
なんと、持って来た覚えのない、登山本がリュックの中に入っていたのです(笑)
これにより、黒倉を目指すこととなりました。

しばらく歩いて、水場到着。冷たくて美味しい水をいただき、ペットボトルに詰めました。
元気回復したので、黒倉まで頑張ってみようかな…と、歩き始めました。
ぬかるむ粘土質の登山道を、黙々と歩くと、前方からご夫婦のハイカーがやってきました。登り始めてから、初めて会う人です!!ちょっと嬉しかったです。
視界の開けた階段を登りながら、徐々に見えてくる岩手山に感動しました。
姥倉分岐まで来たところで、黒倉山を見ると…。
急に気持ちが萎えてしまいました。
もうすっかり疲れ果てていて、もう少し!という気持ちよりも、もういいよ…という気持ちが大きくなりまして。
とりあえず、風の当たらないところを選んで、目の前に岩手山の雄大なお姿を独り占めしながら昼食タイムにしました。

黒倉山まで行けば、またさらに素晴らしい岩手山のお姿が見られるんだろうなぁとは思うものの、登山本によれば、30分ほどかかりそうです。
黒倉山まで行ってしまえば、下山が日没に間に合わなくなる恐れがあります。懐中電灯も持っていないし、それは避けたい。
また、いつかリベンジしよう!そう心に決め、とりあえず、すぐ近くの姥倉には登ってみました。
ピーク手前から見た岩手山が、黒倉よりも上になって、素晴らしい眺めでした。

そこからは、ひたすら下山。水場でもう一度美味しい水を汲んだだけで、休み無しで歩きました。休み無しとはいっても、時折写真を撮るので立ち止まることはありましたが。
帰りは、ちゃんと、リフトの西側の登山道を降りて行きました。登山道だけあって、ゲレンデ内でもちゃんと道がある!!切り株もない!!35°の斜面もない!!
だいぶ太ももと膝下に負担がかかりましたが、もう少しもう少しと言い聞かせて下りました。
烏帽子岳に日が落ちて、徐々に暗くなる様は、とても美しかったです。
無事に、日没前に下山することができました。
すぐに、網張の温泉館でゆっくりと体をほぐしました。

やっぱり、いきあたりばったりで登山するもんじゃないですねf(^_^;)
黒倉山は、来年リフトで上まで行けるときにリベンジです☆

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1350人

コメント

お疲れさまでした
いいお天気 でしたね!
Springさん、思わぬ冒険となったようで…。

この時期、登山リフトは第1まででしたか…。
でも、上まで登っちゃうところがすごい!
この山行で一番大変だったところは、
たぶん網張分岐までの行き帰りだったろうと思います。

初夏に奥産道から三ツ石を経由して網張分岐から下山しましたが、
私はヘタレなので、網張の下りが一番応えました

黒倉山から見た岩手山は、ほんとド迫力なので
こんどはぜひリフト利用で。
それともいっそのこと、
奥産道から三ツ石山荘と大松倉山を経由して黒倉山まで
2010/10/22 13:54
pomchan4さんへ
ありがとうございますhappy01
ほんと、お天気はとにかく良くてsun
登山道でもないゲレンデをひたすら登っていくのは大変でしたよ〜。
でも、ある程度登っちゃえば、もう引き返せないじゃないですかsweat01
この道を帰りも歩くのかと思うと憂鬱で、帰りは三ツ石経由で奥産道とも考えたんですよ。
でも、後から発見した登山本により、ちゃんとした登山道あるってことが分かり、少しは心が軽くなりましたcoldsweats01
三ツ石からも行ってみたいと思いますが、恐らく来年以降になるでしょうねdash
2010/10/22 22:56
第2リフトの下・・・
こんばんは!
遅いレスでごめんなさいcoldsweats01

第2リフトの下といわゆる”ダンガンコース”を
歩かれたんですね。
一番きついところですよ、ダンガン!
正規の登山道の兎平手前もかなりキツイですが
ダンガンよりは・・・。

正規の登山道は6月中旬、お花がきれいですよ!
登りはリフトで、下りは歩いて散策すると良いです。
シラネアオイやサンカヨウがたくさん咲きます。
スズランの群生なんかもあります。
滑りやすくて足場が悪いのが難点ですが・・・
2010/11/13 19:51
mitugasiwaさんへ
ダンガンですかshockだいぶ強調されましたねsweat01
でもほんと、見るからに上級コースの地形でしたもの。スキー板を持ってくればよかったなぁなんて(笑)
全く、行き当たりばったりもいいところでした。
運良く登山本を持っていなかったら、帰りもダンガンツアーでしたよbearing

情報ありがとうございます。では6月中旬に、ダンガンツアー…じゃなかったsweat02リフトで楽ちん登山でお花を楽しみたいと思いますshine
2010/11/13 20:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら