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記録ID: 83434
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳-素人4人初登山記録-【中ノ湯〜上高地】

2010年10月07日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:45
距離
10.7km
登り
966m
下り
1,079m

コースタイム

9:15 新中ノ湯ルート登山口
10:40 下堀沢出合
12:05 焼岳南峰・北峰のコル
12:25-13:00 焼岳北峰山頂(昼食)
14:05 展望台
14:10-14:30 焼岳小屋
16:30 上高地 穂高橋
17:00 上高地 河童橋

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
新中ノ湯ルート登山口に自家用車を駐車
焼岳登頂後、上高地に下山、
バスターミナルからタクシーにて
新中ノ湯ルート登山口へ戻る
タクシー料金(3700円)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所というより怖かった場所
 初めての「本格的な登山?」だったので、山ガール?の2人が・・・。

 北峰を回り込む所(初めての鎖体験)

 焼岳小屋から少し下ったところにある10m以上はあると思われるハシゴ
 (初めてのハシゴ)・・・これは私も一寸びびりました

新中ノ湯ルート登山口には、入山届けを出す場所がありませんでした。
駐車スペースは、路上駐車も含め軽く20台は駐められると思います。
お気にいりの一枚
2010年10月19日 23:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:23
お気にいりの一枚
登山服(ジャージ含む)?に着替え、登山靴(一人はただのスニーカー)に履き替え、山ボーイ?は準備OK!
2010年10月19日 23:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:22
登山服(ジャージ含む)?に着替え、登山靴(一人はただのスニーカー)に履き替え、山ボーイ?は準備OK!
新中ノ湯ルートの登山口です。
入山届けを出すところがありません。
2010年10月19日 23:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:23
新中ノ湯ルートの登山口です。
入山届けを出すところがありません。
新中ノ湯ルートの登山口の駐車スペースです。
平日にもかかわらず車が多いです。
2010年10月19日 23:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:24
新中ノ湯ルートの登山口の駐車スペースです。
平日にもかかわらず車が多いです。
登山口から少しあがった所
2010年10月19日 23:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:24
登山口から少しあがった所
登山道には行ってすぐ、急な林の中の道が続きます。
2010年10月19日 23:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:25
登山道には行ってすぐ、急な林の中の道が続きます。
大きな木があったので、最強の素人パーティーの写真をパチリ
2010年10月19日 23:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:32
大きな木があったので、最強の素人パーティーの写真をパチリ
急なところにはロープが張ってあります。
2010年10月19日 23:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:33
急なところにはロープが張ってあります。
林を抜けたとたん、パッと明るくなり焼岳が見えます。
2010年10月19日 23:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:33
林を抜けたとたん、パッと明るくなり焼岳が見えます。
紅葉もきれいです。
2010年10月19日 23:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:33
紅葉もきれいです。
この写真を見て、raichouさんが週末、焼岳に登りました。崖に突き当たったところから左を撮った写真です。
2010年10月19日 23:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:34
この写真を見て、raichouさんが週末、焼岳に登りました。崖に突き当たったところから左を撮った写真です。
色のコントラストがきれいです。
2010年10月19日 23:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:34
色のコントラストがきれいです。
崖をバックに山ボーイ?2名
2010年10月19日 23:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:36
崖をバックに山ボーイ?2名
頂上が近くに見えてきました。
2010年10月19日 23:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:38
頂上が近くに見えてきました。
2010年10月19日 23:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:38
しばらく、クマザサの中を進みます。結構急です。
2010年10月19日 23:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:36
しばらく、クマザサの中を進みます。結構急です。
森林限界のへんかな〜
2010年10月19日 23:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:37
森林限界のへんかな〜
自分の上ってきた道を見下ろして、100キロ超の巨漢がたたずんでいます。こう見えても、パーティーの中で一番登るのが速いです。ずっと先頭を進みます。
2010年10月19日 23:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:37
自分の上ってきた道を見下ろして、100キロ超の巨漢がたたずんでいます。こう見えても、パーティーの中で一番登るのが速いです。ずっと先頭を進みます。
2010年10月19日 23:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:38
2010年10月19日 23:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:41
2010年10月19日 23:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:43
2010年10月19日 23:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:46
いきなり眼下に広がった池を見て、思わず「ウォー」声が出てしまいました。
2010年10月19日 23:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:39
いきなり眼下に広がった池を見て、思わず「ウォー」声が出てしまいました。
蒸気が音を立てて噴き出しています。硫黄のにおいも漂っています。
2010年10月19日 23:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:39
蒸気が音を立てて噴き出しています。硫黄のにおいも漂っています。
風が冷たく、服を1枚着ました。
2010年10月19日 23:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:39
風が冷たく、服を1枚着ました。
山ガール?2名でパチリ!
よく見ると北峰のてっぺんに人が・・・
2010年10月19日 23:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:41
山ガール?2名でパチリ!
よく見ると北峰のてっぺんに人が・・・
これって、本当に安全な山なのかな?
小学生でも登れるって聞いたよな?
・・・
2010年10月19日 23:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:42
これって、本当に安全な山なのかな?
小学生でも登れるって聞いたよな?
・・・
北峰を回り込んで上に登るところです。手も使ってよじ登ります。
2010年10月19日 23:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:42
北峰を回り込んで上に登るところです。手も使ってよじ登ります。
下を見ると怖いです。
2010年10月19日 23:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:44
下を見ると怖いです。
こんなとこのぼってきたのね〜
2010年10月19日 23:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:45
こんなとこのぼってきたのね〜
結構きつそう!
2010年10月19日 23:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:45
結構きつそう!
山頂到着!
2010年10月19日 23:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:44
山頂到着!
山頂にて。
満足そうな素人パーティ
2010年10月19日 23:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:47
山頂にて。
満足そうな素人パーティ
山頂から上高地が見えます。
2010年10月19日 23:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:46
山頂から上高地が見えます。
上高地最近行ってないね!
よし、あっちへ下山しよう!
中ノ湯へ下山する予定を急遽変更。
2010年10月19日 23:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:45
上高地最近行ってないね!
よし、あっちへ下山しよう!
中ノ湯へ下山する予定を急遽変更。
小さく見える焼岳小屋の緑の屋根
下るだけだし、すぐたどり着けると思ったら甘かった!
2010年10月19日 23:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:46
小さく見える焼岳小屋の緑の屋根
下るだけだし、すぐたどり着けると思ったら甘かった!
あちこちから水蒸気があがっています
2010年10月19日 23:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:48
あちこちから水蒸気があがっています
上高地側の斜面は大きめの岩ばかりで、慣れない山ガール2はお尻をついてやっと下りてます
2010年10月19日 23:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:48
上高地側の斜面は大きめの岩ばかりで、慣れない山ガール2はお尻をついてやっと下りてます
硫黄の臭いがきついです
2010年10月19日 23:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:51
硫黄の臭いがきついです
結構長く続くザレた下り、いつまで続くの〜
2010年10月19日 23:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:51
結構長く続くザレた下り、いつまで続くの〜
やっと焼岳小屋到着
2010年10月19日 23:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
10/19 23:52
やっと焼岳小屋到着
10m以上ある最初のはしご、山ボーイ達はちぢみ上がりました!
2010年10月19日 23:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:52
10m以上ある最初のはしご、山ボーイ達はちぢみ上がりました!
穂高橋についてホッとするメンバー
2010年10月19日 23:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:53
穂高橋についてホッとするメンバー
やっぱり上高地はきれいだな^-^
2010年10月19日 23:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:53
やっぱり上高地はきれいだな^-^
初登山大成功に酔いしれている私・・・
2010年10月19日 23:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
10/19 23:53
初登山大成功に酔いしれている私・・・
河童橋にて今日最後の記念撮影!
2010年10月19日 23:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 600, Canon
1
10/19 23:55
河童橋にて今日最後の記念撮影!

感想

初めての本格的な登山として、焼岳を選ぶに当たり
何人かのベテランの方に聞きました。

平湯温泉の某旅館の大将
「小学生でも登れるよ」「中学の遠足で行くよ」
「地図なんか無くたって絶対迷うことはない」
「登山は靴だ」「10月初旬は紅葉がきれいだ」

raichouさん
「練習には、いい山だね」
「新中ノ湯ルートなら、安全だよ」
「下着だけは、吸汗速乾だよ」

上記のようなことを参考に、
これなら素人でも大丈夫?ということで選びました。

早速、靴は高山のコ○グさんへ、
ついでにスポーツタイツとストックを購入

下着はとりあえずユ○ク○に買いに行きました。
これで、とりあえず準備万端!!!。

当日、子供を小学校に送り出し、車を飛ばし
新中ノ湯ルート登山口へ・・・。

平日だというのに、駐車スペースはもう満車、
仕方なく道路山側に車を寄せて駐車しました。

さっと山着に着替え、
入山届けを出すボックスが無いことも気付かず
颯爽と登山道へ・・・。

最初は、木立の中のハイキング?と思っていたら、
結構急な登りが続きます。
4人の素人パーティーはだんだん無口に・・・。
約20〜30分に1度休憩を取りながら、
黙々と登っていきます。

しばらく登ると、ベテランの山ガールさんに追いつきました。
何でも、焼岳がお気に入りで何度もきているんだとか・・・。
また、あと少しで視界が開けて焼岳が見えるよと教えてもらいました。
その言葉を、励みに少しペースを上げて登りました。

しばらく登り、20メートルほど下り、またしばらく登ると・・・
視界が両脇に広がり・・・
色鮮やかに紅葉したナナカマド等をバックに焼岳が見えてきました。
思わず歩みを止めてみとれます。

少し登ると旧中ノ湯ルートとの合流点に到着、少し広場のように
なっていて、しばし休憩。
ハイチュウやグリコアーモンドキャラメル、塩飴でカロリー摂取。

その後深く削られた沢にぶつかり、左へ折れ、笹の斜面と美しい紅葉を
左手に見ながら、ひたすら登ります。

森林限界を過ぎたあたりから、登りがきつくなり大きな石、岩がごろごろ
していて、山ガール?の足取りが重くなってきます。

そのあたりから朝登った人たちがどんどん下りてきます。
皆さんの「あと少しだよ!」とか「ガンバッテ!」と声をかけて
いただき(やっぱり、一目見て初心者だとわかるんですね)
何とかコルまでたどり着きました。
風が冷たいのでみんな一枚重ね着しました。

左下には火山湖が。右上にはガスが噴出していて
四人とも見たことのない景色に「わぁ〜、すごい!」
と子供のようについつい声が出てしまいます・・・

そして上を見上げると、なぜか危険登ってはだめ!なはずの南峰の
てっぺんに人の姿が・・・

そこから、北峰目指してあと少し。
ここが唯一の危険箇所?慣れない岩場を慎重に
鎖につかまりながら登ります。
四駆で?登ると噴出口に近い岩は熱い(温かい)こともわかります。

ようやく山頂到着!ほぼ標準タイム
初登山の記念撮影。
まわりを見ると5.6組の先客さんが・・・。
お湯を沸かしカップヌードルを食べている人などいたけれど
素人にはまだその余裕が無くコンビニおにぎりで昼食タイム。
でも山頂で飲んだとっておきの日本酒の香りと味が最高でした!

正面には穂高連峰、右下には上高地が・・・。
そこで急遽予定変更、車はタクシーで中ノ湯まで移動して
四人で割れば千円かからないだろうと上高地側から下山することに
なりました。

一時に下山開始。ところが登り側とは違い大きい岩の間の下りが
続き、山ガール?はおしりをつきながらやっと降りていきます。 
ストックはあるものの膝がガクガクしています。

焼岳小屋の緑の屋根が見えるも実際の距離はかなりあり、
途中道に迷ったのかも・・・。と先頭を歩くクロアリさんを
疑ってみたり(ゴメンネ!)不安になりながらも、
山頂から約一時間近くかかって到着。

これが山小屋か〜とまたもや感動!
でも案外こぢんまりしたものなんですね。と思っていると
中から出てきた山小屋の番人?さんは、
なんと偶然にもクロアリさんの先輩でびっくり。

そこで子供のお土産にペットボトルホルダーを購入。
お手洗いをお借りし出発。
そして、この後噂の10メートルはしごが待っていた!!!

クロアリさんは小学校の時、脚立から落下して以来
はしごが大の苦手。私も足がすくみます。一人ずつゆっくり
下りて何とかクリア。ここは山ガール?の方が平気だったようです。

この後もいくつかのはしご、と少々の崖をとおり、
後はひたすら下り、だんだん里山っぽくなってきます。
でも、上高地への道標など何もなく、またもや不安に陥る四人組・・・。

手持ちの水分が底をつきかけたとき、川のせせらぎが・・・。
山水でのどを潤して平坦な道を歩き続けると、遠くから
車の走る音が聞こえます。久々??に聞いた人工的な音に
全員やっと帰れる?!とホッとした様子。
しばらく歩いて焼岳登山口に到着しました。

河童橋まで無事初登山を終えた満足感に浸りながら
歩きます。
目の前の美しい穂高連峰が今までは眺めるもの
だったけれど今はいつかは行ってみたいところに変わりました。

一人を除いてはふつうのリュックサック、一人はスニーカーに
ジャージという素人四人組はこうして初登山を無事終えることが
できました。

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未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
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ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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