大菩薩|2016年テント始め(小菅〜裂石) - 親子登山57 (小2)
- GPS
- 25:09
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,585m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:07
- 山行
- 1:37
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:38
天候 | 1日目|小雨&霧、昼過ぎから曇、2日目|曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り|路線バス|大菩薩峠登山口BSから塩山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・峠の前後、標高100mくらい下から日陰に残雪あり(アイゼン着けず) ・倒木多く、中には越えるのが一苦労のものもあり |
その他周辺情報 | ・番屋茶屋|裂石、大菩薩峠登山口バス停前、「よもぎだんご(\150)」は超おすすめ ・ロッヂ長兵衛|馬刺(\900)うまかった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
帽子
着替え
予備靴ひも
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
ナイフ
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
アマチュア無線
|
---|
感想
今年最初のテント泊。
1月に雪の雲取山でお会いした方から「降雪なければ3シーズンテントでやれますよ」と教えてもらい、八ヶ岳の黒百合ヒュッテで雪上テント泊デビュー?!なんて思ったものの、結局何もせぬまま春になってしまいました。それでも、雪上でなくとも寒い時期のテント泊は経験したいので、昨年より1ヶ月早くテント山行を始動しました。
天気は曇り基調で1日目昼まではごく弱い雨、山の北東の東京側は薄いガスに終始包まれ峠までは視界50m、ときおり20mくらいに濃くなりました。峠に着くと北東の山梨側は下界方向の視界が開けていましたが南アルプスや富士山は見えず、峠の記念撮影はガスで白い背景でした。そういえば昨年同時期に同コースを歩いた時も同じような天候でしたが、足元の雪は今年のほうが格段に少なく、これも暖冬の影響でしょうかねぇ?(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-660478.html)
大菩薩は我が隊テント山行のホームで何度もやってますが、テン場は決まって福ちゃん荘でした。上日川峠にあるロッヂ長兵衛のテン場は深夜も車両の往来があって落ち着かなそうで敬遠していました。しかし今は上日川峠を越える林道(県道塩山停車場大菩薩嶺線および県道大菩薩初鹿野線)が冬期閉鎖中で敬遠理由の喧騒問題もなさそう、そういうことでロッヂ長兵衛のテン場に初挑戦。福ちゃん荘のテン場は大きな広場、対して長兵衛はL字型の土手の上がテン場になっていてそんな広くもなく、峠の十字路の角に面していて、シーズン中はうるさそうでハイカーの視線も気になりそう。しかしいざテントを立てると、下の道路からは一段高いところのため、下とは独立した世界に浸れました。まあこのあたりはシーズン中の経験で評価しないといけませんが。。。その他インフラ関係ですが、トイレは峠の公衆トイレ(ロッジ内のではなく)、水場はロッジ前の流し台に常時流れ出ている沢の水を汲み放題、ロッジ前のイス・テーブル(屋根付き)は夕飯時に使えました(日帰り登山客がいない夜・早朝ならOKっぽい)。
ロッヂ長兵衛到着は15時半を過ぎており、ダメ元で「馬刺できます? 2人前。」と聞いてみるとあっさりOK。今夜の宿泊客用以外に2人分の余裕があったそうで、何ともラッキー! いつも甲州名物の馬刺を楽しみに大菩薩へ来ている相棒は大喜び! 一皿に盛られた2人前の馬刺、間違いなく相棒のほうがたくさん食べました。
夜明け前の外気温は2℃、テント内は10℃。2人の体温でテント内はこれだけ暖められて、寝袋 ISUKA 280X のチャックは上半分開け、フリースも脱いで長袖下着に長袖シャツと薄着にしてちょうどいい感じ。これじゃ9月下旬の北岳と同じ、寒い時期のテント泊経験にならないや(笑。 次は外気温マイナス5℃でやってみたいな。
翌朝の天気は期待できないと判断して御来光オプションは就寝前にキャンセル決定、テント泊ではゆっくりの6時起床。家で12時間寝ることなんてないので、もっとテント泊したら休養取れていいかなんてバカなことを考えたり。。朝飯と撤収はスローに進め、8時に下山開始。時間に追われない山行っていいなとしみじみ。
大菩薩峠登山口バス停前の番屋茶屋が営業していて、バス発車までの20分、コーヒー飲みながらゆっくりまったり過ごせました。名物の「よもぎだんご6個パック」をおみやげに買って、塩山駅までのバス車中で相棒と1個ずつつまみ食いしましたが、作りたては柔らかく香り高く、本当に美味かった!
この週末の私のFacebookタイムラインには満開の桜の投稿で溢れかえっていました。山では桜はまだでしたが、五感フル動員で春の訪れを様々な形で堪能できました。目と鼻で草花・木に咲く花を、耳で鳥のさえずりを、指先でザラメ雪の感触を、そしてロッヂ長兵衛で食した馬刺の付け合せに出された菜の花のおひたしを舌で。感じようと努力すれば自分の感覚は敏感になり、ますます楽しめるみたいです。自分にとっての新発見はまだまだ続きそうで、当分飽きずに楽しめそうです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する