大船山・紅葉の絨毯・東尾根
- GPS
- 06:18
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
天候 | 朝からずっと雨・風も強かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今水駐車場への入り口は、岳麓寺から長湯方面へ600mほど進んだ大きなカーブの先を左折、最初の分岐に登山届BOXがあります。そこを右へ。5mほどで新しい道と合流しますが、そこを左(帰り間違わないように)。駐車場手前に炭酸水湧水があり道から10m下降します(車は止めにくい)。駐車場は10台程度、そこからは砂利道の歩きとなります。 当日の天気は1日雨で、大船山の東尾根は土の斜面はズルズルで、山頂近くの岩場は、雨の日は下山に使わない方がよいと思いました。足場が悪く、思ったより時間がかかります。 登山口すぐ近くに七里田温泉。他に日本一の炭酸泉の長湯もあります。 今水駐車場の近くに炭酸の湧水はお勧めです。水が枯れることはないと思いますのでご安心を。かすかに「シュワー」としました。次回はここで給水して登ります。 |
写真
感想
先週の16・17日は、仕事と家庭の事情で紅葉登山を断念。昨年は、坊がツルに1泊して三俣山の大鍋と大船山御池の紅葉と超豪華な2日間を過ごし、すべてに大感動しました。
「今年も!」と思う気持ちとは裏腹に、結局雨予報の24日(日)しか都合つかず、雨の日に突入することになりました。
もちろん天気予報は「一日雨」。低気圧の接近で風も強い。
午前3時に起きて4時に出発。平地でも風が吹き荒れています。
今回は、初めて歩くコースの上、雨と風でコース状況も悪く、分岐などきちんとコース状況を頭に入れ、迷いやすい所は特に入念にチェック、出発前、登山計画書の1部を家族に説明し(いつもは置いておくだけで、そこまではしない。)GPSのバッテリーを確認し、地図はジップロックで防水、その他防水をしっかりして準備万端、のつもり。
悪天候の強風での尾根歩きは横が崖なので風に煽られるのが気になるし、ガスで道に迷う可能性もある。1か月ぶりの山で体調も少し不安、などと言いながらも「雨の山歩き」も意外と好きです、特に秋は。
この風で紅葉が散っても、登山道は光り輝く美しい紅葉の絨毯で埋め尽くされています。
稜線に出ると風も強く、雨も冷たく感じ黙々と歩き続けます。やっとガスが一瞬切れて、小さな小さな紅葉の木が崖の上に浮かんだ風景を見て「今日は来てよかったな…。」今日は、気持ちがとても謙虚なんです。
やっと大船山頂上へ。ここは風と雨の通り道で暴風雨状態、でも1枚だけ写真は撮りました。山頂に着いた時、2人の中高年の方が蹲っておられたので「大じょぶかな?」と思ったのですが、立ち上がってすぐ下山されました。少し元気がなさそうでしたが、装備を見るととてもしっかりした方のようでしたので声はかけませんでした。まあ、こんな暴風雨の日に登る方ですから、それなりの方でしょう。
すぐ、山頂直下の御池へ。ここの紅葉は本当にきれいで昨年感動しました。
この状況では、紅葉は風と雨で散り、風景は白いガスの中にかすむ、とわかっていてもここに来ないと気が済まない、という感じです。
30分ほど粘りましたが、写真的には全く駄目ですが、気持ち的には満足して下山を開始しました。急に雨が強くなりました。
途中3組の登山者と会いましたが、みんな紅葉は「あきらめ」ながらも雨を楽しみながら登っておられました。御池の様子や登山道についての簡単な情報交換をしました。こんな日に登るくらいですから、紅葉へのあきらめきれない思いがあるのでしょう。
下山の入山公墓コースは以前歩いているので心配ないのですが、最後はヨレヨレです。
途中の柳ヶ水分岐からは、また未知のコースなので、疲れているのに集中を切らさないようにします。
やっと、駐車場へ。登るときは1台だけだったのにマイクロバス1台と6〜7台の車が止まっています。「こんな暴風雨の日に…。」「お前もだろ!」と一人ボケつっこみをしたくなるほどの風と雨でした。水浸しになった衣類をビニール袋に入れ、装備を車の中に入れると、どれだけ用心しても、結局車は水浸し…、特にザックが。
日帰り登山の時は、食べ物にこだわることもなく、「おにぎりとゆで卵」程度ですが、今回いつものドライフルーツにナッツを加えてみました。
森の中をナッツをもごもご食べながら歩いていると「リスさんになったような気持ち…」まではいきませんが、そんな気がしました。ナッツも結構おいしいです。
そして、ゆで卵。最近では「坂東英二よりゆで卵が好きなんじゃないかな…。」と思うほど山で食べるゆで卵が好きになりました。まあ、山で食べると何でもおいしいんですが、理由は分かりません。たぶん、山で食べた卵焼きがおいしくて何回かリクエストして持って行ったのですが、早朝の準備は面倒らしく、「おにぎりとゆで卵でいい?」と聞かれ「いいよ。」となっていつの間にかこうなったような気がします。シンプルに塩コショウが大好きで、次に醤油を垂らすと意外とおいしい、さらにマヨネーズ、これが意外にも「普通」で、おいしくもなんともない、「一番おいしい!」と予想していたのに、山では、1度きりの試食で、それ以降「却下」となりました。
最後は、温泉で締めます。近くの炭酸温泉「七里田温泉」へ。着替えが1セットしかないので、アンダーシャツは濡れたままで脱衣所へ。ここの泉質はお気に入りで、炭酸泉なのでゆっくり入浴すると、疲れが取れる温泉らしいです。露天風呂でも雨はまだ降り続いています。予定よりゆっくりし過ぎましたが、5時には自宅着を目指して帰ることにします。温泉に入った後の運転はなかなかつらいものがあります。「このままどっかに泊まってゆっくりしたい…。」そんな贅沢は許されません。渋滞が始まった阿蘇路を帰りました。
今回の反省点は、登山口のすぐ近くの炭酸の湧水を飲んだだけで給水しなかったことです。今回は未確認だったので、「もし水が枯れていたら、また麓まで戻らなければならない。」と確認だけにとどめました。次回は絶対に給水して登ります。おいしいんですよ、この水が。
コメント
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会社の山登りの第二案として参考にしています!
12,13日両日とも完全ONで13日の夜から「弾丸紅葉ツアー」を企画実行する気力と体力があるか・・・、それともシード権獲得の祝勝会で酔いつぶれているか・・・、で翌週の19,20日もONなので、この日に立ち上がらなければ、今年の紅葉はTHE END・・・と悲しい秋になりそうです。
12日あたり天気も最高で良いですね。登山部立ち上げ、おめでとうございます
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