蔵王山 -賽ノ河原-
- GPS
- 04:06
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 912m
- 下り
- 906m
コースタイム
追分分岐 7:50
熊野岳 8:28-9:10
刈田岳 9:40
賽ノ河原 10:36
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回通ったコース内で主な危険箇所はないです ロバの耳ルートは崩落のため通行禁止 |
写真
感想
東北百名山の旅も今日で最後。
というのも明日から全国的に天気が下り坂なのでいい潮時じゃないかと。
前日に蔵王エコーラインの大黒天Pで車泊の予定だったが問題発生。
この時期、凍結の恐れから夜間ゲート規制で賽ノ河原で足止めをうけることに。
8時まではゲート開かないのでどうしたものか。うーむ。
予定では蔵王を足早にこなしもう一山、安達太良山に登る計画だったが無理そうです。
もともと有料道路は乗らず大黒天から登る予定でした。
待つ時間も勿体ないので多少時間かかりますがここから別ルートで熊野岳を目指します。
そんかわり安達太良山は諦め。午後からは帰路につきます。
ピンと冷たい空気が漂う夜明け前、西の空には月が煌煌と輝く。
東の空が明るみ始めると麓から車が何台か朝日を拝みにあがってくる。
今日は晴れだと確信していたが朝日が顔をだしたとたん空一面をうす雲が覆いはじめた。
風も強く吹きはじめコンディションが悪くなっていく。
登山の支度を始めるが同業者らしき人は周りにいない。鈴の音が寂しく響く。
有料道路で刈田岳までサクッといける。やはり蔵王山は登山というより観光地なんだろう。
賽ノ河原からのルートは一旦前川の谷まで高度を落とします。
濁川源頭部の荒々しい峡谷を見上げながらの山行はこの旅では味わったことのない壮大さでした。
徒渉場が2箇所あり上流の先には不帰ノ滝が白布を垂れている。
途中ロバの耳ルートとの分岐に差し掛かりますが崩落のため通行禁止。
追分分岐までは急坂が続き低木も跋扈しなかなか思うように進めません。
自然園までくるとハイマツ群で視界も開けます。振り返れば仙台の町並みが佇んでいる。
谷から尾根道にとりついたとたん風が吹き荒れ体感温度はなかなかのものでした。
時期ならばコマクサの群生がみられ楽しめる登山道だと思います。
熊野岳避難小屋付近は荒野が広がりまだ誰もいない。
お釜もここからは見えないので帰りの楽しみにしておこう!
2時間程で熊野岳に到着。相変わらず吹き荒れる風に長居はする気にもなれない。
湯を沸かし味噌スープを啜っていると最初の登山者が到着。ん?見たことある顔?
あー先週飯豊山山頂で行き会ったおじさんだー!お久しぶり!
山口から来たおじさんは予定通り吾妻山、磐梯山、安達太良山とこなし蔵王にこられた様だ。
旅の話を聞きながら山頂からみえる東北の百名山を語り合う。
方位板はないが飯豊山、朝日連邦、月山、鳥海山、早池峰山までは確認できました。
おじさんと別れ復路につきます。さぁお楽しみのお釜♪
巻き道を下り馬の瀬までくるとようやく蔵王の顔・お釜が登場!
いや〜これは見応えあり!その壮大さに多くの観光客が犇めき合うのもナットクだ。
さてこの旅8日で10山と足早にこなしましたが、天候にも恵まれ充実した山行でした。
心配だった雪も降らず紅葉ものこってましてタイミングとしてはベストだったかと。
まぁ急な仕事で旅が遅れたことが幸いしたのも笑えますが(^^;
これで百名山総日帰りは44座。冬山はやらないので今シーズンはここで打ち止めでしょう。
とはいえサボっていると来シーズンの鍛え直しが大変なので軽い冬山もやってみたいですね。
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