オベリスク登頂含む鳳凰三山(日帰り)
- GPS
- 09:25
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 2,251m
コースタイム
05:10 夜叉神峠登山口
<登山スタート>
05:25 夜叉神峠登山口
05:58 夜叉神峠
06:43 杖立峠
07:37 苺平(2524m)
07:59 南御室小屋〜トイレ休憩
08:06 南御室小屋発
08:57 薬師岳小屋
09:03 〜薬師岳(2780m)
09:36 観音岳(2840m)〜写真撮影など
09:56 観音岳発
10:32 アカヌケ沢ノ頭(2750m)
〜地蔵岳(2764m)
オベリスク登頂〜昼食休憩(地蔵岳滞在時間:1時間53分)
12:25 地蔵岳発
12:51 鳳凰小屋
14:16 南精進ノ滝
14:50 青木鉱泉
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15:00 青木鉱泉バス停発
15:55 JR韮崎駅着
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
●下山後:青木鉱泉〜<山梨中央交通バス>〜韮崎駅/韮崎駅〜<中央本線>〜甲府駅/甲府駅〜<高速バス>〜新宿西口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
過去のヤマレコでもみなさんが書いている通り、迷いそうな箇所もなく(そのようなところは悉く赤ペンキの目印がある)道も歩きやすく、快適でした。 ※地蔵岳から青木鉱泉方面へ下り始める箇所、砂が深いのでスパッツを装着すると尚良いでしょう。その砂地がそれほど長いわけではないので、私はそのままで下りましたが・・・。 ※オベリスクについては感想の欄で書きます。 |
写真
感想
★オペリスク麓から頂上の私を撮った写真を追加しました。
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しょっぱなトラブりました。
ネットで新宿〜甲府の高速バスを予約していたのですが、なぜか、手元が狂ったのか、1週間先の日付で予約されていました。これ、予約メールをちゃんと確認していなかったので、バスカウンターで初めて気付く始末。
空席があったので、1週先の間違った方をキャンセルし(キャンセル料100円!)、新たに買いなおしました。ネット予約限定の割引分も損しました〜。
甲府駅周辺は深夜時間つぶすところがないので、少し歩いてファミレスへ。
ケータイで帰りのバス予約をしたり、mixiいじって、うつらうつら寝たりしてたらあっという間に時間となりました。
まだ真っ暗な午前4時、甲府駅をバスで出発。乗客は10人いませんでした。
定刻通り、夜叉神峠登山口に到着。用を足して登山開始。
当然、ヘッドランプが必要です。
有名人気ルートだけあって、登山道はしっかりしていて迷いにくいし、急坂はあるけど「危険」な箇所は殆どありません。
どんどん歩を進めていくと、始発バススタートだけあってすれ違う人もほぼいない時間帯が続きました。こんな人気ルートで南アの静寂を独り占め、、、それだけで贅沢です。
この日の天気は微妙で「いっときもカラっと晴れることはなく終始曇りなんだけど、空気は澄んでいて、かつガスっていないので眺望はすばらしかった」という感じ。常にガスにつきまとわれていたこの1ヶ月を思うと、嬉しくてたまりませんでした。
まだ標高が低い時点で早々に、後ろ手に富士山が見えてからテンション上がり始め、薬師岳からは「富士山ヤベェ」と呟き続けていました。
そんなこんなで特に観音岳では長居してしまいました。
今回の楽しみの1つは地蔵岳オベリスク登頂でした。
初めて目の前にして、おぉこれかぁ、と。
私が到着した時、男女6人くらいのグループがちょうど「終わった」後だったので話を聞いてみたら、登頂できたのは小柄な女子と男性の2名だけだったとか。一応コツを聞いておいて、彼等と分かれてからひとりで挑戦。
何と言ってもザイルがある場所がよくわからず、オベリスクの周囲を1周してしまいました(汗)。事前にネットで調べたら、左にまわる、と書いてあったのですが。私は正面からまず登りはじめて途中から左に回りました。ザイルはどこやー、と上見ながら登るのも危ないですね。
で、ザイルがあるところまでの登りは素手と足で、まぁ問題なく。最終部分の3mくらいがザイルによるクライミングでした。写真のように左右にクラックした岩場の右手にザイルがある格好。左足をクラックに突っ込んで、右側の岩に指先のほんのちょっとだけひっかかる程度の窪みがあるので、それらと左手のザイルを使って、うまく体を岩に押し付けながら登ったら、意外とあっさりでした。
下りる時は一番短い環状のピンクのザイルを掴んで、下りる態勢を作りました。
話は前後しますが、登頂の前、ちょうど賽の河原に着いた10時半過ぎくらいから暫く、冷たい強風が吹き上げ始めみるみる体温が奪われていくのを感じ、1枚着て、もう1枚ダウンを着て、、、気のせいか風花が舞ったような気もしました。昼頃にはやみました。
地蔵岳〜オベリスクで昼食も含めのんびりし過ぎて、2時間近く滞在してしまいました。ただいつも下山は時間を思いっきり短縮しているので大丈夫だろう、と高をくくっていたら、青木鉱泉ルートは岩がごつごつしていて速く歩けない、走れず。時間がかせげない。そんなこんなで南精進ノ滝まで、想定の短縮が出来ず、そこから40分で青木鉱泉バス停まで行かなければ、という時間になってしまいました。ガイドブックの標準タイムの半分。走れば何とかなった、といえばそうなんですが、初めての道だったので間に合うかどうかはドキドキでした。急ぎつつも五色ノ滝、白糸の滝、南精進のノ滝は拝みましたが、少しルートを外す鳳凰の滝はヤバそうだったのでパスしました。結果的に、この判断は大正解でした。
帰りの青木鉱泉〜御座石温泉〜韮崎駅 のバスが最悪の状態でした。最盛期ではないからか、マイクロバス1台だったのですが、どういうシステムか御座石温泉で乗ろうとしている人数が、空席数を大幅に上回っている有様。どうすんのかな、と思ったら「ご協力お願いします」とかで、一部の人には立ちっぱなしも受け入れてもらって全員詰め込みました。悪路でドッタンバッタンな乗り心地と相まって、すごいことになってました。ただ皆疲れていたので怒り出す人もあまりいなかったですけど。
韮崎駅から甲府駅に電車で移動し、帰りも高速バスに。この時点で雨がパラついてきました。山にもガスがたちこめていて、いや本当にラッキーでした。
ただ最後の最後、日曜夜ということもあってバスは高速で思いっきり渋滞に巻き込まれ、予定より1時間半遅れで新宿に到着しました。
バスの予約をまちがってしまったんですね。
自分ならパニクってることまちがいなし!
山に行くのをあきらめるかもしれません。
甲府駅での時間は中途半端ですよね〜。
睡眠不足で到着すれば眠れるのですが、
睡眠不足ならバスや電車で眠って到着するはず。
そうすると、甲府では眠りたくても眠れないん
ですよね。
私は時間潰しができず、駅構内エスカレータで
上がった駅前を見下ろすガラスの前で寝るしか
ありません 。
天気がちょうどうまいぐあいになって良かった
ですね♪
>>taktakさん
コメントありがとうございます。
バス間違いは焦りましたが、100%私の落ち度なのに、超険しい顔つきでカウンターで懇願したので、振り替えがきいてよかったです(苦笑)。
甲府駅ですが、長坂駅のようにドアを締め切れる待合室が使えればいいのですが、エスカレーター上がったあの辺だと今の季節、寝袋がないと無理ですからね。あとホームレスのみなさんも集ってきていました(^^
それにしても、電車なりバスで毎回アプローチするのですが、必ず何かしらトラブルが起こります(殆どが電車の遅れ)。
マイカーみたいな渋滞がないから安心、とはいきませんね。。。
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