守門(すもん)岳 〜東洋一?の大雪庇を見に行く
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 1,394m
コースタイム
天候 | 9日 晴れ 10日 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★駐車地—保久礼小屋・・・最初の橋を越えてから左に。橋から真北の林道地点までショートカット可。林道に合流してからは大平経由、林道終点まで林道をたどる。 終点から沢沿いに長峰手前まで行けるが、雪解けが早く通行(ドボン)注意。 ★大岳—大岳分岐 雪解けが早くスキーでの通過不可。夏道が一部出ている |
その他周辺情報 | ★食料買い出し 原信 小出東店が便利 http://www.hnhd.co.jp/shops/koide/ ★人気の蕎麦屋 薬師 http://tabelog.com/niigata/A1504/A150401/15001165/ へぎ蕎麦を初めて知りました。古民家風で雰囲気もよし |
写真
写真中央右の雪が割れている急斜面の通過に苦労しました
一番左が袴腰 袴の右側の真っ白なのが青雲岳
私は最初左端が袴岳と思ってその遠さに引き返そうかと思いましたよ(m)
装備
備考 | 伊丹空港で荷物を預けるとき、X線検査で『バッテリーがありますか」と言われ、ザックを開ける羽目に。ヘッデンと予備電池の乾電池が引っかかった様子。(今から思えばラジオも)リチウム電池でなければ大丈夫のようだが、チェック時にすぐ提示できるようにすることをお勧め (帰りの新潟空港ではなぜか言われず?) |
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感想
今回は飛行機利用の山旅。
私の新潟空港からと、dusterさんの横浜から共に行きやすい山は多数あるがその中から、今回選んだ守門岳。
dusterさんを誘うとdusterさんが行ってないとこからのチョイスとなるから、行先はどうしてもマイナーになりがち。でも調べてみると、なかなか魅力的な山だということが分かった。豪雪地帯にあるこの山は東洋一といわれる巨大雪庇で有名だそう。
コースは大岳までのピストン記録が多いが、我々はにニ百名山のゲットと大雪庇を目当てにこのコースにした。ピストンだと楽だしねえ・・・
今回1日目に余裕があったので、小出で食料・酒など調達。これがなかなか楽しいですね。地元には売ってない地元魚沼産の米焼酎や、2日目の行動食として越後名産、笹団子など、こういう買い出しは癖になりそうです。
人気の蕎麦屋で昼食をとったあと、車をあちこちに止め畦道で桜をバックに残雪の名山をパチリ。山登るまでに下から見上げておくと、山への愛着心もアップします。
特に只見線沿いから見る残雪の守門岳は、最高の1枚になりました。
守門岳は長靴をはいた人、木製ワカンを持参した地元の方に愛されている山で、地域密着の好感を持てた山でした。
また季節を変えて新緑、花の時期、紅葉と楽しんでみたいですね。
長年、恋い焦がれていた守門岳での山スキーを、いよいよ実現する日がやってまいりました!
しかし、今シーズンは記録的な小雪で、どの山も1ヶ月近く季節が進んだように雪解けが早いので、ルートまたは行き先を変更しなければならないかとギリギリまで悩みましたが、metsさんの計画どおり行くことを直前で決心しました。
傾斜がきついところでは雪が割れており、登下降に苦労した箇所も部分的にありましたが、結果的には、何とか計画の行程どおり完遂し、保久礼小屋でのテント泊も含めて思い出に残る、楽しい山行となりました。
ところで、metsさんは旅行関係の会社にお勤めなのですが、その表現力の豊かさにはいつも感服させられております。
今回の山行でも、守門岳を背景に流れる川に架かる普通の橋を見て「まるで梓川に架かる河童橋みたい」とか、急な崖の間から迸る雪解け水を見て「北欧のフィヨルドの断崖を流れ落ちる滝みたい」とか、凡人には思いもつかない表現が次々と出てきます。
旅行会社のキャッチコピーはこのようにして創られているのだと思うと、チラシなどの文句は「話半分に受け取っておこう」との思いを強くした機会でもありました。。。
コメント
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まるでヒマラヤの3枚目の写真はいいですね。
確かに登る前にその山を眺めていると、愛着がわきますね。
2人でテント泊は昔の思い出話で盛り上がたんじゃないでしょうか?
地元の酒や食べ物の満喫して、今回はちょっとした小旅行でしたね。
metsさん
今回は私たちをふって、遠征してよかったですね。
天気にも恵まれたようだし・・・
やはり、山が好きなんですね。
先日に京都でお目にかかった時よりも表情が生き生きとしていますよ。
dusterさん
今回は雪は少なかったようですが、山スキーは楽しめましたか?
私はmetsさんと知り合ったのはここ数年のことなのですが
学生時代はどんな感じの人だったんでしょうか?
orisさん、こんばんは。
全国的にですが、残雪が異常に少なくて山スキーを楽しめる区間が短かかったです
とはいえ、最初からこんなもんだと思えば、十分に満足のいく山行でしたよ
metsさんの学生時代・・・?
全くもって、今と同じです
世の中、変革も必要ですが、変わらないことも大事です・・・よね
orisさんこんばんは
学生時代から全く変わらずのmetsです
(体形は大幅に変わりましたが
このシーズン初の雪山でしたよ。
関西の雪山はもう終わってるので、新潟まで遠征しましたが、
今年の積雪の少なさは全国的のようですね。
新潟も桜が綺麗だったので、「さくら+雪山」の写真を登山口までの道中で
探しまくって撮りました。
お楽しみいただけましたでしょうか。
私としては、鉄橋と守門岳が最も気に入ってますが・・・
まるでスイスの風景のようやと思いません。
またdusterさんから突っ込まれそうですが
山も春の兆しですが(スキーは苦労しそうな…)、山への道中も北国の春って感じでなかなか、山行への期待を盛り上げくれますよね。
最後の田中角栄は大受けです。
ただ、私も八海山、飲みたかったなあ!お土産にしてほしかったなあmetsさん(^-^)/
「白樺あ 青空」と、思わず口ずさみたくなるような、北国の春でしたよ。
雪山と桜のコントラストはなかなか関西ではお目にかかれず
写真を撮りまくってしまいました。
orikouchieさんも是非北国の春に行って、
景色と八海山を堪能してくださいね
orikouchieさん、こんばんは
コメントありがとうございます
ご一緒いただければ、女王様にご満足いただけるよう、八海山の一升瓶でも、スキー一式でも歩荷しますので、次回山行への参加をお待ちしております
北国遠征、お疲れでした。
前日の春の田園風景も十分満喫されたご様子で、
テン泊と酒宴、残雪山含めた楽しい二日間だったみたいですね。
ツボ足とスキー装備という、違うスタイルでの行動の情景を想像すると、
まさにウサギとカメの表現がピッタリ!。
今回もお二人による渋い山のチョイスと、
深く味わいある山記録を楽しませて頂きました。
popoiさん こんばんは
今年の冬は登山自粛していたので、4月にして初の雪山でした。
巨大雪庇で有名なこのコースも今年は裏年みたいでしたね。
ウサギとカメまさにピッタリでしょ。山頂で休憩をして、先に私が下っていくんです。
そして抜かれるという悔しいパターン。
癪だから、下りはトレラン気分で下っていきましたよ。
最近焼酎にはまってます。
焼酎談義聞かせてくださいね。
popoi11さん、こんばんは
metsさんにも山スキー一式の購入を強くオススメしたのですが、残念ながらお付き合いいただけませんでした
しかし、雪が割れた斜面で立ち止まりながらも、私が行きましょう!と言ったら、大英断を下して一緒に袴岳まで来てくれましたよ
昨夏の下山予定から槍ヶ岳に方向転換したシーンを思い出しました
もっとも、あのときは若い女性の一言が決め手でしたが
metsさん、コメントありがとうございました。
あの状況の中、本峰まで行かれたのですね。すごいです!
復路も難儀したとのこと、重荷の我々はやめといて正解だったかも。
ところで、下山中に2回ほどヘリが上がってきた気配があったので、
少し心配したのですが、他の登山者の方々は無事でしたか?
また雪の豊富な年に、東洋一の大雪庇を見にリベンジ行こうと思います
大岳から下りは、藪がだいぶ出てた急斜面でしたので下るの無理かなと思ったんですが、
夏道を発見し何とか下れました。
確か2回目の大岳で、ヘリが頭上を2回転してしてましたね。
皆さんどうもなければいいんですが・・・
私も大雪庇リベンジ&青雲岳のお花畑も見てみたいですね
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