ミステリアス登山！平家岳

2016年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,045m
• 下り: 1,041m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:09

距離 11.0km 登り 1,046m 下り 1,043m

7:53 スタート地点
8:05 面谷登山口
8:59 巡視路分岐
10:06 10:07 ヘリポート
10:30 10:32 井岸山
10:43 11:32 平家岳
11:49 井岸山
12:10 ヘリポート
12:59 13:00 巡視路分岐
13:45 面谷登山口
14:02 ゴール地点

天候

晴れ後高曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

九頭竜湖に架かる箱ケ瀬橋を渡り右折した後、次は面谷橋を渡り左折します。ここからダート道になり状態は荒れています。我が家の山専ウェイク号は途中でリタイアしていますが、低速ドライブなら普通車で登山口まで通行可能です。ただ山から流れ出た水が道を何か所か横断しており、雨上がりは注意が必要と思いました。

コース状況／危険箇所等

登り始めから急登です！稜線に出ると送電線沿いに伐採された登山道を辿って行きます。特に白山方面の眺望が良く整備された快適な登山道です。

写真

4/16 7:13

今日はミステリアスな山名にそそられ平家岳に登ります。九頭竜湖に架る箱ヶ瀬橋を渡り右折します。

4/16 7:36

面谷橋を左折しダート道をすすむと、廃墟マニアの聖地面谷鉱山跡が見えてきました。登山マニアな私は後で見学します、予想通りミステリアスな場所です。

4/16 7:51

悪路で登山口手前で山専ウェイク号泣きが入った様です。本当に山専なのか疑問ですが、進みたくないと言うので仕方ありません。歩きます！

4/16 7:54

面谷鉱山の歴史は古く、この場所で発生した伝染病で亡くなった方の悲しい出来事が書かれていました。益々ミステリアスです！

4/16 8:00

気持ちを切り替え進むと、最初に出迎えてくれたのは、ピンクのミヤマカタバミです。和みました！

4/16 8:02

駐車地から10分程度で登山口に到着しました。それでは平家岳行ってきます。

4/16 8:10

気温の低い朝は閉じた花も帰りには咲きますよね！アズマイチゲさん。

4/16 8:13

靴を濡らすことなく渡渉はできます。

4/16 8:18

背が低いショウジョウバカマが沢山ありました。

4/16 8:22

花の写真を撮っていると何時しか急登に変わって行きます。

4/16 8:24

急登には葉が青々としたイワウチワの花畑が待っていました。

4/16 8:29

イワナシも可愛いです。

4/16 8:34

稜線に鉄塔が見えてきました、朝の寒さが嘘のように暑く写真を撮り休みながら登ります。

4/16 8:39

ミツバノバイカオウレンも群生しています！

4/16 8:41

今日は何んと言ってもイワウチワが咲き乱れ綺麗です。

4/16 8:43

妻も写真を撮り中々進めません。

4/16 8:53

妻が小さく見える立派な木もありました。

4/16 8:58

急登を何とか登り稜線に出ると

4/16 8:59

今度は鞍部に下ります。
苦労して登ったのに！

4/16 9:18

送電線の伐採地に出ました！白山が美しく望めます。

4/16 9:18

荒島岳にはほとんど雪もありません。

4/16 9:25

ここから送電線沿いに伐採された登山道を進むため、眺望は抜群です！

4/16 9:28

疲れた時は、この様に振り返ると常に白山が望めどこでも休憩できるのは良い点です。

4/16 9:29

ところが鉄塔が見えるだけに、次の鉄塔を目標にすると。

4/16 9:41

目標の鉄塔に着いても、見えるのは次の鉄塔です。いい加減嫌になって来ます。

4/16 9:51

そんな時は振り返り白山で休憩！

4/16 9:52

何番目か分かりませんが、やっと平家岳が見えてきました。

4/16 9:56

ゴールが見えると気分は変わります、それで鉄塔が続き追うしかありません。

4/16 9:57

オブジェ！竜。

4/16 9:59

フデリンドウとコラボなど遊んでいると。

4/16 10:05

美濃平家岳が見えてきました。次は岐阜県側から登ってみたいです。

4/16 10:08

この先はかなり下りそうです。帰りの事を思うと滅入ります

4/16 10:12

そんな時はフデリンドウから元気を注入していますが。

4/16 10:15

平家岳疲れます。なめてました！

4/16 10:21

美濃平家との分岐を越え。

4/16 10:25

残雪も僅かにあります。

4/16 10:33

マジですか！最後のビクトリーロードは直登です。

4/16 10:31

足元のカタクリ眺め気を落ち着かせてから鞍部に下ります。

4/16 10:35

下から見るとこんな感じ！気合いで登る以外ありません。

4/16 10:42

能郷白山めがけてフィニッシュ。

4/16 10:43

妻Vサインで登頂！頑張りました！

4/16 10:44

私も負けずにガッツポーズ！
疲れました。

4/16 10:45

天気は良くありませんが能郷白山に姥ヶ岳。

4/16 10:45

荒島から経ヶ岳、赤兎に主峰白山です。花の白山に早く行きたいです。

4/16 10:48

今日は積んでみました。限定コラーゲン入りの豪華麺は予想に反し唇ベトベトになりました。冬ならリップもいらず良いと思いますがこの時期は・・・

4/16 11:34

正面に見える山への登り返しを考えるだけで気が重い。

4/16 11:35

早めに帰ります。

4/16 11:38

先が見えない下りの後は当然登りが待っています。

4/16 11:49

振り返ります。飲んだ直後の登り返しはいつも堪えます。

4/16 12:03

今日は霞んでいますが、帰りも眺望抜群です。

4/16 12:13

フデリンドウにも助けられ何とか最大の登り返しをクリアしました。

4/16 12:14

後は行きと同じ送電線を追いかけます。

4/16 12:21

違うのは眼下に常に白山が望めます。

4/16 12:24

妻も白山を楽しんでいる事でしょう。

4/16 13:11

イワウチワ群生地まで戻って来ました。
帰りも花を満喫します。

4/16 13:13

逆光のイワウチワ！

4/16 13:16

朝より大きくなった？ミツバノバイカオウレン

4/16 13:18

コラボ1
オウレン＆ウチワ

4/16 13:37

コラボ2
ネコ＆カタバミ

4/16 13:37

カタバミの色は見事です。真っ赤！

4/16 13:39

下を向いていたカタバミも太陽に向かっていました。

4/16 13:40

閉じていたアズマイチゲも開花してます。

4/16 13:41

もちろん群生もしています。

4/16 13:58

この手の花似た花が多くキジムシロと思いますが？こちらも群生しています。

4/16 14:08

ヘビイチゴとか言う花もありますが、どうですか？
教えてください。

4/16 14:01

これも雑草のような？ヤマハタザオのような？

4/16 14:30

スミレはパラダイスです。見事です。

4/16 14:30

白と紫のタチツボ？スミレ群生で今日の花は〆ました。

4/16 14:02

山専号は寂しく鉱山跡地に一人です。大丈夫でしょうか？ただいま！この後銅山見学します。

4/16 14:10

山肌はこんな感じです、歴史が古い鉱山で大正時代が最盛期だったようです。

4/16 14:10

最盛期は3000人が暮らしていましたが、安い輸入品の銅には勝てず閉山したようです。

4/16 14:13

疫病の発生、景気の低迷など、100年の歳月を経た鉱山は、ゆっくり自然に戻っていました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

ルピモさん

平家岳！ミステリアスな山名で以前から登りたい山に行ってきました。
この山の旬はシャクナゲが咲く5月の様ですが、暑くなると伐採された稜線は辛く今回計画に至ります。
登山口の面谷鉱山跡は、明治から大正にかけ生産のピークをむかえ最盛期は3000人が暮らす村には、当時まだ珍しい面谷川を利用した水力発電などもあったようです。
その後安価な輸入銅には勝てず、伝染病(今でいうインフルエンザ)の流行で多くの方が亡くなる悲しい事実もあり、閉山に至ります。歴史も古く遺跡のような跡地は、廃墟マニアでなくても観る価値があると思います。
登山前から石碑に書かれたエピソード話で、若干テンションは下がりましたが、花が盛り上げてくれました。カタバミやアズマイチゲ、今回��1はイワウチワ！登山道両脇に咲き乱れ、ミズミズしい葉もとても綺麗でした。
稜線からは伐採された登山道を辿ります。送電線は地上よりかなり高く、ここまで伐採が必要なのか疑問はありますが、その分眺望が良いことだけは間違いありません。低山ながら森林限界を歩いているような気分になりました。
但し問題が発生！鉄塔が見えるだけに「次はあの鉄塔まで行こう」と鉄塔を目標にして登ります。同じ目標が何度もあると何故か疲れ、片道5K程度で累計高度も800m程度しかありませんが妻も私もクタクタになりました。なめたらいかん平家岳！
山頂からは福井の山はもちろん、北ア、乗鞍、御嶽、伊勢湾まで見えました！
歴史を感じ、花に癒され、眺望にエネルギーをもらう充実した休日を送ることができました。季節を変えまた登りたい山、平家岳！

コメント

やまさん

次は…
関から登りますか？
美濃平家岳は関市最高所ですので登ってみたい山の一つです。
こちらも高圧線の監視コースみたいですね(笑)

ルピモさん

Re: 次は…
やまさん　こんばんは。
関から登りましょう！
私も登山始めた当時から登りたいマイナーな
山が2山あります。
美濃平家岳と焼山(恵那市最高峰）です。
行きたいくせに何故か躊躇する2山で中々いけません。

ベッカム

美濃平家
美濃側から登るとロングコースらしいですね。
一度やってみたいです。
途中まで行ったことありますが、シロヤシオがよく咲いていました。

ルピモさん

Re: 美濃平家
ベッカムさんコメントありがとう御座います。
私も同じくやってみたいです。
登りたい山ですが、レポも少なく道も心配なので
先ずは本家から登ってみました。
花があるなら美濃平家岳経由でチャレンジしてみます。

ベッカム

笈ヶ岳
ヤマレコに先週末のレポは出ませんでした。最新のものを見ると車は中宮ビジタ−センターまで入れず、往復で１時間半例年よりかかります。そして今年の雪の少ない状態から想像すると藪が例年より多くなっていると思われます。よって、来年に仕切り直したいと思います。

ルピモさん

Re: 笈ヶ岳
ベッカムさん了解しました！
今年は雪が少なく諦めていました。
また来年案内してください、楽しみにしています。
そろそろGWの天気が気になります。
お互い思い出に残る山登りが出来ると良いですね。