記録ID: 850109
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積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
地蔵山(笹ヶ峰ダムより)
2016年04月20日(水) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 12:29
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,131m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
朝出発の準備していると車が一台来たので、登山かなと思い、声掛けてみると釣りだという。釣り師も早いものだ。 ダムの先に続く急階段を登り終えて、写真を撮っていると下から釣り師が登ってくるので、待って行き先を聞いてみると氷沢川だという。 遊歩道を少し登って、釣り師と別れ雪のない笹の斜面に取り付く、尾根に乗ると踏み跡が表れて、雪はないので難なく天狗山に着く。 天狗山の先で凹地になって、雪のある右を行った方が歩きやすそうだが、遠回りになりそうなので、左の雪のない笹の尾根を行く。 神道山までは尾根東の雪庇を歩ける部分もあるが、概ね笹の中を歩いて行くが、笹の密度は低いので普通に歩ける。 神道山からは暫くは雪庇上を行くが、雪がつながらない所では、笹藪に入りこまざるを得ず、今までと違って笹密度が濃いので難儀する。 P1892手前辺りまでは、笹と雪を行き来しながら歩いて行くが、その先からは西斜面に雪も着いて、概ね尾根西を歩いて行くようになり、笹藪から解放される。 P1953手前から、地蔵山に続く尾根に向かうようにトラバースを開始する。しかし結構な急斜面なので、すぐにピッケルを取り出す。 雪庇の下をトラバースして行くんだが、雪庇が崩壊したらアウトだなと思ったが、まあ滅多にそういう事はないだろうと、そのまま急斜面のトラバースを続け地蔵山とのコルまで行く。途中2回スリップしたが、ピッケルがしっかり止めてくれる。 地蔵山の登りでは、体力がかなり消耗して、少し歩いては立ち止まりを繰り返しながら、やっと頂上に着いて、360度まではいかないが、素晴らしい展望に今までの苦労も吹っ飛ぶ。 ゆっくりとランチタイムを終え、確か頂上には地蔵様があるんだったなと思い、探してみたがどうやら雪の下のようで見つからなかった。 頂上でゆっくりと過ごし、さあ下山だ。念のためにアイゼンを装着する。 コルまで降りて帰りは尾根通しに行こうと試みるも、直ぐに笹藪に阻まれ、来た時と同様に尾根東斜面のトラバースで帰る。 神道山に着いた時は、疲労困憊の有様だったが、ここまでくれば後は下るだけなので楽勝だと思ったが、それは甘い考えだった。 まず神道山東峰への短いが急な登り、東尾根に行くのに少し笹を漕いで雪の斜面に出た時には、このまま快適に行けるかと思い気や10分弱で雪が切れ笹藪に突入する羽目になる。アイゼン装着したままでは、とてもじゃないが歩きずらいので、途中でアイゼンを外す。このままずっと激藪を行かなければいけないんじゃないかと少し不安になるが、幸いにも20分程で笹地獄を抜ける事が出来て、地形図の1508地点から東尾根を外れて、北方向に降りて行く。ここからは藪もなく歩き安くなり、斜面を降りきって平坦な地形に出る。この辺は雪解けが進み半ば湿地状になっているが、靴が潜る程ではない。それからダムの方向に小さな流れを何度か渡って遊歩道に出て、殆ど雪のない道をハイキング気分で帰る。 |
写真
撮影機器:
感想
三月初旬に佐渡山に登った時に、乙妻山の右にインパクトのある山があり、それが地蔵山だった。こんな山がある事も知らなかった。帰ってから調べてみると残雪期によく登られているようだ。俄然登りたくなり機会を伺っていた。自分の体力では笹ヶ峰ダムまで車で行ける事が絶対条件だ。
火打山のレコで笹ヶ峰の登山口まで車で入れる事が解り、登山を実行する事にした。いつものように前日に登山口まで行く事にして行ってみると、すんなりとダムまで車で行く事が出来た。
ダム周辺には雪が殆どなく、笹の藪漕ぎを心配していたが、思っていたよりも少ないし、何よりも踏み抜きが皆無に近く、これはラッキーだった。
過去の記録では結構踏み抜き多発の文字がみえたので。
最後は、ヘロヘロになっていたが地蔵山まで行く事が出来、暫くは余韻に浸れるだろう。
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