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Yamareco

記録ID: 85038
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳縦走・北横岳→双子山→蓼科山(日帰りハイク)

2010年09月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:26
距離
18.8km
登り
1,569m
下り
1,570m

コースタイム

<竜源橋駐車場〜北横岳>(2時間24分)
 06:26 竜源橋駐車場
 07:31 蓼科山方向分岐
 07:42 天祥寺平
 08:01 亀甲池
 08:50 北横岳

<北横岳〜双子池>(1時間41分)
 09:15 北横岳
 09:53 大岳分岐
 10:56 双子池ヒュッテ

<双子池〜蓼科山>(2時間3分)
 11:10 双子池ヒュッテ
 11:39 双子山
 11:56 大河原峠
 12:39 赤谷の分岐
 12:48 蓼科山荘
 13:13 蓼科山

<蓼科山〜竜源橋駐車場>(1時間50分)
 14:02 蓼科山
 15:34 女神茶屋
 15:52 竜源橋駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ビーナスラインの竜源橋横の駐車スペース利用。
朝6時過ぎに着いたとき、先着1台。ギリギリ5台が限度かな?
コース状況/
危険箇所等
◎竜源橋駐車場〜亀甲池
 緩やかな上りです。天祥寺平までは、沢に沿って歩きます。途中、支流の沢を数箇所渡らなければなりませんが、ほとんど涸れていました。雨中の山行なら注意が必要かもしれません。後、笹薮が生い茂っています。朝露でけっこう濡れました。下のみレインコート着用したほうがよかったかも。

◎亀甲池〜北横岳
 ここの上りも急登です。木の根っこがあらわになった箇所が多く歩きづらいですが、危険を感じる箇所はありません。

◎北横岳〜双子池
 長い〜岩場の連続です。これでもかってぐらい岩場が続きます。平坦な場所を2箇所通過しますが、ここでも身長大ぐらいの大きさの岩場の上を歩いて行かないといけません。金峰山山頂のような岩場です。岩が積み重なっている状態なので、誤って踏み外さないよう注意が必要。この日一番の悪路でした。ペンキ後に従って進んでください。

◎双子池〜蓼科山荘
 特に危険なところはありません。双子山山頂は、広々とした空間で休憩にはちょうどいいかも。

◎蓼科山荘〜蓼科山
 岩場の急登です。下りは危険かもしれませんが、上りはそこまで危険とは感じませんでした。ただ、岩が丸みを帯びているので雨や雪なら滑るかもしれません。後、蓼科山への一番のメジャーコースなのか、登山客がたくさんいました。ちょうど混む時間帯だったのかもしれません。狭い岩場で頻繁に道を譲らなければならないので、止まる場合はバランスを崩さないように。

◎蓼科山〜女神茶屋
 かなりの急斜面です。森林限界から上は大きな岩場の連続、下は膝丈ぐらいの岩とザレ場です。だいたい標高差800メートルぐらい続くでしょうか?笹薮が現われたら岩場・ザレ場は終わります。女神茶屋はもうすぐです。
駐車場にある周辺案内板
2010年09月19日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 6:25
駐車場にある周辺案内板
沢の水。すごく澄んだ水でそのまま飲めそうです。
2010年09月19日 07:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 7:15
沢の水。すごく澄んだ水でそのまま飲めそうです。
天祥寺原から見上げた蓼科山
2010年09月19日 07:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 7:23
天祥寺原から見上げた蓼科山
沢越え…。といってもこの時は枯れていました。
2010年09月19日 07:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 7:29
沢越え…。といってもこの時は枯れていました。
綺麗な苔。
2010年09月19日 07:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 7:37
綺麗な苔。
天祥寺原から北横岳
2010年09月19日 07:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 7:47
天祥寺原から北横岳
亀甲池・ほとんど枯れてます。
2010年09月19日 08:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 8:03
亀甲池・ほとんど枯れてます。
確かに甲羅のような紋様が。
2010年09月19日 08:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 8:04
確かに甲羅のような紋様が。
八ヶ岳(北横岳山頂より)
2010年09月19日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 8:59
八ヶ岳(北横岳山頂より)
北横岳山頂(2480m)
2010年09月19日 09:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 9:08
北横岳山頂(2480m)
穂高と槍(北横岳山頂より)
いつか行くぞ!!
2010年09月19日 09:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 9:10
穂高と槍(北横岳山頂より)
いつか行くぞ!!
八ヶ岳と南アルプス(北横岳山頂より)
2010年09月19日 09:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 9:19
八ヶ岳と南アルプス(北横岳山頂より)
蓼科山。話に聞くより立派な山です。
2010年09月19日 09:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 9:42
蓼科山。話に聞くより立派な山です。
天狗の露地
ここら辺は大きな岩が多く、歩きづらいコースです。
2010年09月19日 10:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 10:16
天狗の露地
ここら辺は大きな岩が多く、歩きづらいコースです。
双子池。
泳げたら気持ちよさそう。
2010年09月19日 10:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 10:59
双子池。
泳げたら気持ちよさそう。
双子山頂上付近
見晴らしのいい草原です。蓼科山がよく見えます。
2010年09月19日 11:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 11:34
双子山頂上付近
見晴らしのいい草原です。蓼科山がよく見えます。
双子山山頂(2223.8m)
2010年09月19日 11:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 11:41
双子山山頂(2223.8m)
ひなたぼっこ。
2010年09月19日 11:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 11:42
ひなたぼっこ。
大河原峠方向
ここまで車で来れるようです。
2010年09月19日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 11:52
大河原峠方向
ここまで車で来れるようです。
蓼科山への上り。上から来た道を振り返って。
ここは大きめの岩が積み重なった急登です。
八ヶ岳のゴツゴツした岩とは違い、風化したのか丸みを帯びた岩です。濡れている場合は、滑らないよう気をつけてください。
2010年09月19日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 13:07
蓼科山への上り。上から来た道を振り返って。
ここは大きめの岩が積み重なった急登です。
八ヶ岳のゴツゴツした岩とは違い、風化したのか丸みを帯びた岩です。濡れている場合は、滑らないよう気をつけてください。
山頂方向。人だかりの山ができてます。
2010年09月19日 13:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 13:12
山頂方向。人だかりの山ができてます。
蓼科山山頂(2530m)
2010年09月19日 13:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 13:17
蓼科山山頂(2530m)
先ほどとは逆側から、蓼科山山頂。
2010年09月19日 13:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 13:22
先ほどとは逆側から、蓼科山山頂。
八ヶ岳(蓼科山山頂より)
こうして見ると、阿弥陀岳から中岳への下りが一番傾斜がきついですね。
2010年09月19日 13:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 13:44
八ヶ岳(蓼科山山頂より)
こうして見ると、阿弥陀岳から中岳への下りが一番傾斜がきついですね。
八ヶ岳と北横岳(蓼科山山頂より)
麓に見える建物が、ピラタスロープウェー。
2010年09月19日 14:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 14:12
八ヶ岳と北横岳(蓼科山山頂より)
麓に見える建物が、ピラタスロープウェー。
霧ケ峰と白樺湖(蓼科山山頂より)
2010年09月19日 14:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 14:16
霧ケ峰と白樺湖(蓼科山山頂より)
蓼科山から女神茶屋への下り。
下から見上げています。このくらいの大きさの岩の連続。急斜面を700〜800m下ります。途中ザレ場もあります。下りは慎重に!!
2010年09月19日 14:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
9/19 14:22
蓼科山から女神茶屋への下り。
下から見上げています。このくらいの大きさの岩の連続。急斜面を700〜800m下ります。途中ザレ場もあります。下りは慎重に!!
女神茶屋。
ここには大きな駐車場があります。ここから竜源橋の駐車場までは、約15分くらい。緩やかな下りです。
2010年09月19日 15:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 920 IS, Canon
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9/19 15:36
女神茶屋。
ここには大きな駐車場があります。ここから竜源橋の駐車場までは、約15分くらい。緩やかな下りです。
撮影機器:

感想

前日の南八ヶ岳縦走に続き、この日は北八ヶ岳にチャレンジしました。

白樺湖畔で車の中で一泊し、朝6時前に起床。早速、準備を行い登山口の前の駐車場へ。途中、湖畔にあるローソンで中華マンを買おうと思っていたけど…開店していませんでした。朝7時からの営業とのこと。朝に温かいも物を食べようと考えていただけに、ちょっと残念な気分。だけど駐車場に向かう途中でキツネの親子に出会い、少しラッキーな気分。プラマイゼロです。

この日は前日とはうって変わって天候がよく登山日和。天祥寺平近辺の見通しがよいところからは、凛とした蓼科山を拝めます。今回の道中で一番きれいに見えたポイントかもしれません。

北横岳からの天望は格別でした。360°の眺望があります。奥秩父〜八ヶ岳〜南アルプス〜中央アルプス〜北アルプス〜蓼科山〜浅間山〜こんな感じです。穂高・槍も彼方に見えていました。

北横岳からの岩場の下りで悪戦苦闘。前日にも長い距離を歩いたせいなのか、早くもこの時点で膝が痛み始めました。ここから一気にペースダウン。さらに長いこと続く岩場の連続に心が折れそう。そんなときに急に視界に入ったのが、双子池。遠くからでも目立つそのエメラルドグリーンの池に興味津々。一気にやる気が回復。双子池を眺めながらのんびりと、おにぎりをほお張る。

蓼科山の急登の岩場では、登山者の渋滞発生!!ツアーの団体さんに先に行っていいよと言われましたが、この集団の長いこと…。30人ほどで上っているとか。ツアーだとこんなに大勢で上るんですかね?ガイドは大変そう。渋滞の途切れるところまで上ると、小さなお子さんが泣きじゃくっていました。どうやら渋滞の原因のようです。幼稚園か小学校低学年だろうな。足がすくむのも仕方ない。こういうのって相性がありますよね。トラウマにならないでいて欲しいものですが…。

蓼科山山頂は、広々とした空間です。ただし広すぎて360°の天望は楽しめません。この時、だいぶ膝にきていたので1周するのは諦め八ヶ岳方面を見渡せるところで休憩。ここも八ヶ岳が一望できるいいポイントです。赤岳〜中岳〜阿弥陀岳のWの形がよく見えます。

今回の山行、膝が痛い中よく歩けたと思います。大きな収穫としては、帰りの下りで膝の痛みをあまり感じなかったこと。もしかしたら下りのコツをつかんだのかもしれません。

<前日の南八ヶ岳縦走の記録>
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-84912.html

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