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Yamareco

記録ID: 850880
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ハイキング
甲信越

【牛歩演習】大蔵経山〜要害山〜武田神社【戊31.3】

2016年04月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:59
距離
17.6km
登り
1,024m
下り
1,001m

コースタイム

日帰り
山行
4:46
休憩
1:14
合計
6:00
8:29
8
8:37
9:09
38
9:47
9:55
21
10:16
10:20
29
10:49
32
11:21
24
11:45
11:46
8
11:54
12:09
37
12:46
12:49
21
13:10
4
下山
13:14
13:17
5
13:22
35
13:57
14:05
24
武田神社
14:29
甲府駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:JR石和温泉駅
復路:JR甲府駅
コース状況/
危険箇所等
岩がゴロゴロ転がっている所があるが、よく滑る。
石和温泉駅ホームから大蔵経寺山。まだ雲がかかっている。
2016年04月22日 08:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:25
石和温泉駅ホームから大蔵経寺山。まだ雲がかかっている。
石和温泉駅北口を出発。
2016年04月22日 08:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:31
石和温泉駅北口を出発。
藤の花が満開。
2016年04月22日 08:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:38
藤の花が満開。
大蔵経寺から入山する。
2016年04月22日 08:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:39
大蔵経寺から入山する。
大蔵経寺の敷地内にある物部神社
2016年04月22日 08:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:44
大蔵経寺の敷地内にある物部神社
石和温泉街を見下せる。手前は大蔵経寺本堂。
2016年04月22日 08:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:45
石和温泉街を見下せる。手前は大蔵経寺本堂。
富士山が少し頭を覗かせる。
2016年04月22日 08:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:45
富士山が少し頭を覗かせる。
防護柵を潜って入山。
2016年04月22日 08:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 8:49
防護柵を潜って入山。
2016年04月22日 09:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
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山神宮
2016年04月22日 09:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 9:09
山神宮
神社の裏手から本格的に入山。
2016年04月22日 09:11撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 9:11
神社の裏手から本格的に入山。
石がゴロゴロしているなあと思ったら、どうも古墳の上を歩いているようだ。
2016年04月22日 09:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 9:20
石がゴロゴロしているなあと思ったら、どうも古墳の上を歩いているようだ。
南アルプス方面がすっきりしているだけに木々越しにしか見えないのがもどかしい。
2016年04月22日 09:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
2
4/22 9:24
南アルプス方面がすっきりしているだけに木々越しにしか見えないのがもどかしい。
大きさを増す岩を越えると、
2016年04月22日 09:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 9:33
大きさを増す岩を越えると、
静かな大蔵経寺山の頂に着く。
2016年04月22日 09:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/22 9:49
静かな大蔵経寺山の頂に着く。
大蔵経寺からはなだらかな道
2016年04月22日 09:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 9:59
大蔵経寺からはなだらかな道
道に散らばる白い花びらを見て、ふと上を見上げると、
2016年04月22日 10:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:14
道に散らばる白い花びらを見て、ふと上を見上げると、
桜がまだ残っていた。
2016年04月22日 10:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:15
桜がまだ残っていた。
防火帯らしい所でようやく展望が開けた。
2016年04月22日 10:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:19
防火帯らしい所でようやく展望が開けた。
あの特徴的な山容は甲斐駒ヶ岳かな。
2016年04月22日 10:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/22 10:20
あの特徴的な山容は甲斐駒ヶ岳かな。
南アルプス南部
2016年04月22日 10:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:20
南アルプス南部
やはり雪があると美しい。
2016年04月22日 10:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/22 10:21
やはり雪があると美しい。
毛無山辺り
2016年04月22日 10:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:21
毛無山辺り
長谷寺分岐
2016年04月22日 10:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:25
長谷寺分岐
鳳凰が甲府盆地に迫る。
2016年04月22日 10:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/22 10:26
鳳凰が甲府盆地に迫る。
残雪と、
2016年04月22日 10:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
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残雪と、
残桜。
2016年04月22日 10:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/22 10:32
残桜。
苔の緑も瑞々しい。
2016年04月22日 10:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:34
苔の緑も瑞々しい。
アップダウンが始まる。実のところ、大蔵経寺山と要害山の間には両山よりも高いピークがいくつもある。
2016年04月22日 10:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:38
アップダウンが始まる。実のところ、大蔵経寺山と要害山の間には両山よりも高いピークがいくつもある。
深草山
2016年04月22日 10:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/22 10:51
深草山
富士山が見えるのだが。カメラが人の眼並みにメイン対象を捨象するようになれば。
2016年04月22日 10:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:51
富士山が見えるのだが。カメラが人の眼並みにメイン対象を捨象するようになれば。
南アルプス方面。展望は無いが、生命力溢れる左の木を見ると何も言えない。
2016年04月22日 10:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:51
南アルプス方面。展望は無いが、生命力溢れる左の木を見ると何も言えない。
上った分を下る。
2016年04月22日 10:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 10:53
上った分を下る。
何とか富士山をカメラに収める。
2016年04月22日 11:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/22 11:00
何とか富士山をカメラに収める。
彼方此方で倒木が道を塞ぐ。
2016年04月22日 11:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:18
彼方此方で倒木が道を塞ぐ。
2016年04月22日 11:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:19
新緑のトンネル
2016年04月22日 11:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:31
新緑のトンネル
木々越しに見えるは兜山だろう。
2016年04月22日 11:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:43
木々越しに見えるは兜山だろう。
岩堂峠
2016年04月22日 11:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:47
岩堂峠
2016年04月22日 11:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:52
昔の城郭遺構だろうか。
2016年04月22日 11:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:54
昔の城郭遺構だろうか。
岩質の山肌。
2016年04月22日 11:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:54
岩質の山肌。
あっ、さっさと立ち去った方が良さそうだ。
2016年04月22日 11:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:55
あっ、さっさと立ち去った方が良さそうだ。
深草観音入口
2016年04月22日 11:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 11:56
深草観音入口
うぉーっ、何だこれ?
2016年04月22日 12:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:00
うぉーっ、何だこれ?
岩室の中の観音堂。まだ「賀正」の紙が貼ってあるのが何とも。
2016年04月22日 12:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:06
岩室の中の観音堂。まだ「賀正」の紙が貼ってあるのが何とも。
前の画像の穴を抜けると、別ルートで元の所に戻る。
2016年04月22日 12:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:08
前の画像の穴を抜けると、別ルートで元の所に戻る。
深草観音から下ると水場があった。
2016年04月22日 12:11撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:11
深草観音から下ると水場があった。
深草観音下から流れ出る沢沿いに下る。
2016年04月22日 12:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/22 12:14
深草観音下から流れ出る沢沿いに下る。
道が落ち着く。
2016年04月22日 12:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:18
道が落ち着く。
2016年04月22日 12:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:18
沢を渡る。
2016年04月22日 12:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:21
沢を渡る。
要害山に近づくとまた岩が増えてきた。
2016年04月22日 12:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:28
要害山に近づくとまた岩が増えてきた。
棚山と思われる。
2016年04月22日 12:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:41
棚山と思われる。
要害山の城郭に到達。
2016年04月22日 12:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:45
要害山の城郭に到達。
主郭部に山頂標柱があるが、実際の最高点は城郭部分の手前にあると思われる。
2016年04月22日 12:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/22 12:49
主郭部に山頂標柱があるが、実際の最高点は城郭部分の手前にあると思われる。
武田信玄公誕生の地
2016年04月22日 12:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:51
武田信玄公誕生の地
2016年04月22日 12:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:53
武田不動尊
2016年04月22日 12:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:58
武田不動尊
不動様の眺める風景
2016年04月22日 12:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 12:58
不動様の眺める風景
大手側は何重もの門で固められている。搦手側の門跡は一つ。
2016年04月22日 13:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:00
大手側は何重もの門で固められている。搦手側の門跡は一つ。
下山
2016年04月22日 13:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:12
下山
下山した積翠寺から要害山
2016年04月22日 13:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:16
下山した積翠寺から要害山
積翠寺前から甲府盆地
2016年04月22日 13:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:17
積翠寺前から甲府盆地
積翠寺バス停
2016年04月22日 13:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:24
積翠寺バス停
山桜が見頃
2016年04月22日 13:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:24
山桜が見頃
2016年04月22日 13:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:34
武田神社
2016年04月22日 13:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 13:59
武田神社
甲府駅到着。
2016年04月22日 14:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 14:31
甲府駅到着。
午後はまた雲が広がった。
2016年04月22日 15:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/22 15:25
午後はまた雲が広がった。
撮影機器:

感想

先に迦葉山を歩いた際に出来物ができてしまって、今暫くは安静を余儀なくされている(その割には福島に花見に行ったりしているが)。大型連休までに何とか完治させるべく努めているところだが、どのくらいまで歩いても大丈夫か確かめるため、山梨県へと赴いた。

【参考】
『新・分県登山ガイド[改訂版]14山梨県の山』
ここでは、「かつてはただの藪山だった大蔵経寺山は「山梨百名山」に選定されて突然出世したが、この山だけ登ったのでは失望するのがオチである」として、もう一つの「山梨百名山」である要害山と「2つで合わせ技一本」と書かれているが、私は大蔵経寺山だけでも結構楽しめた。山頂からの展望だけが山の売りではない。出来物に障らないようにゆっくりと歩いたためか、いつもよりも山川草木に目が行ったのと、桜が残っている一方で新緑が芽生え始めていたというタイミングもあったのだろう。名前が付いている割には稜線の端にあるということで山頂そのものは地味なのかもしれないが、人によって目の付け所は異なるので、山の評価は次なる山行者に委ねるような記述の方が良いだろう。

【山行概要】
降り立った石和温泉駅のホームから見上げる大蔵経寺山は、今だに昨日来の雲を頂に被っていたが、初夏を思わせる陽射しに、いずれ晴れるであろうことを確信し、麓の大蔵経寺へと向かう。
物部神社、山神宮を経ていよいよ山の中へ。まさに「腫れ物に触る」ような感じでそろそろと歩く。低山とは言っても傾斜はそれなりで、また斜面に転がる岩は前日の雨で濡れているということもあり、やたらと滑る。「石積古墳群」という標識があるので、これらの岩は人為的に置かれたということになるが、教科書や何かに載っている古墳とは形状が違うようだ。遺体を埋めた上に墓石のような感じで岩を乗せたのかもしれないが、だとすると、私は今、墓石の上を歩いていることになる。むむむ。

それにしても暑い。道半ばにして汗が噴き出す。基本樹林帯なのがせめてもの幸いだ。また、木々の幹枝越しではあるが、東に大菩薩、西に南アルプスが見えてきて心が安らぐ。雨上がりの清清しさは朝に家を出た時から感じていたが、山の新緑の中では、その感じがいよいよ増してくる。惜しむらくは遠方の山々をカメラに収めることができないことだ。まだ葉がつかない季節だったらもう少しよく東西の風景を眺められるかもしれないが、展望は主に肉眼で楽しむことになる。

大蔵経寺山の山頂で出来物の様子を確かめつつ一休み。大蔵経寺山だけでも良いように思ったのだが、まだ大丈夫だろうと要害山へと歩を進める。
幸い、先の山頂時点で稜線に乗ったので、暫くはゆるやかな歩きやすい道。そして、防火線の頭らしき所で南アルプス方面の展望が開ける。向こうも快晴で、青空に冠雪が映えている。先に進んで良かったとしみじみ思う。
ふと地面に視線を落とすと、見慣れた丸っこい白い花びらがたくさん落ちている。もう散ってしまったかと思っていたが、山の上ではまだ桜が咲いているのだ。期せずして残雪だけでなく、残桜も楽しむこととなった。

大蔵経寺山と要害山の間には、この両峰よりも標高のあるピークが間に入っており、意外とアップダウンがある。そのため、出来物に障らないよう、小股でゆっくり上り下りする。それにだれてきた頃に現れるのが深草観音である。高く聳える岩の途中、岩室に観音様が鎮座ましまして、長大な梯子でアプローチする。これはまた凄い所に意観音堂を造ったものだと感心しつつご挨拶。深草観音下の水場で咽喉を潤し、もう暫く歩くと要害山の城郭に到る。

【総括】
心配していた出来物の状態も悪化せず、結局、バスの時間が遅いためもあったが、積翠寺から武田神社を経て甲府駅まで歩ききることができた。
今後の治り具合にも依るが、大型連休中、ハードでない中距離の山行までなら支障なく歩ききる自信はついた。となれば、後はどこへ行くか。ゆっくりと計画を立てることとしよう。

〜おしまい〜

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技術レベル
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