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Yamareco

記録ID: 851268
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳

2016年04月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:08
距離
11.1km
登り
1,503m
下り
1,501m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
1:53
合計
7:08
7:47
118
9:45
10:28
123
2116m(休憩)
12:31
13:18
6
13:24
13:47
68
2595m(休憩)
14:55
7:47 扇沢駅 -> シートラーゲン
8:24-8:28 赤沢出合付近 -> シール登行
10:53-11:05 マヤクボ沢2330m -> シートラーゲン(アイゼン)
12:31-13:18 針ノ木岳 -> スキー滑降
14:32 1528m 篭川の橋 -> シートラーゲン(雪のない登山道歩き)
14:55 1423m 扇沢駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
parking 扇沢無料駐車場
その他周辺情報 spa 大町温泉郷 湯けむり屋敷 薬師の湯 \700
トロリーバスゲート横の登山口
2016年04月23日 07:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/23 7:47
トロリーバスゲート横の登山口
作業道へ。この先の篭川の橋から雪がつながる
2016年04月23日 08:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
4/23 8:01
作業道へ。この先の篭川の橋から雪がつながる
右岸から堰堤を越える
2016年04月23日 08:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 8:30
右岸から堰堤を越える
沢割れ。この雪渓で初めて見た
2016年04月23日 08:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 8:42
沢割れ。この雪渓で初めて見た
雨の通り道?が道路のよう
2016年04月23日 09:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 9:18
雨の通り道?が道路のよう
一番ひどいデブリでこれくらい
2016年04月23日 09:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 9:43
一番ひどいデブリでこれくらい
マヤクボ沢へ
2016年04月23日 10:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 10:42
マヤクボ沢へ
バケツトレースがありがたい
2016年04月23日 11:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 11:21
バケツトレースがありがたい
爺ヶ岳をバックに登る
2016年04月23日 11:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 11:34
爺ヶ岳をバックに登る
カール底の緩斜面。コル側は雪がつながっている
2016年04月23日 11:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
4/23 11:36
カール底の緩斜面。コル側は雪がつながっている
マヤクボ沢上段の登り
2016年04月23日 11:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 11:47
マヤクボ沢上段の登り
稜線より見下ろす
2016年04月23日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:18
稜線より見下ろす
あとちょっと
2016年04月23日 12:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:26
あとちょっと
山頂より黒部湖と立山連峰
2016年04月23日 12:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:33
山頂より黒部湖と立山連峰
スバリ岳と後立山連峰
2016年04月23日 12:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:33
スバリ岳と後立山連峰
薬師岳
2016年04月23日 12:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:36
薬師岳
上から見た針ノ木雪渓
2016年04月23日 12:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:38
上から見た針ノ木雪渓
山頂直下の滑降ルート
2016年04月23日 12:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:42
山頂直下の滑降ルート
槍ヶ岳、穂高岳。表/裏銀座コースですね
2016年04月23日 12:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:43
槍ヶ岳、穂高岳。表/裏銀座コースですね
稜線を登るlivくん
2016年04月23日 12:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 12:45
稜線を登るlivくん
滑降開始。岩の間を滑る
2016年04月23日 13:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
4/23 13:18
滑降開始。岩の間を滑る
肩から滑ったほうが楽しそう
2016年04月23日 13:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 13:21
肩から滑ったほうが楽しそう
振り返る
2016年04月23日 13:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/23 13:22
振り返る
肩から滑り降りるlivくん
2016年04月23日 13:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 13:46
肩から滑り降りるlivくん
マヤクボ沢下段の滑降
2016年04月23日 13:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/23 13:52
マヤクボ沢下段の滑降
針ノ木峠の合流点へ
2016年04月23日 13:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/23 13:57
針ノ木峠の合流点へ
合流後もしばらくは快適
2016年04月23日 14:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/23 14:00
合流後もしばらくは快適
ゲレンデのようなコブもできつつある
2016年04月23日 14:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
4/23 14:05
ゲレンデのようなコブもできつつある
シュプール多数
2016年04月23日 14:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
4/23 14:16
シュプール多数
沢割れ箇所から先は右岸をトラバース
2016年04月23日 14:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 14:21
沢割れ箇所から先は右岸をトラバース
例年の5月末に比べれば最後のヤブも少ないか
2016年04月23日 14:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 14:30
例年の5月末に比べれば最後のヤブも少ないか
篭川の橋で滑降終了
2016年04月23日 14:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/23 14:37
篭川の橋で滑降終了

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル

感想

今週の山スキーは針ノ木岳。賞味期間はまだありそうなので来週以降に回しても良かったのですが、来週はもうGWで、扇沢の駐車場はアルペンルートの客で大混雑しそうです。なのでこの土曜に登っておくことにしました。
過去ここに来たのはいずれも5月下旬のこと。1ヶ月早いだけあって、寡雪とはいえさすがにその時と遜色ないくらいには滑れました。沢が割れているのは初めて見ましたが、この程度なら許容範囲です。
時期が早いだけあって小石や枯れ枝はほとんどなく、雨による縦溝もなし。デブリも大きなものはありませんでした。とはいえ中間部以降はそれなりに荒れており、今日の軽量ウロコ板では滑るのにけっこう体力を使いましたが。
そのせいもあってか、滑り終えての満足感はさほどなし。それでも天気は思ったより良かったですし、スキーも上部は十分楽しめました。これだけ雪の少ないシーズンのスキー山行としては十分でしょう。

7:47 1423m 扇沢駅。
登山道はトロリーバスの道路をショートカットする形で作られている。ヤブが少々うるさかったり雪解けの泥道があったりと少々歩きにくいが、道路を大回りするよりマシだろう。
篭川の橋を渡ったところで雪がつながるようになる。雪はしまっているのでしばらくツボ足で歩き続ける。この辺りは5月下旬だとだいぶヤブがうるさいが、今日はさほどでもない。この様子なら十分楽しめそう。

8:24-8:28 1602m 右岸に出て2つ目の堰堤を越したところで雪渓に降り、シール登行に切り替える。が、雪渓に降りるのはちょっと早かった。この先にもまだ堰堤があり、右岸から巻く必要があった。
大沢出合の先は沢がちょっと割れている。先週のヤマレコの記録で知ったのだが、こんな針ノ木雪渓は見たことがない。ただ、実際に見てみるとそれほどひどいものでもない。滑る場所は限られてしまうが、この程度なら許容範囲だ。
沢割れ区間を過ぎたらやっと沢底に降りて、雪渓上を登れるようになる。
1900m辺りには道路のような幅広い縦溝ができている。あたかもデブリの真ん中を重機でならしたかのようだ。雨でできたのだろうが、それにしてもこんな造形は初めて見た。

9:45-10:28 2116m livくんの姿が見えなくなったのでしばらく待つが、なかなかやって来ない。先頃スキーで痛めた足でフルマラソンを完走し、さらに悪くなったと言っていたのでその影響かもしれない。様子を見にちょっと戻ったところでやっと姿を見せる。両足のマメがつぶれたとのことで、ここで手当て。

10:40 2233m マヤクボ沢・針ノ木峠分岐。
初めて登ったときは針ノ木峠を経由したが、今日はマヤクボ沢から。2330m辺りから勾配が増すのでアイゼンを履き、シートラーゲンに切り替える。ステップがきれいに切ってあり、ありがたく利用させてもらう。
2540mでいったん傾斜が落ち、ちょっとした平原になる。この先は再び急傾斜になるので、途中でこのように一息つける場所があるのはうれしい。ただ、登ってきたルート上は雪がなく、ハイマツや岩が露出していた。ちょっと北側、マヤクボのコルに向かうルートは雪がつながっているので、そちらから回り込むべきだった。
引き続き上段、針ノ木岳南東の肩を目指しての急登。下段のように先行者の階段ステップが残っていれば楽できたのだが、もう下りのトレースで潰されている。幸い雪は適度に柔らかいので、先行者のステップに頼らなくても簡単に登っていける。

12:17 2743m 針ノ木岳南東の肩。
この先まだちょっとだけ急斜面は残っているが、山頂はもう目の前。景色を楽しみながら稜線上をのんびり登る。

12:31-13:18 2818m 針ノ木岳。
目の前に北アルプスの絶景が広がる。すぐ隣の蓮華岳もスキーコースとして甲乙付けがたいところはあるが、展望についてはこの針ノ木岳のほうが遥かに上。北は白馬岳・五竜岳・鹿島槍といった後立山の山々。西に立山・剣岳や薬師岳、南は穂高・槍ヶ岳等々、北アルプスの名だたる山々が見渡せる。

さて滑降。今日の雪質なら山頂直下のルンゼも普通に滑れる。華麗にとはいかないが、それでもまあ無難に滑り降りる。
ちなみにlivくんは肩まで歩いて下り、そこから滑走。自分のほうが先に滑ることになるので、途中の緩斜面でlivくんを待つ。
が、livくんはなかなか姿を見せない。これはなにか遭ったかと登り返す準備を始めたところで、やっと滑り降りてきた。途中で雪を踏み抜いて胸まで埋まり、右足が抜けずに苦労したらしい。ほんのちょっと別行動をとっただけだが、こういう時に限ってアクシデントが起こるのだ。
ともあれ引き続きマヤクボ沢を滑降。雪が荒れていないので十分に楽しめる。

針ノ木峠からの雪渓を合わせた後もしばらくは快適に滑れるが、だんだんとデブリによる雪荒れが目立ち始める。大きな塊はなく、シュプールでだいぶ潰されてもいるが、今日の軽量ウロコ板では振動を抑えるのに苦労する。足が疲れ、それほどは楽しめない。
沢が割れてからは右岸をトラバース。ターンも何もせずトレースに乗って滑っていくだけだが、荒れた斜面を滑るよりもマシかもしれない。

14:32-14:38 1528m 篭川の橋。
ここで滑降終了。あとは15分ほど登山道を歩けば扇沢駅に出る。観光客に混じって土産物屋でも冷やかしましょう。

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