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記録ID: 85149
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

【長野県】雄大な浅間山を望む黒斑山へ (車坂峠から往復)

2010年11月02日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
GPS
03:39
距離
5.0km
登り
472m
下り
459m

コースタイム

《登り》約2時間 (車坂峠1973mから標高差431m)
9:46車坂峠登山口(表コースから登山開始) - 10:00車坂山からいったん下り - 10:29開けたガレ地 - 10:54木の階段 - 11:04避雷小屋 - 11:08槍ヶ鞘(真正面に浅間山展望) - 11:25トーミの頭 - 11:41火山活動監視カメラ - 11:44黒斑山山頂

《下り》約1時間5分 (車坂峠1973mまで標高差431m)
12:20下山開始 - 12:38表コース・中コース分岐(中コースから下山) - 13:01開けたガレ地(正面に東篭ノ登山・水ノ塔山) - 13:25車坂峠(高峰高原ビジターセンター)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口近くの高峰高原ビジターセンターの駐車場に、20台ほど停められます。
コース状況/
危険箇所等
 登山口近くの高峰高原ビジターセンターに、駐車場、トイレ、カフェ(16時まで)があり、下山後に休憩することもできます。コース上には水場・トイレはありません。
 登山口前の広場に登山ポストがあります。

 登山道には「表コース」と「中コース」の二つがありますが、登りは「表コース」、下山は「中コース」がおすすめです。南向きの「表コース」はアップダウンと急なガレ場、木の階段がありますが、眺望が開けるガレ地が何回もあり、変化が楽しめます。逆に、林の中を通る「中コース」はアップダウンが少なく、下山に使うと膝に負担が少なくてすみます。いずれも道はよく整備されており、極端に天候・視界が悪くなければ、特に危険な箇所はありません。

 この季節、上の方は、一面霜が下りていました。登りは大丈夫でしたが、下りに表コースを通る場合は、ストックが一本あると安心だと思います。
 登山口近くの高峰高原ビジターセンター。ここの駐車場に車を停めた。
2010年11月02日 09:26撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 9:26
 登山口近くの高峰高原ビジターセンター。ここの駐車場に車を停めた。
 登山口広場にあった案内図。大雑把すぎる気もするが、道はよく整備されているので、あまり問題はない。
2010年11月02日 09:44撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 9:44
 登山口広場にあった案内図。大雑把すぎる気もするが、道はよく整備されているので、あまり問題はない。
 浅間山は活火山だが、今のところ警戒レベル1のため、近くまで登れる。
2010年11月02日 09:44撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 9:44
 浅間山は活火山だが、今のところ警戒レベル1のため、近くまで登れる。
 登山口のある車坂峠は、長野県小諸市と群馬県嬬恋村の境に位置する。これは小諸市側から登山口広場を撮影したところ。登山ポストも見える。
2010年11月03日 13:19撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/3 13:19
 登山口のある車坂峠は、長野県小諸市と群馬県嬬恋村の境に位置する。これは小諸市側から登山口広場を撮影したところ。登山ポストも見える。
 登山を開始してすぐに分岐の標識が現れる。今回は右の「表コース(槍ヶ鞘経由)」を選んだ。
2010年11月02日 09:46撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 9:46
 登山を開始してすぐに分岐の標識が現れる。今回は右の「表コース(槍ヶ鞘経由)」を選んだ。
 登り始めは、火山礫がごろごろ散らばっている道を登る。
2010年11月02日 09:50撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 9:50
 登り始めは、火山礫がごろごろ散らばっている道を登る。
 しばらくして南側の視界が開け、小諸市が見下ろせる。
2010年11月02日 10:00撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:00
 しばらくして南側の視界が開け、小諸市が見下ろせる。
 少し登ると平坦な道になる。どうやらここが車坂山らしい。
2010年11月02日 10:00撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:00
 少し登ると平坦な道になる。どうやらここが車坂山らしい。
 拍子抜けしていると、いきなり急な下りになる。
2010年11月02日 10:02撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:02
 拍子抜けしていると、いきなり急な下りになる。
 下ったところから黒斑山を見上げたところ。ここからあそこを目指す。
2010年11月02日 10:04撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:04
 下ったところから黒斑山を見上げたところ。ここからあそこを目指す。
 再び登りを開始。相変わらずゴツゴツした岩が転がっている。
2010年11月02日 10:12撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:12
 再び登りを開始。相変わらずゴツゴツした岩が転がっている。
 再び視界が開ける。途中、木々の中も通るが、このような変化があるので、表コースを選んで良かった。
2010年11月02日 10:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:13
 再び視界が開ける。途中、木々の中も通るが、このような変化があるので、表コースを選んで良かった。
 最も見晴らしの良かった、広いガレ地。
 左側に、ASAMA2000PARKスキー場のゲレンデ。正面には、昨年登った東篭ノ登山と水ノ塔山が望める。
2010年11月02日 10:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:29
 最も見晴らしの良かった、広いガレ地。
 左側に、ASAMA2000PARKスキー場のゲレンデ。正面には、昨年登った東篭ノ登山と水ノ塔山が望める。
 再び林の中へ。
2010年11月02日 10:30撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:30
 再び林の中へ。
 このくらいの標高になると、火山礫にうっすら霜がおりている。日当たりの良い場所だが、溶けないのだろうか。
2010年11月02日 10:33撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:33
 このくらいの標高になると、火山礫にうっすら霜がおりている。日当たりの良い場所だが、溶けないのだろうか。
 左側に黒斑山が見えてきた。
2010年11月02日 10:47撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:47
 左側に黒斑山が見えてきた。
 左手に黒斑山を見ながら、しばらく平坦な道を進む。
2010年11月02日 10:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:48
 左手に黒斑山を見ながら、しばらく平坦な道を進む。
 今度は急な木の階段が現れる。この階段はかなり長かった。
2010年11月02日 10:56撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 10:56
 今度は急な木の階段が現れる。この階段はかなり長かった。
 ふと気がつくと、浅間山がひょっこり顔を出しているのに気づいた。
2010年11月02日 11:03撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:03
 ふと気がつくと、浅間山がひょっこり顔を出しているのに気づいた。
 途中にあった避雷小屋。小屋というよりシェルター。
2010年11月02日 11:05撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:05
 途中にあった避雷小屋。小屋というよりシェルター。
 いよいよ樹林帯を抜け、正面に浅間山が見えてきた。
2010年11月02日 11:07撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:07
 いよいよ樹林帯を抜け、正面に浅間山が見えてきた。
 「槍ヶ鞘」から見た、浅間山の雄姿。どっしりとしていて、見飽きない。
2010年11月02日 11:08撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:08
 「槍ヶ鞘」から見た、浅間山の雄姿。どっしりとしていて、見飽きない。
 手前に立つ溶岩の塔も、この景観に一役買っている。
2010年11月02日 11:11撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:11
 手前に立つ溶岩の塔も、この景観に一役買っている。
 いったん下り、浅間山を右手に見ながら、「トーミの頭」を目指す。
2010年11月02日 11:12撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:12
 いったん下り、浅間山を右手に見ながら、「トーミの頭」を目指す。
 ここは一見急なように見えるが、それほどきつくはなかった。
2010年11月02日 11:12撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:12
 ここは一見急なように見えるが、それほどきつくはなかった。
 途中で振り返ったところ。さっきいた「槍ヶ鞘」の真下からは、崖が切り立っている。
2010年11月02日 11:16撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:16
 途中で振り返ったところ。さっきいた「槍ヶ鞘」の真下からは、崖が切り立っている。
 南側の小諸市街。
 肉眼では、真正面にうっすらと富士山も見えたのだが、写真だと判別が難しい。
2010年11月02日 11:20撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:20
 南側の小諸市街。
 肉眼では、真正面にうっすらと富士山も見えたのだが、写真だと判別が難しい。
 「トーミの頭」から見た浅間山。
 不思議な名前だが、すぐ近くにある東御市(とうみし)と関係があるのだろうか。
2010年11月02日 11:26撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:26
 「トーミの頭」から見た浅間山。
 不思議な名前だが、すぐ近くにある東御市(とうみし)と関係があるのだろうか。
 「トーミの頭」から黒斑山の山頂を見たところ。
2010年11月02日 11:26撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:26
 「トーミの頭」から黒斑山の山頂を見たところ。
 山頂に行く途中、分岐の道があった。浅間山の外輪山をぐるっと回るコースらしい。
2010年11月02日 11:28撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:28
 山頂に行く途中、分岐の道があった。浅間山の外輪山をぐるっと回るコースらしい。
 浅間山の火山活動を監視するカメラ。
 ↓このカメラの映像は、下のURLからほぼリアルタイムで見ることができる。
http://www.sakuken-asama.jp/camera.cgi?c=0
2010年11月02日 11:42撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 11:42
 浅間山の火山活動を監視するカメラ。
 ↓このカメラの映像は、下のURLからほぼリアルタイムで見ることができる。
http://www.sakuken-asama.jp/camera.cgi?c=0
 黒斑山の山頂に到着。
2010年11月02日 11:44撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
11/2 11:44
 黒斑山の山頂に到着。
 浅間山を正面に見ながら昼食。黒斑山の山頂は、浅間山側しか開けていない。それほど広くないので、十数人でいっぱいになる。
2010年11月02日 12:09撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
1
11/2 12:09
 浅間山を正面に見ながら昼食。黒斑山の山頂は、浅間山側しか開けていない。それほど広くないので、十数人でいっぱいになる。
 浅間山の右には、剣ヶ峰や牙山。
2010年11月02日 12:07撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:07
 浅間山の右には、剣ヶ峰や牙山。
 浅間山の左には、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳などが続く。黒斑山からぐるっと尾根沿いに回る外輪山コースがあるが、今回はここまで。
2010年11月02日 12:08撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:08
 浅間山の左には、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳などが続く。黒斑山からぐるっと尾根沿いに回る外輪山コースがあるが、今回はここまで。
 浅間山の山頂付近。正確には、手前が前掛山で、奥の火口が浅間山の本体。
2010年11月02日 12:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:13
 浅間山の山頂付近。正確には、手前が前掛山で、奥の火口が浅間山の本体。
 火口のアップ。噴煙ではないだろうが、水蒸気が常に吹き上がっていた。
2010年11月02日 12:08撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:08
 火口のアップ。噴煙ではないだろうが、水蒸気が常に吹き上がっていた。
 西側から雲が出てきたので、昼食後すぐに下山を開始。正面の「トーミの頭」に人が立っているのが見える。
2010年11月02日 12:31撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:31
 西側から雲が出てきたので、昼食後すぐに下山を開始。正面の「トーミの頭」に人が立っているのが見える。
 「トーミの頭」から「槍ヶ鞘」に向かう。
2010年11月02日 12:35撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:35
 「トーミの頭」から「槍ヶ鞘」に向かう。
 「槍ヶ鞘」に向かう途中で、分岐があり、右側の「中コース」から下りることにした。
2010年11月02日 12:38撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:38
 「槍ヶ鞘」に向かう途中で、分岐があり、右側の「中コース」から下りることにした。
 林の中を、なだらかな道が続く。最初は「表コース」と接近しているためか、「表コース」を歩いている人の話し声が、頭の上の方から聞こえてきてびっくりする。
2010年11月02日 12:41撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:41
 林の中を、なだらかな道が続く。最初は「表コース」と接近しているためか、「表コース」を歩いている人の話し声が、頭の上の方から聞こえてきてびっくりする。
 日が当たらないのか、霜だらけのところもあった。
2010年11月02日 12:49撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 12:49
 日が当たらないのか、霜だらけのところもあった。
 大きなアップダウンもなく、たんたんと下っていくと開けたガレ地に出た。このガレ地を過ぎると、やや急な坂になる。
2010年11月02日 13:01撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 13:01
 大きなアップダウンもなく、たんたんと下っていくと開けたガレ地に出た。このガレ地を過ぎると、やや急な坂になる。
 ある程度下りたところで、笹の平坦な道。
2010年11月02日 13:09撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 13:09
 ある程度下りたところで、笹の平坦な道。
 そこを過ぎると、なだらかな山肌の道が続く。正面にスキー場のゲレンデになる場所が見えてきた。
2010年11月02日 13:15撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 13:15
 そこを過ぎると、なだらかな山肌の道が続く。正面にスキー場のゲレンデになる場所が見えてきた。
 これから木の階段を作るのだろうか、途中の道端に、材料がやや乱雑に放置してあった。
2010年11月02日 13:18撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 13:18
 これから木の階段を作るのだろうか、途中の道端に、材料がやや乱雑に放置してあった。
 ここまで来ると、ゴールはもうすぐ。
2010年11月02日 13:23撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 13:23
 ここまで来ると、ゴールはもうすぐ。
 車を駐車した高峰高原ビジターセンターに到着。空も曇ってきたので、ちょうど良かった。
2010年11月02日 13:25撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 13:25
 車を駐車した高峰高原ビジターセンターに到着。空も曇ってきたので、ちょうど良かった。
 ビジターセンターの中にあるカフェのメニュー。地元の食材を使っているらしい。
 中で休憩したが、建物はできたばかりなのか、非常にきれいで快適だった。
2010年11月03日 13:35撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/3 13:35
 ビジターセンターの中にあるカフェのメニュー。地元の食材を使っているらしい。
 中で休憩したが、建物はできたばかりなのか、非常にきれいで快適だった。
 ビジターセンターの玄関横にあった水道場で、登山靴の泥を洗い落とすことができた。些細なことだが印象アップ。
2010年11月02日 13:28撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
11/2 13:28
 ビジターセンターの玄関横にあった水道場で、登山靴の泥を洗い落とすことができた。些細なことだが印象アップ。
撮影機器:

感想

 浅間山の西側に広がる外輪山のひとつ、黒斑山(くろふやま)に登ってきました。

 長野県と群馬県の境にある車坂峠から、往復3〜4時間と手頃で、道もよく整備されており、浅間山展望の一般コースとして人気があるのもうなずけます。

 前日まで雨模様が心配されましたが、当日は秋晴れに恵まれ、浅間山の雄姿を余すところなく展望することができました。槍ヶ鞘付近を登り切って、視界からはみ出すほどの山容が見えた時には、思わず声を上げました。

 登山道は「表コース」と「中コース」の二つがありますが、上にも書いた通り、行きは「表コース」、帰りは「中コース」を通るのがおすすめです。
 「表コース」は、ガレ地、林の中、木の階段、アップダウンと、地形と展望が随時変化していくので、登っていて楽しかったです。逆に、「中コース」はなだらかな林の中の道がほとんどなので、膝に負担をかけずに下山することができます。

 登山口の近くにある「高峰高原ビジターセンター」は、下山後の休憩に利用しましたが、非常にきれいな施設です。個人的には、靴の泥を洗い流すための水道場がさりげなくあったことがポイント高かったです。

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