ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 851905
全員に公開
雪山ハイキング
朝日・出羽三山

残雪と展望の葉山(村山)

2016年04月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:42
距離
11.8km
登り
933m
下り
926m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
1:04
合計
6:35
距離 11.8km 登り 933m 下り 926m
7:15
137
スタート地点
9:32
9:42
13
お花畑
9:55
9:58
15
10:13
30
10:43
10:51
9
11:00
11:30
14
11:44
11:45
25
12:10
15
12:25
8
12:33
12:45
65
お花畑
13:50
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山形道西川インターから国道112号を寒河江方面に戻り、国道458号線に、4km程で右折、農道を畑(はた)・葉山市民荘方面へ。
駐車場は葉山市民荘の向いの駐車場、舗装25台程度。
コース状況/
危険箇所等
ピッケル、アイゼンを持参したが、雪が柔らかく使用しなかった。危険を感じた所はなかった。山麓は夏道と雪上の接続に注意。稜線は融雪でクラックが出ている。これからの状況も変化があるので注意。
寒河江市葉山市民荘。まだ営業はしていないが、周囲はもう雪がない。
3
寒河江市葉山市民荘。まだ営業はしていないが、周囲はもう雪がない。
農道を歩いて行くと、雪が現れて、登山口。
農道を歩いて行くと、雪が現れて、登山口。
沢筋の残雪を登る。夏道と同じ。
沢筋の残雪を登る。夏道と同じ。
尾根に乗る所に小規模な雪庇、右から。
尾根に乗る所に小規模な雪庇、右から。
ブナの尾根を登る。
ブナの尾根を登る。
倒れている見返り坂の道標。
1
倒れている見返り坂の道標。
密な林の中の雪上を登る。
3
密な林の中の雪上を登る。
傾斜が緩くなり、尾根状の雪堤に登り着く。
1
傾斜が緩くなり、尾根状の雪堤に登り着く。
雪堤から朝日連峰。
6
雪堤から朝日連峰。
雪堤を登って行くが、左に夏道が見える。
雪堤を登って行くが、左に夏道が見える。
そろそろこの登りも終わりか。
そろそろこの登りも終わりか。
広い尾根を行く、リボンあり。
1
広い尾根を行く、リボンあり。
青空の中、やはり立派なブナ。
6
青空の中、やはり立派なブナ。
小僧森、大僧森が見えてきた。
4
小僧森、大僧森が見えてきた。
小僧森まで距離があるように見えるが。
小僧森まで距離があるように見えるが。
稜線上、お花畑からは月山が大きい。
10
稜線上、お花畑からは月山が大きい。
小僧森の登りはどうなっているかな。
4
小僧森の登りはどうなっているかな。
稜線から朝日連峰・
4
稜線から朝日連峰・
烏帽子岩への稜線。
4
烏帽子岩への稜線。
烏帽子岩への稜線。
5
烏帽子岩への稜線。
小僧森、さあ登ろう。
7
小僧森、さあ登ろう。
急だけど登りやすい雪質。
1
急だけど登りやすい雪質。
小僧森山頂は雪なし。
2
小僧森山頂は雪なし。
次は大僧森。
どうしても目が行く月山。
7
どうしても目が行く月山。
大僧森が近づく。
大僧森が近づく。
もう少し。
大僧森付近は無雪期と違って、展望が良い。
5
大僧森付近は無雪期と違って、展望が良い。
振り返ると稜線はこんな状況。
2
振り返ると稜線はこんな状況。
大僧森付近から葉山、こっちの方がルートに問題ありか。
2
大僧森付近から葉山、こっちの方がルートに問題ありか。
大僧森付近から月山。
12
大僧森付近から月山。
次のピークから葉山。
2
次のピークから葉山。
雪庇の崩壊に近づいてきた。
1
雪庇の崩壊に近づいてきた。
葉山山頂から月山。
7
葉山山頂から月山。
葉山山頂から朝日連峰。
6
葉山山頂から朝日連峰。
葉山からちょっと行った所から奥の院。
3
葉山からちょっと行った所から奥の院。
奥の院の最後の急登。
奥の院の最後の急登。
奥の院の鳥居。
葉山神社奥の院。
5
葉山神社奥の院。
奥の院から歩いてきた稜線。
5
奥の院から歩いてきた稜線。
烏帽子岩、山の内コースの尾根。
1
烏帽子岩、山の内コースの尾根。
奥の院から月山。
9
奥の院から月山。
奥の院から朝日連峰。
5
奥の院から朝日連峰。
葉山から大僧森への稜線、雪庇かなりのものだ。
6
葉山から大僧森への稜線、雪庇かなりのものだ。
夏道も使って安全に行くのだが、
1
夏道も使って安全に行くのだが、
この辺が危なっかしい。
2
この辺が危なっかしい。
大僧森の登り返しは大丈夫。
大僧森の登り返しは大丈夫。
大僧森から雪原と月山。
1
大僧森から雪原と月山。
写真だと薄っすらだが、鳥海山。
3
写真だと薄っすらだが、鳥海山。
小僧森からの急な下り。急に見えないか。下向いて撮ってます。
小僧森からの急な下り。急に見えないか。下向いて撮ってます。
お花畑で小僧森−葉山ー奥の院の稜線を振り返る。
5
お花畑で小僧森−葉山ー奥の院の稜線を振り返る。
ほぼ花のない中で見つけた若々しいキクザキイチゲ。
10
ほぼ花のない中で見つけた若々しいキクザキイチゲ。

感想

今週は日曜が好天らしい。今年は雪が少ないので、何処に行こうかなと迷う。昨年秋に行って、残雪期に是非登りたいと思っていた村山葉山がちょうど良い雪の状況かなと考え、行くことにした。

24日朝、仙台はうす曇りの天気だが、徐々に晴れに向かうようだし、山形県北部はもっと良さそうなので、期待が持てる。山形道の寒河江辺りでは晴れて先ず葉山が見えてきた。雪も結構ありそうだ。葉山市民荘までは途中少し狭い農道もあるが、全部舗装道路で雪も無い。葉山市民荘前の看板の所から農道(林道)に入り、10分ほど登ると登山道入り口になる。この辺りから雪が現れ、すぐに雪の上を歩くことになる。ほぼ夏道と同じであるが、沢筋を登って行く。尾根直下に雪庇のなれの果ての雪堤が現れるが。右手の急な斜面を登り、尾根上に出る。尾根に取り付くときれいな残雪のブナの樹林となる。時々夏道が現れるが、大体は残雪の上を急登する。1100mの見返り坂は夏道が出て、道標が倒れている。この先は夏道が判らず、古いトレースとリボンを見ながら樹林帯の傾斜を登って行くと、傾斜は緩くなり開けた尾根上の雪堤に登り着く。雪堤を登って行くと左に夏道が所々見えるが、歩き易い雪の上を行く。1200mを越えると緩い傾斜の疎林となり、きれいな雪原となり、月山や小僧森からの稜線が見えるようになる。雪原の気持ちの良い登りで、稜線(どうだん通り分岐の近く)に出る。無雪期であるとお花畑の辺だと思う。小僧森、小僧森、葉山、奥の院と続く尾根や月山、朝日連峰がきれいに見える。今日は稜線上でも快晴で、風も比較的弱い。

稜線に出ると小僧森が間近に見える。ここの雪の状態がポイントと言うことだ。無雪期は岩も露出している一番の急登だ。今日の状態は西側に潅木が出ており、東側は雪。雪庇も大きくはなく、登路の雪も柔らかい。岩はすっかり雪に覆われており、急ではあるが、キックステップで安全に登ることができる(凍っていたらピッケル、アイゼン必須)。登りついた小僧森は雪原であるが、山頂は雪が無い。小僧森からの急降は雪面で、下りやすい。次の大僧森の登りも問題は無かった。大僧森の山頂付近は広い雪原となっており、展望がよい。難所は過ぎたと思っていたが、これからが少し厄介だった。大僧森の次のピークを登るころから、東側の雪庇の崩壊が始まっており、今すぐどうという訳ではないが、そこを歩くわけにはいかない。稜線上の夏道が出ているので、そこと安全な雪面を使って進む。葉山山頂は稜線上の雪面から左に入る。雪はなし。山頂からの眺望は西側だけだが、月山と朝日連峰の眺めが良い。稜線の道に戻り、奥の院に向かう。ここも下りは少し厄介で、藪も出てきており、潅木の中をリボンを見つけながら鞍部へ下る。でも、下が良く見えるので、その点は楽だった。奥の院の登りは直登で急な雪面になっており、そこをキックステップで登り、奥の院に到着した。奥の院の眺望は葉山で最高なのだが、今日は遠くが霞んでいるようだ。月山はやはり全山雪で覆われており、きれいである。鳥海山は見えるが写真ではきれいには写らなかった。後は神室山、船形山がうっすら見えた。帰路も同じ道を降りる。稜線上の幾つかのピークを越えていかなければならないが、見た目よりも標高差が少ないのか、それほどのことはなく、帰りもお花畑で休憩し、さらに下る。稜線からの下部の下りでは、夏道が判りやすかったので、できるだけ使って降りた。葉山はやはり残雪の頃が良いと思っていたが、期待どうりの素晴らしい山だった。今日出会った方は往路〜奥の院で3組4人、復路は15人位の団体さん1組だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:740人

コメント

kyenさん、こんばんは
 残雪期の(村山)葉山、早速行かれましたね
 鳥海が霞み気味だったのは残念ですが、寡雪の今年も月山の白さは際立ってますね
 (昨秋?でしたか)紅葉の葉山もよかったですが、残雪期の波打つ稜線、いいですね〜 。こりゃ、葉山、”行きたい山ランキング”の順位を上げそうです
 山形はいい天気 だったようですが、神奈川は午前中は雨 でした。梅雨の走りか南岸程天気が悪かったようです
 もっとも、今日はお見舞いに行く用があったので、もともと山 には行けませんでしたが・・・・。その前に、みなとみらいのモンベルをぶらついてて、ちょっと衝動買い。お試しハイクが必要ですね
2016/4/24 23:21
odaxさん、こんばんは。
今年は雪が少ないとは言っても、まだ雪の山に行きたいので、葉山へ。
山形道を西に向かうと、先ず葉山が、次に月山が見えてきました。月山、真っ白じゃん、さすが。
何処の山もそうですが、雪を被ると山の様相は一変しますね。葉山も無雪期の笹や藪が埋まって、雪の稜線歩きを楽しめました。ただ、東側の急斜面に雪庇が発達しますので、残雪期も時期を選んだ方がよいとは思います。
2016/4/24 23:59
奥の院ですれ違っていたようですね。
お久しぶりです。
当日4名で登ってました。
気が付かず通り過ぎてしまい申し訳ありません。

お揃いのシャツで揃えていた内に一人混じってたのでした。
この日は本当に穏やかな一日で気持ちの良い稜線歩きが出来ましたね。
これで遠方の展望が望めれば100点満点なのですが、黄砂だと思いますがこの時期は仕方ないですよね。
鳥海山をクッキリと見たかったですね。
2016/4/26 23:15
Re: 奥の院ですれ違っていたようですね。
yuufunさん、こんばんは。
毎年残雪の葉山に行っておられるのですね。雪の季節は初めてでしたが、良い山です。
奥の院で一緒になった方と二人で昼飯を食べながら、大僧森辺りの稜線を通過する4人と15人程のパーティーを見ていました。時刻を見ると、私が葉山へ登り返している時に、yuufunさん達が、葉山から降りてきているようなんですが、私は直線状に潅木の中を登っていたので、ルートが少し違っていたようですね。本当に良い天気でした。小僧森が楽だった割りに、その後の稜線が少し緊張しましたが。大パーティーには葉山山頂付近ですれ違いました。ツアーだったのですね。
ところで、この冬は雪が少なくて、笹谷峠方面には1回行っただけでした。来年は雪がたっぷりあると良いのですが。また、どこかでお会いできるとよいですね。
2016/4/26 23:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら