槍見の表銀座縦走、嘉門次小屋と上高地リゾートの旅

2025年08月18日(月) ~ 2025年08月21日(木)

• GPS: 25:28
• 距離: 44.3km
• 登り: 2,596m
• 下り: 2,525m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:48
• 合計: 8:28

距離 10.8km 登り 1,712m 下り 528m

6:29 中房温泉バス停
7:00 7:10 第１ベンチ
7:35 第２ベンチ
8:10 第３ベンチ
8:40 8:51 富士見ベンチ
9:20 9:39 合戦小屋
9:56 9:58 合戦山
10:34 11:25 燕山荘
12:06 蛙岩
12:27 12:41 大下りの頭
14:05 14:06 小林喜作レリーフ
14:11 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
14:57 大天井ヒュッテ

2日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:37

距離 6.8km 登り 774m 下り 536m

5:49 大天井ヒュッテ
6:15 貧乏沢下降点
6:26 6:32 ビックリ平
7:31 7:34 赤岩岳
7:49 7:54 2747mケルン
8:10 8:43 ヒュッテ西岳
9:47 9:53 水俣乗越
11:26 ヒュッテ大槍

3日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 2:40
• 合計: 8:48

距離 19.6km 登り 173m 下り 1,509m

6:36 ヒュッテ大槍
7:01 7:02 播隆窟
7:06 坊主岩屋下
7:51 槍沢・天狗原分岐
8:29 8:35 槍沢大曲り
8:59 9:18 ババ平
9:42 9:47 槍沢ロッヂ
10:14 二ノ俣
10:20 10:21 一ノ俣
10:29 10:30 槍見河原
11:27 11:29 横尾山荘
11:31 11:42 横尾
12:20 新村橋
12:33 13:18 徳澤園
13:20 徳沢公衆トイレ
13:55 徳本口
14:00 明神館
14:04 15:06 明神橋
15:06 15:08 山のひだや
15:12 明神館
15:18 15:23 明神橋
15:23 山のひだや
15:24 嘉門次小屋

4日目

• 山行: 2:00
• 休憩: 1:19
• 合計: 3:19

距離 7.2km 登り 5m 下り 29m

7:59 嘉門次小屋
8:49 岳沢湿原・岳沢登山口
9:00 日本山岳会上高地山岳研究所
9:06 9:11 河童橋
9:21 9:24 カッパトイレ
9:26 10:22 河童橋
10:22 10:23 カッパトイレ
10:28 上高地バスターミナル
10:33 カッパトイレ
10:40 10:47 小梨平
11:02 11:08 河童橋
11:09 11:10 カッパトイレ
11:17 上高地バスターミナル
11:18 ゴール地点

3日目　14:06〜14:52は嘉門次小屋です（明神橋と山のひだやと誤認）。
　　　　15:23の山のひだやはGPSの位置情報錯誤で実際は嘉門次小屋です。

天候

1日目　快晴
2日目　晴れ（ピークは午後からガス）、夜になって一時雨
3日目　晴れ（ピークはガス）、夜になって雷雨⚡
4日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

🅿駐車場
穂高駅前駐車場（無料）
https://mt-parking-info.azumino-e-tabi.net/

■往路
🚌バス
穂高駅前から中房温泉行き定期バスを利用（1,500円）
https://nan-an.co.jp/nakabusa/

■復路
🚌バス
上高地バスターミナルから新島々駅まではバス利用（予約要、3,000円）
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/shinshimashima/
🚃電車
新島々駅→松本駅はアルピコ交通上高地線利用（710円）
松本駅→穂高駅はJR大糸線利用（330円）

コース状況／危険箇所等

🥾コース状況
▼中房温泉〜燕山荘
急登と言われてますがよく整備され段差も少なく歩きやすいです。
良いタイミングでベンチも設置されています。

▼燕山荘〜大天井ヒュッテ
喜作レリーフまでは槍を望みながら歩く気持ちの良い縦走路。
喜作レリーフから大天井ヒュッテまでの区間は鎖場連続。
今回のコース全体でここが一番の核心部と思いました。

▼大天井ヒュッテ〜ヒュッテ西岳
槍を望みながら歩く気持ちの良い縦走路。

▼ヒュッテ西岳〜水俣乗越
一部登りがありますが、基本的には激下りです。

▼水俣乗越〜ヒュッテ大槍
所謂「東鎌尾根」。
激登りですが、一部垂直梯子による下りがあります。
慎重に。

▼ヒュッテ大槍〜槍沢ロッジ
順調に標高を下げていきます。
ババ平まではガレ場も多いので注意。

▼槍沢ロッジ〜上高地
順調に標高を下げますが、二ノ俣からは上高地まではほぼ水平歩道。
歩きやすいけどとにかく長い。

その他周辺情報

🏠山小屋
▼大天井ヒュッテ
1泊3食（弁当付き） ひとり15,500円(キャンセル規定あり)。
食事はランチ、軽食含め充実のラインナップ。
こじんまりとしていますがとても綺麗な小屋でした。
夕食…厚くて柔らかくてサクサクのトンカツがメイン。ご飯おかわり自由。
朝食…焼き魚にキッシュ、ウインナーがメイン。ご飯おかわり自由。
弁当…幕ノ内弁当。酸味の酢飯がちょうど良かった。
水は宿泊者無料。
https://www.yarigatake.co.jp/otenjo/special/

▼ヒュッテ大槍
1泊2食 ひとり14,000円(キャンセル規定あり)。弁当1,500円
夕食…鶏のから揚げ、スパゲッティがメイン。ご飯おかわり自由。
朝食…魚の切り身に和食総菜がメイン。総菜美味しかった。ご飯おかわり自由。
弁当…五目おいなりさんがメイン。副菜も多く美味しい。
水は宿泊者無料。
https://www.enzanso.co.jp/hutte-ooyari

▼嘉門次小屋
1泊2食付きプランのみで部屋代は20,000円（繁忙日25,000円）。個室4部屋のみで人数により対応が変わるのでHPで確認を。
夕食…名物岩魚と鶏のカレー煮がメイン。ご飯おかわり自由。
朝食…和食中心でバランスの良いメニュー。温泉卵あり。ご飯おかわり自由。
宿泊者は入浴できます（従業員も使うので入浴時間に制限あり）。
名ガイド上條嘉門次時代からの小屋で、薪を使う囲炉裏も現在はほとんどなく、どうしても泊まりたかった宿。満足でした。
※薪を使う囲炉裏については「感想」欄にも記載あり。
https://kamonjigoya.jp/

写真

8/17 18:01

前日に穂高駅前駐車場の下見。
好天候が期待される。

8/18 4:40

1日目〜おはようございます( ｀ー´)ノ
中房温泉行き定期バスの第一便に無事乗車。

8/18 6:54

北海道から本州に戻った7年前。
あまりの暑さによる夏バテで、燕山荘で断念した新表銀座縦走。
今回はリトライ登山です！

8/18 7:30

合戦尾根って急登なのかな？
ステップが小さいので登りやすい。
ベンチも多くて助かります。

8/18 8:43

富士見ベンチ。

8/18 8:42

文字通り富士山ドーン🗻

8/18 9:04

燕岳らしい道になってきた。

8/18 9:17

合戦小屋と言えば…

8/18 9:20

やっぱりこのスイカでしょう。
塩はかけない派。

8/18 9:57

燕山荘が見えてきた。

8/18 10:17

カレーはすぐそこだ。

8/18 10:22

今日歩く稜線とバックに槍ヶ岳。

8/18 10:37

燕山荘到着。
いつか泊まりたいな。

8/18 10:48

チキンインドカレー美味しい。
ビールほしいけど我慢。

8/18 11:10

さぁ、向かいます。

8/18 11:16

槍ヶ岳。
右に伸びる西鎌尾根のバックには笠ヶ岳。

8/18 11:16

左から西鎌尾根、奥に笠ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、祖父岳。
三俣蓮華岳と鷲羽岳の間の奥にあるのは黒部五郎岳？

8/18 11:16

左から鷲羽岳、祖父岳、水晶岳、野口五郎岳、烏帽子岳に伸びる稜線。
中央に下る尾根は竹村新道？

8/18 11:16

燕岳の左奥に立山。
槍ヶ岳から烏帽子岳つながる裏銀座オールスターズ。
この3年で繋いできた稜線を一望し喜びがこみ上げる。

8/18 11:18

大天井ヒュッテ15時到着を優先して今回は燕岳はパス。
また登ります。

8/18 11:25

ずっと槍ヶ岳を望みながら歩く。
晴れていてよかった。

8/18 11:50

中央の沢は湯俣川かな？
となると右から中央に下る尾根は竹村新道？
コンパスと地図を持ってきたけど山座同定する時間はない。

8/18 11:58

ずんずん歩く。

8/18 12:03

どうしてこんな地形になるんだろう。
そして蛙岩がどれなのか分からない。
リトライの理由が増えた。

8/18 12:08

風が心地よい。
まさに天国ロード。

8/18 12:09

ここら辺から下りが始まる。
この岩を暫定「蛙岩」とする適当な自分。

8/18 13:47

左の大天井岳、右の大天井ヒュッテに伸びる稜線の分岐。
どっちもえげつない。

8/18 14:00

喜作レリーフへ下る鎖場。

8/18 14:03

喜作レリーフ。
なんでこんなに見にくい高さに設置してあるんだろう？

8/18 14:09

大天井ヒュッテに向かう。

8/18 14:24

稜線を登るとあとは大天井ヒュッテに向かって下る。
全体を通してここが一番の核心部だった（個人的感想 ）。

8/18 14:24

慎重に歩きます。

8/18 14:36

「滑落注意」の看板のあったところ。

8/18 14:40

高瀬ダムが見える。
その奥にある針ノ木岳の存在感がすごい。
登りたい山がまた増えた。

8/18 14:50

鞍部に大天井ヒュッテが見える。
槍ヶ岳展望抜群の牛首展望台までが想定以上の急登。
登ることはあきらめる。

8/18 14:55

本日のお宿到着。

8/18 15:06

個室になりました。
ラッキー！！

8/18 15:23

売店、ランチ、軽食ともに充実のラインナップ。
この宿、かなりすごいです。

8/18 15:25

もう廃人です。
妻と楽しく飲んでいました。

8/18 17:04

厚くて柔らかくてサクサクで、めちゃくちゃ美味しいトンカツでした。
自分史上TOP3に入る小屋飯です。
夕食後はすぐに爆睡し睡眠時間9時間以上(笑)

8/19 5:01

2日目〜おはようございます( ｀ー´)ノ
朝食も美味しい。
キッシュが抜群。

8/19 5:53

さぁ、いよいよ今回の目玉の東鎌尾根トライです。

8/19 6:13

信州側を巻いて…

8/19 6:23

ビックリ平到着。
どこがビックリ？でしたが、少し歩くとビックリでした。

8/19 6:27

ビックリな場所で記念撮影📷

8/19 6:30

槍ヶ岳ドーン！！

8/19 6:30

三俣山荘が見えるような見えないような…

8/19 6:30

昨年歩いた裏銀座。
今回の表銀座眺めながら、来年はここに行くぞと思った場所。

8/19 7:10

槍ヶ岳を望みながら赤岩岳に向かう。

8/19 7:15

最高だわ。

8/19 7:17

本日も富士山がご機嫌だ。

8/19 7:27

赤岩岳を左に巻く。
右上に伸びる山頂までの登山道。
草木につかまりながら登るらしい（今回はパス ）。

8/19 7:53

右に伸びる北鎌尾根が大迫力。
二度と登ることはないだろう。

8/19 8:04

ゆるゆると下っていくとヒュッテ西岳が見えてきた。

8/19 8:17

ヒュッテ西岳到着。

8/19 8:10

なるほど、抜群の展望だ。

8/19 8:20

ここで大天井ヒュッテの弁当を食す。
弱い酸味の酢飯がちょうど良い。
美味しかった。

8/19 8:45

いよいよ本日の核心部に向かう。

8/19 9:00

どんどん下りますよ。

8/19 9:18

少し登り返して…、また下る。

8/19 9:27

抜群の展望と心地よい風で苦にならない。

8/19 9:46

水俣乗越到着。
ここから一気に登ります。

8/19 9:49

この笑顔(^^♪

8/19 10:01

ヤセ尾根と連続する階段。

8/19 10:11

頑張るのだ。

8/19 10:15

一気に下る垂直梯子。

8/19 10:23

遠くから見るとこんな感じ。

8/19 10:44

ここまで来るとヒュッテ大槍は近い。

8/19 10:46

お猿さんに「こんにちは。」と声をかける。
妻は「誰に声かけているんだろう。」と思っていたようだ。

8/19 10:55

結構お花が残っている。
翌日のカールでもそう感じた。
水が豊富なのかな？

8/19 11:12

ラストスパートです。

8/19 11:25

ヒュッテ大槍到着。

8/19 11:45

カイコ部屋上段が本日の部屋。

8/19 12:09

さっそく乾杯🍺

8/19 12:11

つけ麺うめー🍜

8/19 12:12

ミニチャーシュー丼🍚

8/19 13:35

ガスがかかり7月に登拝した槍ヶ岳はパス。
明日のモルゲンロートを期待する。

8/19 14:16

こちらも売店が素晴らしい。
軽食とお酒のラインナップが特に充実。

8/19 14:16

チーズケーキを肴にウイスキーとワインを飲みつつ、茨城県のご婦人2名とY談（山談義）を楽しむ。

8/19 14:29

支配人手作りのレザー製登山靴キーホルダーを妻が購入。
この出来で2,000円は正直安いと思う。

8/19 16:30

依然ガスガスの槍ヶ岳。
11年前にテント泊をしモルゲンロートに感動した殺生ヒュッテも展望が抜群だ。
この界隈での宿泊は展望を考えるとヒュッテ大槍か殺生ヒュッテに限る。

8/19 17:32

夕食はメニューが多く飽きない。

8/19 17:35

スパゲッティ美味しかった。
どの宿にも看板メニューがあって本当に楽しめる。

8/19 19:31

夜になりガスが一時的に晴れる。
明日に期待し本日も9時間以上爆睡(-_-)zzz

8/20 4:54

3日目〜おはようございます( ｀ー´)ノ
ヤマテンで晴れだがガスが出る可能性も…の予報が見事当たる。

8/20 5:16

常念岳方面はガスのない晴れ。
日の出は楽しめた。

8/20 5:19

朝食もグッド👍
ご飯は夜4杯、朝2杯を連日食す。
小屋泊だったら太って帰りたいぐらいだ。

8/20 6:32

槍ヶ岳登拝は諦め早々に下山し、お初の槍沢ルートを楽しむことにした。

8/20 6:32

さぁ下山です。

8/20 6:50

結構お花が残っている。

8/20 6:58

一時的にガスが晴れた瞬間。
やっぱり殺生ヒュッテの立地は抜群だ。
テントでも小屋でもいいからモルゲンロートを狙いたい。

8/20 6:59

結構な人が足を止めて写真撮影をしていた。

8/20 7:08

すぐにガスに巻かれる。
ここで槍ヶ岳とはサヨナラだ。

8/20 7:14

どんどん標高を下げる。

8/20 7:17

昔は思わなかったがカールって美しいと感じる。
歳を重ねると見える景色も変わってくる。

8/20 7:24

水には困らないコースです。

8/20 7:30

シモツケソウ？

8/20 7:30

トリカブト

8/20 7:52

晴れ予報とガスの有無は別物なんですよね。

8/20 7:53

横尾や徳沢で前泊し登ってくる人が増えてきました。

8/20 8:17

ハクサンフウロ？

8/20 8:19

何だろう(・・?

8/20 8:19

何だろう(・・?

8/20 8:20

アザミ？

8/20 8:30

あ〜、分からん。
お花勉強中です。

8/20 8:31

追々調べます(諦め早い)

8/20 8:48

槍沢に沿うように歩けるようになるとババ平も近い。

8/20 8:57

ババ平到着。

8/20 9:00

ヒュッテ大槍のお弁当。
五目おいなりさんでこれまた美味い。
おいなりさんは本当は嫌いだったんだけど、早月小屋のお弁当がおいなりさんで、それが美味しくて好きになりました。
登山で好きになったメニューです。

8/20 9:16

ババ平キャンプ場はこんな感じ。

8/20 9:41

少し歩くと槍沢ロッヂ。

8/20 9:42

少しリゾート感が出てきましたね。

8/20 10:03

横尾に向かいます。

8/20 10:53

半分くらいで休憩。
残ったおいなりさんを食べる。

8/20 10:59

ひゃー、冷たい(*_*;
10秒も浸けられない。

8/20 10:59

この辺りからは下りも緩やかになります。

8/20 11:18

雰囲気出てきました。

8/20 11:18

樹林も深くなってきた。

8/20 11:26

横尾到着。

8/20 11:30

横尾大橋。
来月はここ通って涸沢まで行きますね。

8/20 12:32

徳澤園到着。

8/20 12:41

妻が食べたかったピッツァ🍕
ビール🍺も美味しい。

8/20 12:47

僕は自家製野沢菜チャーハン。
時間限定です！

8/20 13:41

ずっと水平移動。

8/20 13:59

明神館前到着。

8/20 13:59

これはすごい。
後で生ビール🍺を飲むぞ！

8/20 14:04

明神橋を渡り…

8/20 14:07

嘉門次小屋到着🏠

8/20 14:14

全部個室です。

8/20 15:14

Σ(￣ロ￣lll)ガーン
明神館に向かうが生ビール🍺飲めず…

8/20 15:19

仕方ないので梓川で川遊び。

8/20 15:25

嘉門次小屋に戻る。
日本4大メジャーブランドの缶ビールがそろう。

8/20 15:27

本日は麒麟🦒で乾杯。

8/20 16:30

その後は、三重県のお三方とY談（山談義）を楽しむ。

8/20 16:41

夕食になる岩魚。

8/20 17:30

岩魚をメインにしたディナー。
ロサンゼルスからお越しの夫婦（カップル？）も「デリシャス」とご満悦。

8/20 18:33

その後、三重県のお三方と囲炉裏部屋でY談（山談義）。

8/20 19:35

薪の囲炉裏は大変貴重です。
新築だと現在の法律では炭でしか許可が下りないとのこと。
ずっと残ってほしい。

8/20 19:36

上高地のかんじき。
立山かんじきと比べて爪が長い。
21時に就寝。

8/21 5:38

4日目〜おはようございます( ｀ー´)ノ
夜は雷雨。
朝露に濡れた草木が美しい。

8/21 5:56

気温14℃。
本日下界に戻るのが嫌になってくる。

8/21 5:59

朝もやの明神池。
穂高神社奥宮で安全登山を祈る。

8/21 6:04

雨が降ったからこその朝もや。
リスク回避できれば雨もまた良し。

8/21 6:07

ロサンゼルスからの夫婦（カップル？）は写真を見て「amazing」とのこと。
本日は涸沢小屋に向かうらしい。
日本を楽しんでください。

8/21 6:21

朝もやの明神橋。

8/21 6:19

朝もやの梓川。

8/21 6:27

the 日本の朝食。
ここでもおかわり2杯。

8/21 7:07

穂高神社では安全登山祈願で足腰お守りを購入。

8/21 8:09

梓川の左岸から上高地に向かいます。

8/21 8:23

木漏れ日が美しい。

8/21 8:38

足取り軽く…

8/21 8:40

幻想的。

8/21 8:49

岳沢分岐。
岳沢もいつか向かいたいですね。

8/21 9:13

河童橋から穂高の風景。

8/21 9:20

反対側には焼岳。

8/21 9:50

トワサンクのアップルパイ。
コーヒー☕沸かして楽しむ。

8/21 9:56

多分、アップルパイ食べたの初めて。
アップルたっぷりでした。
美味しーい😋

8/21 11:00

最後に記念撮影📷

8/21 11:18

さぁ帰路へ。
バスで新島々まで移動。

8/21 13:25

新島々駅→松本駅→穂高駅と電車で移動。

8/21 14:53

穂高神社本宮で安全登山祈願。
来月は奥穂高山頂（穂高神社嶺宮）に登拝予定。

撮影機器：

iPhone 16 Apple

Galaxy S25 samsung

SC-51F samsung

感想

Kenshi

↓北海道単身赴任から富山県に戻り、新表銀座縦走を予定するも夏バテにより燕山荘でリタイヤした7年前。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1558601.html

4年ほど前から積極的に北アルプス最深部や裏銀座などに挑戦。
昨年は裏銀座から水晶まで向かい赤牛岳ピストン。
その際に表銀座の稜線を見て「いよいよ来年は表銀座を縦走しようぜ。」と妻と話し、ようやくこの日を迎えました。
夏休み恒例のオール小屋泊。
�”酋篋造鮟珍�し、思う存分槍ヶ岳と裏銀座につながる稜線の風景を堪能する。
�▲劵絅奪涜臍笋�ら槍ヶ岳のモルゲンロートを堪能する。
�２徒膽‐�屋で登山創成期のロマンに浸る。
をメインの目的にした贅沢な計画です。

▼Day1
前日に「しゃくなげの湯」の車中泊用駐車場で前泊。
窓全開で涼しくぐっすり寝たせいか調子は上々。
全体を通して順調に進みました。
燕山荘からはもう言葉にならないほどの絶景でまずは槍見目的�，牢�に達成した気分でした。
大天井ヒュッテは鞍部に位置し、景観なし、電波なしと無い無い尽くしで条件は悪いですが、非常に清潔な山小屋で料理は抜群、ランチ＆軽食の充実は目を見張るばかり。
夕食は東京から来たご夫婦とY談（山談義）を楽しみました。
その後夫婦とは3日目に至るまで、いろんな場所でシンクロしてはお話ししていましたが、白骨温泉経由で東京に戻るとのこと。
我々も、上高地に下山する際はその行程に乗っかりたいなと思います。

大天井ヒュッテは小屋単体だけで見ると最上級ランクだと思います。
ただ、ランチ＆軽食はその時間帯に通過する山行が思いつかないのが残念。
今回は思いもよらず個室だったので18時から爆睡し翌日に備えました。

▼Day2
昨日に引き続き抜群の槍見展望で、東鎌尾根もクリアしヒュッテ大槍に到着。
計画では槍ヶ岳に向かう予定もガスが出てきたこと、明朝の天気予報が良かったこともあり槍ヶ岳登頂は明日に変更し停滞を決定。
以前宿泊した殺生ヒュッテ同様に槍ヶ岳展望は素晴らしく、モルゲンロートを期待します。
槍ヶ岳山荘は槍ヶ岳至近と立地抜群だけど、近すぎることがマイナスで展望はイマイチ。
個人的には少し距離があるヒュッテ大槍と殺生ヒュッテの方が好みかな。
食道で茨城から来たご婦人2名とY談を楽しみほろ酔い気分。
そのままヒュッテ大槍自慢の夕食に舌鼓を打ち19時には爆睡体制へ。
疲れる登山のはずなのに、普段以上に大いに食べ、大いに飲み、大いに眠る。
むしろどんどん疲れが取れていく感じでした。

▼Day3
ヤマテンで晴れだけどガスの可能性はあるとの予報が見事に当たり、残念ながらモルゲンロートは見られず。
また結構な強風（これは予報通り）だったこと、7月に快晴の槍ヶ岳登山をしたこともあり、上高地リゾートを存分に楽しむことにして槍ヶ岳登頂をあきらめるBプランを発動することにしました。
お初の槍沢ルートのため小屋とかキャンプ場があるたびに「どれどれ」と見学し、これはこれで楽しい山行でした。
そして念願の嘉門次小屋。
リゾート上高地で一線を画すもはや伝統美とも言える小屋の佇まいを満喫。
宿泊者のみの入浴で汗を流し、三重県から来たお三方とY談を楽しみ夕食後もお付き合いありがとうございました。
またロサンゼルスから来た夫婦（カップル？）とは嬉し恥ずかしドキドキの国際交流。
外国人と交流するたびに「英語が話せたらな。」と英語の勉強を決意するけど、いつもその決意はどこへやらなんですが、今度こそ勉強したいと思います(笑)
夕食ですが、岩魚料理はもちろん嘉門次がウェストンとともに山中で食べたといわれる鶏のカレーの煮つけが絶品。
朝食含め和中心の総菜メニューの数が多く大満足の食事でした。
嘉門次小屋、また泊まりたいです。

▼嘉門次小屋
薪の囲炉裏で岩魚を焼くスタイルですが、現在は法規制により新築の囲炉裏の場合は薪利用が非常に難しいようです。
嘉門次小屋は以前から同じ場所で薪利用していたため、当時の基準での利用継続が可能とのこと。
じっくり焼き上げ骨まで丸かじり出来る岩魚料理。
大事にしたいな、と思いました。

▼4日目
宿泊者の特権、早朝の穂高神社奥宮（明神池）と梓川の景観を楽しみます。
夜は雷雨だったため、草木が雨露で濡れ朝もやが発生。
幻想的な風景を楽しむことが出来ました。
穂高神社奥宮で安全登山を祈り朝食へ。
チェックアウトぎりぎりの8時まで嘉門次小屋でゆっくりし上高地へ。
妻がどうしても食べたかったアップルパイを食し、バスターミナルから小梨平までの施設や食堂を調査(笑)
今後の山行に役立てることが出来そうです。


昨年同様天候に恵まれた夏休み山行になりました。
夜は雷雨もあったけど行動中は基本的に晴れ。
槍見の表銀座縦走と嘉門次小屋満喫は目的達成。
槍ヶ岳モルゲンロート堪能は出来ず残念でしたが、早々に西鎌尾根経由の殺生ヒュッテテント泊で挑戦したいと思います。
お山に感謝、出会った皆様に感謝、そしていつも付き合って歩き切ってくれる妻に感謝。
充実の4日間でした。