▲五竜岳(撤退、しかし強風・視界無く、大変でした~)


- GPS
- 08:44
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:45
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 3:32
天候 | 4月30日…晴れ後曇り(強風) 5月1日…曇り(上部は視界無し、強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・白馬五竜スキー場の駐車場に停める(無料) 上のほうのテレキャビンの乗り場近くに停めるのがおすすめです。 (乗り場に近い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ほとんどが雪道。 ・アイゼンは西遠見山の手前で装着。白岳の登りは、やや雪が固く、アイゼン無しで は危険でした。 ・下山時、視界不良と強風のため、白岳からの遠見尾根方面の降り口を見つけるのに 苦労しました。 標識(ポール等)が1本あればなぁ~ |
その他周辺情報 | 【温泉】 ・十郎の湯(600円。割引券があると500円) http://mall.hakubamura.net/juro/waribiki.htm 【蕎麦】 ・「山人」で もり蕎麦の大盛りをいただく(1010円) 美味しかったが、この辺りでは、美味しいのが当然かなぁ?? ℡:0261-75-3162 |
写真
感想
昨年のGWの常念岳~蝶ヶ岳登山は、天気も良く暖かで最高の山行ができた。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-627770.html
今年のGWも天気が良いことを祈って、五竜岳を遠見尾根から登ることにしたが、
4月30日~5月1日は北アルプスで多くの遭難・事故が発生していたのでした…
【初日 4月30日】
初日、テレキャビン乗り場にある登山届の受付のおじさんの話では、昨日(4月29
日)は強風で、大荒れだったとのこと。今日と明日は天気が良い(予報なので)良か
ったねとのコメントだったが~
遠見尾根の途中までは好天で、五竜岳や鹿島槍ヶ岳の眺めも良く、最高の登山日和
であったが、西遠見山以降、上部は強風。五竜岳の頂上はガスの中で、登頂は断念せ
ざるを得なかった。
この日の午後、北アルプスでは遭難・滑落事故等が発生していた。
何も知らない我々は、明日の好天を祈って、ビールで乾杯していたのでした。
【2日目 5月1日】
翌朝(5月1日)、昨夜からの雪まじりの強風と視界不良ため、五竜山荘では ほと
んどの宿泊者が下山を躊躇し、天候の回復待ちの状態となった。
悪天を押して出発して行っても、降りられずに山荘に戻ってくるパーティが何組も
あった。
午前10時を過ぎて、雪だけはやんだらしく、10名を超える人たちが出発して行った。
(出発)
ゴンドラの営業時間があるので、我々も11時25分頃に出発。
視界は10m~20mくらいか?
すさまじい風の中、白岳頂上を通過し、ケルンのところにいたカップルを横目に、
トレースをたどりながら、まっすぐ下り始める。
しかし、ハイマツまじりの道を歩いた記憶もなく、どうもおかしいと思い、GPSで
方向を確認すると、下山道のある東方向ではなく北に向かって降りていた。
これはまずいと思い白岳の山頂まで戻り、方向を確認しながら東のほうに歩くが、
東方向にはトレースが見当たらない。
猛烈な風で、フードにあられのような塊がバチバチと音を立てて当たる中、しばら
く私のGPSとT君のコンパスで 方向を確認しながら右往左往する。右側(南側)は切
れ落ちているはずなので慎重に動く必要がある。
結局、東方向にあった吹き溜まりを勇気を出して乗り超え、30mほど下ってみて、
ようやくトレースを発見。 あとは慎重にトレースをたどるだけだ。
30分近くもウロウロしたことになる。
一緒に山荘を出発した単独の男性2名と伴に 白岳をしばらく下っていくと、遠見
尾根の途中でテンパっていたというパーティとすれ違う。
私「下山者とは会いましたか? 20名近くはいたと思うのですが…」
男性「それなりの人数の下山者とは すれ違いましたよ」
とのこと。
皆 無事に降りたようで、なによりだ。
遠見尾根は風は強いものの、視界は良好。快調に下って、テレキャビンの駅舎に到
着。リフトは止まっていたが、ゴンドラは動いていて、アッと言う間に下界へ帰還し
たのでした…
今回は下山に苦労したが、その緊張感を思い出しつつ、次はどこに行こうかなぁ
~? と考えている自分がいる。
やっぱり、山はいいなぁ~!
と思うと同時に 改めて、より慎重に計画、準備、行動していこうと誓ったのでし
た…
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