大キレットに挑戦！（上高地→槍ヶ岳→岳沢）

2025年08月19日(火) ~ 2025年08月21日(木)

• GPS: 27:27
• 距離: 37.7km
• 登り: 3,103m
• 下り: 3,103m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:19

距離 20.8km 登り 1,753m 下り 176m

6:05 上高地バスターミナル
6:09 カッパトイレ
6:17 6:18 小梨平
6:46 6:51 明神館
6:55 徳本口
7:28 7:30 徳沢公衆トイレ
7:32 徳澤園
7:43 新村橋
8:19 8:20 横尾
8:21 8:22 横尾山荘
8:53 槍見河原
9:01 一ノ俣
9:08 二ノ俣
9:31 槍沢ロッヂ
9:57 ババ平
10:24 槍沢大曲り
11:27 11:33 槍沢・天狗原分岐
12:29 坊主岩屋下
12:37 播隆窟
13:39 13:52 槍ヶ岳山荘
14:21 15:05 槍ヶ岳
15:24 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 3:18
• 合計: 9:17

距離 8.1km 登り 935m 下り 1,029m

4:51 槍ヶ岳山荘
5:00 5:03 飛騨乗越
5:16 5:23 大喰岳
5:49 5:55 中岳
6:35 天狗原分岐
6:53 南岳
7:00 8:13 南岳小屋
8:58 9:03 最低鞍部
9:24 9:40 長谷川ピーク
9:48 10:00 A沢のコル
10:58 11:20 北穂高小屋
11:23 11:31 北穂高岳
11:33 松濤岩のコル
11:37 11:47 北穂高岳南峰
12:04 12:11 ドームの頭
12:38 12:39 奥壁バンド
12:54 12:55 最低コル
13:00 13:06 D沢のコル
13:18 13:24 涸沢槍
13:32 13:47 涸沢岳
14:08 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 2:18
• 合計: 8:32

距離 8.8km 登り 415m 下り 1,899m

4:57 穂高岳山荘
5:52 穂高岳
6:01 6:16 南稜の頭
7:41 7:47 紀美子平
8:13 8:59 前穂高岳
9:11 9:39 紀美子平
9:50 9:52 雷鳥広場
10:16 10:34 岳沢パノラマ
10:44 10:50 カモシカの立場
11:30 11:39 岳沢小屋
12:23 見晴台
12:30 12:34 岳沢風穴
13:01 岳沢湿原・岳沢登山口
13:10 13:11 日本山岳会上高地山岳研究所
13:15 河童橋
13:23 13:26 カッパトイレ
13:29 上高地バスターミナル

天候

8/19　晴れのち曇り
8/20　曇り時々晴れ
8/21　曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡の第2駐車場に車を停め、バスで上高地へ。
お盆明けの平日でしたが思いの外混んでいて、第一駐車場はほぼ埋まっていました。第2は余裕がありました。

沢渡第2駐車場　1日/800円　https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando/
アルピコ交通バス　沢渡バスターミナル・上高地 往復切符　2,800円　https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/sawando/

コース状況／危険箇所等

登山道は整備されています。

穂高近辺は岩場ですので、マーキングや鎖も十全に整備されていますが、経験や体力に不安がある方は立ち入らない方が無難です。

大キレットよりも、北穂・奥穂間の部分の方が、高度感があり、また浮石も多数で大変でした。

その他周辺情報

・竜島温泉せせらぎの湯　https://ryushima-onsen.jp/
沢渡から少し松本側に下った場所にあります。とても良い温泉でした。

写真

8/19 4:36

5時の始発に乗る気で沢渡まで来ましたが、お盆明けの平日でもすでに50mくらいの列ができていて驚きました。結果5時30分のバスに乗ることに

8/19 6:09

上高地に到着。さすがにこの時間なら河童橋も空いていました

8/19 6:19

横尾までこのような道です。歩きやすいのですが、やや単調でした

8/19 7:21

途中の切れ目から、明神岳や前穂が見えて気分が高まります

8/19 8:16

横尾に到着しました。槍を目指すので、まっすぐ進みます

8/19 9:03

梓川上流部の水がエメラルドグリーンで、6月に行った大杉谷の峡谷を思い出して感動していました

8/19 10:30

ひたすら槍沢を詰めていきます。目指す稜線が見えてからがとても長かった。曇ってきたのはやや残念でしたが、直射日光に晒されなかったので、いま考えると良かったです

8/19 11:10

道中の大岩で疲れのピークが来たので、休憩もかねて昼食にしました

8/19 12:04

水が切れかけたところで現れた水沢。冷たくてとても美味しい水でした

8/19 12:21

あと一息！

8/19 13:52

登り切りました！　穂先は明日にしようか迷っていたのですが、天気が良くなったので、この日のうちに登ることに

8/19 13:58

ステップ・スタンスはしっかりしていて、ペンキもはっきりとしているので登ってみると難しくはなかったです

8/19 14:09

テレビなどで見たことがある梯子を登れば

8/19 14:15

槍ヶ岳に登頂しました！

8/19 14:35

ガスがかかったり晴れたりといったコンディションでしたが、晴れた瞬間は常念なども見えました

8/19 17:56

槍ヶ岳山荘で夕食。美味でした

8/19 18:47

山荘で夕焼けが奇麗、とアナウンスがあったので外に出ると、鮮やかに焼けていました

8/19 18:49

稜線のガスが取れて、明日進む方向が見えました

8/19 20:10

夜も晴れていて天の川が見えましたが、このあとガスが沸いてきてしまいました

8/20 3:56

槍ヶ岳山荘のお弁当のチマキ。今日も頑張っていきましょう

8/20 5:20

夜明け前はギリギリ晴れていたのですが、日出の頃には真っ白に

8/20 7:01

黙々と南岳小屋までやってきました。風もあったので大キレットは諦めて下山しようかと考えましたが、ガスが薄くなる瞬間もあったので、天気が好転することを期待して南岳小屋で休憩することに

8/20 8:32

1時間ほど停滞して、ややガスも薄くなった気もしたので、キレットに向けて出発！

8/20 8:41

標高を下げてみるとガスが晴れました。標高の高い場所だけガスがかかっている様子です

8/20 9:23

長谷川ピークを通過。この前後は大変でした

8/20 9:30

ガスをまとった前穂が眼前に立ちはだかりました。威圧感がすごかったです

8/20 9:30

鎖に頼って急斜面を降下

8/20 9:45

A沢のコルで北穂から下ってきたパーティーとすれ違いました

8/20 9:47

A沢のコルから登り返します

8/20 10:00

振り返ると長谷川ピーク。通過したときは半分ガスっていてよくわかっていませんでしたが、結構なところを通ってきたようです

8/20 10:13

飛騨泣きの難所。滑ったら終わりの場所なので慎重に

8/20 10:19

ガスが晴れて青空が見える瞬間も。来て良かったと思えた瞬間です

8/20 11:07

北穂山荘で昼食にしました

8/20 11:24

大キレットを何とか通過できました！

8/20 11:31

しかし難所はつづき、北穂から奥穂を目指します

8/20 11:43

大キレットよりも高度感があります。浮石も多く、個人的にはこの区間が核心部でした

8/20 12:24

奥壁バンド。ここも狭くて落ちたら終わりです

8/20 13:45

涸沢岳に到着。無事に難所を通過できました！

8/20 13:51

あとは穂高岳山荘に下るだけ、と進んでいたら、ちょうどガスが取れて奥穂の姿が見えました

8/20 17:05

穂高岳山荘の夕食です。こちらも美味でした

8/21 4:11

穂高岳山荘のお弁当、朴葉寿司。力をつけて最後まで事故無くいきましょう

8/21 5:02

しかし昨日同様、天気は残念。ご来光は見えませんでした

8/21 5:38

奥穂に登頂。ガスが晴れないかと少し待っていましたが、変わらなそうだったので先に進むことに

8/21 5:51

前穂を目指し、吊り尾根を進みます

8/21 6:08

この鎖は長かった

8/21 6:38

ガスっているし、いないかな、とちょうど考えていたとき足元から飛び出したのでビックリしました。保護色になっていて地面と同化していました

8/21 6:48

進んでいると、前穂のガスが取れたり再びかかったり

8/21 6:54

ライチョウと二度目の遭遇。ラッキー。こんどは親子でした

8/21 6:58

無事に育ってほしいものです

8/21 7:40

紀美子平に到着。前穂を目指して登ります

8/21 7:44

前穂もなかなかの難易度でした

8/21 8:17

到着！　晴れました！

8/21 8:35

最後の最後でスッキリ晴れてくれました。歩いてきた稜線が見えます

8/21 8:36

奥穂やキレットを通過したときはガスっていて残念でしたが、最後に晴れたので良しとします

8/21 9:29

岳沢に下ります。重太郎新道は聞いていた通り、かなり急でした

8/21 10:20

道中、注意書きが

8/21 10:23

注意書きの通りかなり急でしたが、樹林帯に入ったので高度感を感じなかったのは幸いでした

8/21 11:29

岳沢小屋に到着

8/21 11:47

上高地までもう一息。岳沢小屋からは歩きやすい道でした

8/21 13:01

上高地に帰ってきました！　お疲れさまでした

8/21 15:14

帰路、せせらぎの湯で汗を流して帰りました

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ インナーシーツ ヘルメット

感想

JING3-kei

槍から奥穂まで縦走しました。

大キレットや北穂・奥穂間は高度感もある難所で、通貨できたら達成感がありました。
ガスっていたくかんも多かったのですが、ライチョウにも出会え、最後の前穂では晴れて好展望に恵まれたので、良かったです。奥穂やキレットはまた改めて行こうと思います。

総合的に、満足できる登山になりました。