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Yamareco

記録ID: 865964
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雨の涸沢ヒュッテ一泊

2016年05月06日(金) ~ 2016年05月07日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
30.7km
登り
864m
下り
857m

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
1:00
合計
6:20
7:10
7:20
40
8:00
8:20
40
9:00
9:20
60
10:20
10:30
130
12:40
涸沢ヒュッテ
2日目
山行
4:10
休憩
0:50
合計
5:00
8:00
60
9:00
9:10
50
10:00
10:20
50
11:10
11:20
50
12:10
12:20
40
13:00
上高地バスターミナル
天候 6日:AM曇り PM雨
7日:AM雨 PM曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
さわんどバスターミナル、かすみざわ駐車場に駐車。600円/日。
シャトルバスで上高地バスターミナルまで。往復2050円。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はとくになし。強いて挙げれば、落石に注意。
横尾まで落石注意の看板や崩落箇所が多くあり、本谷橋から上も雪上に落石がごろごろしていました。
その他周辺情報 下山後、上高地バスターミナル売店2階の上高地食堂で昼食。
かすみざわ駐車場向かいの梓湖畔の湯で入浴。日帰り入浴720円。
始発バスで朝の上高地バスターミナルに到着。平日で天気も悪いためか乗客は少なかったです。
始発バスで朝の上高地バスターミナルに到着。平日で天気も悪いためか乗客は少なかったです。
河童橋。
河童橋から望む穂高連峰。曇天ですが山はよく見えます。
河童橋から望む穂高連峰。曇天ですが山はよく見えます。
小梨平キャンプ場を抜ける。
小梨平キャンプ場を抜ける。
朝の上高地で林道歩きスタート。
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朝の上高地で林道歩きスタート。
さくっと明神館到着。
さくっと明神館到着。
明神館前からの明神岳。
明神館前からの明神岳。
なんだ?と思ったら、お猿の撮影会でした。
なんだ?と思ったら、お猿の撮影会でした。
花?を摘んではムシャムシャ。
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花?を摘んではムシャムシャ。
明神岳から前穂高岳かな?
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明神岳から前穂高岳かな?
遠くに中山その奥に見えるのは大天井岳?東天井岳?
遠くに中山その奥に見えるのは大天井岳?東天井岳?
上高地から本谷橋まで、道沿いにふきのとうが沢山咲いていました。1ヶ月早く来れば食べ放題?
上高地から本谷橋まで、道沿いにふきのとうが沢山咲いていました。1ヶ月早く来れば食べ放題?
順調に徳沢到着。
順調に徳沢到着。
まだまだ歩きやすい沢沿いの道。
まだまだ歩きやすい沢沿いの道。
横尾に到着。まだ元気。
横尾に到着。まだ元気。
横尾大橋と屏風。
横尾大橋と屏風。
横尾大橋を渡る。
横尾大橋を渡る。
大橋から梓川の流れを見送る。いい眺め。
大橋から梓川の流れを見送る。いい眺め。
屏風岩を見ながら進む。
屏風岩を見ながら進む。
登山っぽくなってきました。
登山っぽくなってきました。
本谷橋まで2箇所ほど雪の上を渡りました。
本谷橋まで2箇所ほど雪の上を渡りました。
本谷橋に到着。人が少ないうえ皆さん下山組。
本谷橋に到着。人が少ないうえ皆さん下山組。
GW前半のレコでは本谷橋でアイゼンをつける方が多かったようですが、見ての通りなのでもう少しノンアイゼンで登る。
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GW前半のレコでは本谷橋でアイゼンをつける方が多かったようですが、見ての通りなのでもう少しノンアイゼンで登る。
夏道にそってジグザグに斜面を登る。
夏道にそってジグザグに斜面を登る。
本谷橋からしばらくは結構夏道が出ています。
本谷橋からしばらくは結構夏道が出ています。
このあたりでアイゼン装着。写真右は東天井岳?
このあたりでアイゼン装着。写真右は東天井岳?
涸沢の屏風側斜面をトラバースぎみに進む。この辺は夏道なのかよくわかりません。正面は前穂辺りのはず。
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涸沢の屏風側斜面をトラバースぎみに進む。この辺は夏道なのかよくわかりません。正面は前穂辺りのはず。
涸沢ヒュッテ見えました!写真中央右。
涸沢ヒュッテ見えました!写真中央右。
ヒュッテを目指して雪渓をまっすぐ。トレースが見えます。
ヒュッテを目指して雪渓をまっすぐ。トレースが見えます。
雪渓を登る。涸沢カールまでは雪が結構汚れています。
雪渓を登る。涸沢カールまでは雪が結構汚れています。
分岐。雪の上にあるということは秋に見たものとは別物?
分岐。雪の上にあるということは秋に見たものとは別物?
涸沢カールまえで来た道を振り返る。東天井岳が見えます。
涸沢カールまえで来た道を振り返る。東天井岳が見えます。
涸沢ヒュッテ到着!
涸沢ヒュッテ到着!
テント場と涸沢小屋、北穂高岳。テントも少ない。
テント場と涸沢小屋、北穂高岳。テントも少ない。
涸沢岳〜白出のコル〜奥穂高岳。
涸沢岳〜白出のコル〜奥穂高岳。
ザイデングラードズーム。何人か降りてきます。
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ザイデングラードズーム。何人か降りてきます。
涸沢ヒュッテのパノラマ売店。
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涸沢ヒュッテのパノラマ売店。
パノラマデッキから見える北西方面の景色。真ん中に東天井岳が見えます。
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パノラマデッキから見える北西方面の景色。真ん中に東天井岳が見えます。
売店のおでんと持参のおにぎり・サンドイッチ(肉多め)で昼食。冷えた身体に温かいおでんがめちゃウマでした!
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売店のおでんと持参のおにぎり・サンドイッチ(肉多め)で昼食。冷えた身体に温かいおでんがめちゃウマでした!
昼食をとって一休みしていると天気が・・・。あれ?上がかすんで見えなく・・・。
昼食をとって一休みしていると天気が・・・。あれ?上がかすんで見えなく・・・。
雨が降ってきました!さっきまで見えていた東天井岳も全く見えない!ということでヒュッテに避難。
雨が降ってきました!さっきまで見えていた東天井岳も全く見えない!ということでヒュッテに避難。
暇なのでヒュッテ内をうろうろ。宿泊受付。
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暇なのでヒュッテ内をうろうろ。宿泊受付。
図書スペース。夕飯まで山の写真集と漫画をまったり読みました。
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図書スペース。夕飯まで山の写真集と漫画をまったり読みました。
食堂スペース。宿泊者は20人程度で手前のスペースは使用されませんでした。
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食堂スペース。宿泊者は20人程度で手前のスペースは使用されませんでした。
ヒュッテのお夕食。栄養バランスがよさそう。ハンバーグはチーズインでした。
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ヒュッテのお夕食。栄養バランスがよさそう。ハンバーグはチーズインでした。
寝床。天井をうつ雨の音を聞きながら就寝。
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寝床。天井をうつ雨の音を聞きながら就寝。
翌日の朝食。ベリーソースのケーキ付き。ケーキが甘くて美味しかったです。
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翌日の朝食。ベリーソースのケーキ付き。ケーキが甘くて美味しかったです。
天気は雨のまま。しばらく様子を見ましたが雨があがらないため、8時頃に下山開始。
天気は雨のまま。しばらく様子を見ましたが雨があがらないため、8時頃に下山開始。
30分も下るとヒュッテがか霧雨でかすんで見えなくなりました。奥穂は全く見えません。
30分も下るとヒュッテがか霧雨でかすんで見えなくなりました。奥穂は全く見えません。
涸沢上の斜面をトラバースぎみに下る。転がってきたと思われるこぶし大〜頭サイズの石が散見されました。
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涸沢上の斜面をトラバースぎみに下る。転がってきたと思われるこぶし大〜頭サイズの石が散見されました。
速いペースで本谷橋に到着。アイゼンを外して洗う。
速いペースで本谷橋に到着。アイゼンを外して洗う。
鳥を発見。すわ雷鳥か!?とバカな考えが一瞬頭をよぎりましたが・・・ハトでした。
鳥を発見。すわ雷鳥か!?とバカな考えが一瞬頭をよぎりましたが・・・ハトでした。
横尾に到着。横尾も雨。
横尾に到着。横尾も雨。
山が全然見えません。
山が全然見えません。
だんだん明るくなってきました。
だんだん明るくなってきました。
徳沢に到着。雨があがったので、防水オーバーグローブとザックのレインカバーを外す。
徳沢に到着。雨があがったので、防水オーバーグローブとザックのレインカバーを外す。
明神館に到着。もう足の裏が痛い。
明神館に到着。もう足の裏が痛い。
河童橋に到着。日が射しており観光客も結構いました。
河童橋に到着。日が射しており観光客も結構いました。
河童橋から望む穂高連峰(2日目)。昨日は見えた稜線が見えない!
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河童橋から望む穂高連峰(2日目)。昨日は見えた稜線が見えない!
ようやくバスターミナルに到着。風が結構強く吹いており、シェルは着たままでした。
ようやくバスターミナルに到着。風が結構強く吹いており、シェルは着たままでした。
バスターミナル上高地食堂にて、山賊焼きカレーをお昼ごはんに食す。山賊焼きとカレーが主張を譲らず口の中で戦い続ける。美味しい物同士なのでまずくはないんですが、何故組み合わせた・・・。
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バスターミナル上高地食堂にて、山賊焼きカレーをお昼ごはんに食す。山賊焼きとカレーが主張を譲らず口の中で戦い続ける。美味しい物同士なのでまずくはないんですが、何故組み合わせた・・・。

感想

小屋泊デビューをしたい、あわよくば涸沢岳に登りたい。と思い、天気の悪い中、上高地へ行ってきました。
結果的には悪天候で涸沢岳には登れませんでしたが、空いている涸沢ヒュッテで、のんびりと初めての小屋泊を楽しむことが出来ました。

涸沢岳に登りたい気持ちは強かったものの、経験不足が明らかなことも自覚していました。今回は雨が足止めしてくれてよかったのかもしれません。
焦らずステップアップしていきたいと思います。

【1日目】
天気は曇りで空は真っ白でしたが、穂高や常念の山々はよく見えました。また、途中猿を間近で撮影できたり、秋道登りとは違う雪渓登りを楽しめたりと、涸沢カールまで残雪の春山登山を満喫できました。
涸沢ヒュッテが見えてからが遠い、というレコを見て覚悟していたためか、ヒュッテまでの雪渓登りはそれほど苦に感じませんでした。むしろ雪渓登りは夏道の登りよりも歩きやすく楽しかったです。

【涸沢ヒュッテ】
ヒュッテに着き、まずはパノラマ売店でおでんを購入しました。このおでんが冷えた身体にありがたく、非常においしく感じました。
おでんと昼食を食べ、一息ついた頃、霧雨が振り出し、大粒になり、やがて本降りになりました。
雨に追われるように宿泊の受付をし、ヒュッテに入りました。ヒュッテでは夕飯まで山の写真集や山の漫画を読み、ときおりタバコを吸い、まったりのんびり過ごしました。

【2日目】
念のため夜明け前に起きましたが、目覚めた瞬間雨の音を確認。「今日下山しよう」と腹が決まりました。
朝食後、天気の回復を期待しつつのんびりしましたが雨は止まず、風も結構強い中、8時に下山を始めました。
やはり雪渓歩きは楽ちんなようで、涸沢ヒュッテから本谷橋まで予想より速く下りられました。横尾まで下れば雨は降っていないかと期待していましたが、晴れたのは徳沢園についた頃でした。

【下山後】
微妙な天気のわりには上高地には観光客が多く、そして登山者が少なかったため、上高地では若干アウェイ感を味わいました。そんな中、上高地バスターミナルの上高地食堂で「山賊焼きカレー」を食べ、さわんどバスターミナルすぐそばの梓湖畔の湯で疲れを癒やしました。
体力気力ともに余裕が残っていましたが、レコを書いている現在も、足の「裏」が痛いです。もっと長距離の山行を重ねて、足裏の皮を厚くしないといけないということでしょうかね。

引き続きダイエットも・・・。

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