琴浦アルプス(香取〜大休峠〜矢筈ヶ山〜甲ヶ山〜勝田ヶ山〜船上山)


- GPS
- 09:16
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
天候 | 雨スタートの山頂で晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船上山東坂コース登山口付近に車をデポし、香取登山口へ車で移動 ■登山届 インターネット その他の大山登山届 http://www.pref.tottori.lg.jp/policedaisen/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道 エスケープルートが少ないルートなので、体力や時間には余裕をもって計画を立てること。 途中岩場があり、転滑落に十分に注意 ■参考 「ヤマタイム」で標準タイムが確認できる。 http://www.yamakei-online.com/yk_map/edit_clplan_yk_map.php?latlon=35.395487435464,133.569183177077 琴浦町観光協会WEBにて登山ガイドマップがダウンロードできる。 http://www.kotoura-kankou.com/panf.html -- 〜は灌木や薮がうるさい箇所があるため雨天時や露が降りているときは、レインウェアがあるとよい。 々畆菘仍蓋〜香取分れ(県民の森分れ) 最近利用者が増えて分かりやすくはなってきたが、まだあまり知られていない登山道で、分岐を間違えやすいので注意 林道がダートになってしばらく走ったところの隅っこに駐車 最初の林道分岐は、「甲川」の看板に従って左へ。 続いて「甲川」の看板があるが曲がらずに道なりに。 「大休峠」の看板に従って左へ。 大山古道;香取分れ〜大休峠 雨が降ると滑りやすい。降ってなくても石畳は滑りやすい。 B腟抛宗遡霹Ε山 自治体境界尾根までは急峻な登りが続く。のんびり。 山頂直前の登りは両側が灌木で落し物が多い。 ぬ霹Ε山〜小矢筈 鞍部までは急な上によく滑る。 西側は絶壁、滑落注意 小矢筈ピーク直下はぷちクライミングがある。濡れているとよく滑る。 ゾ矢筈〜甲ヶ山 鞍部までは急な上によく滑る。 甲ヶ山直下は岩稜帯となる。滑落や落石に注意 山頂は360°パノラマになる。写真撮影に夢中になって落ちないように。 甲ヶ山の岩稜地帯(通所ゴジラの背) 1箇所10mくらい落ちるところがあるので慎重に。ステップやホールドは豊富にある。 フィックスロープが勝手に設置してあるが老朽化している可能性があるので頼らないように。また、勝手に残置されているピトン(ハーケン)には指等を入れないように。指切断の危険がある。 Ч奪山の肩(甲川分れ) 白ポールが倒れている。案内の文字は消えている。 甲川に下る道と船上山に降りる道に分岐する。甲川方面へ降りる人が多くなり、分岐が明瞭になっているため、間違えないように。 ┥‥張山 灌木の中の緩やかな稜線上が山頂となる。 灌木に囲まれ登頂感のないピークだが、実はかっこいい山。 記録ID: 623896参照 勝田ヶ山〜船上神社 急な斜面から始まり次第に緩やかになっていく。 原生林や笹に囲まれて展望が悪く距離もある。1本道なので迷うことはない。 船上神社〜船上山東坂コース登山口 船上神社では、奥ノ院、西坂コース、千丈滝のぞき、東坂コース、正面登山道とそれぞれいくことができる。 薄ヶ原には、避難小屋が新しく建てられている。 |
写真
感想
GWの締めは、6人パーティの大所帯になった。
直前まで天気に悩まされ、天気予報に気を配る毎日・・・
当日も生憎の天気だったが、午後1時には晴れる!と想定して、ポツポツと雨の降りそうな中スタートした。大山古道は、ガスはガスでブナの森が幻想的で趣があってよい。
大休峠に着く頃には雨足も強くなり、メンバーのテンションが心配だったが、意外とみんな楽しそうで安心した。
普通に歩くと11時ころには山頂の予定だったので、極力ゆっくりゆっくりを目標にのんびり山頂を目指す。
矢筈ヶ山の稜線に出るとガスはあるものの雨はやんだ。ガスの向こうから光が届いていて、すぐ向こうは晴れているのだろうと期待を胸に足を進めた。
矢筈ヶ山、小矢筈はガスの中だったが、ぼんやり見える小矢筈はこれはこれで怪しくてよい。
甲ヶ山の麓に到着し岩稜帯(勝手に「甲ヶ山の鱗」と呼んでいる。)に差し掛かったところで、大休止とした。西風だったため甲ヶ山がすべて防いでくれていた。
食事を終え、いよいよ山頂にアタックしようかと思った矢先に、ガスが一気に晴れて、今まで見えなかった矢筈ヶ山や小矢筈が姿を現す。異口同音に感嘆の声を上げた。
岩稜帯をよじ登り、山頂に着くとガスが強風とともに身体をすり抜けていく。麓が見える。大山も顔を覗かせる。
晴れの中歩くよりも山頂でようやく視界が晴れる(山ちらと呼ぶ。)。これまでの労力が報われる瞬間。なんて感動的な演出!!
楽しみはまだまだ、ゴジラの背。自分以外はほとんど初めての琴浦アルプス。メンバーの一喜一憂する反応がいちいち嬉しい。
甲ヶ山の肩まで行くと、出発に間に合わず別行動していた仲間が登ってきた。せっかくなので、パーティーをいったん離脱して再び甲ヶ山山頂まで同行する。
2度目の山頂を楽しんだ後で、再びパーティーに合流するためダッシュで下山開始(笑)天王屋敷あたりで無事合流した。
船上神社までは植物を楽しみながらのんびり下山。
船上神社からは、先にデポした車を回収するため再びダッシュ。
天気が失敗だったが、午後からはレインウェアも乾くくらいいい天気の中の山行になった。メンバーの笑顔も眩しかった。ステキなGW納めとなった♪
1点反省点
ガスバーナーのガス代節約のため、いつもの山用バーナーではなくホームセンターにある家庭用のガスボンベが使用できるバーナーを持って行った。自宅では問題なく着火したが、現地では赤い炎が上がってしまい用心のため使用しなかった。ボンベとバーナーのメーカーが違っていたのが原因なのかボンベと気圧の影響なのか・・・要研究
なかなか歩きがいのあるロングコースですね。
それを皆さん足並み揃って完走とはすばらしい。
カセットコンロのガスをプリムスボンベに入れ替えるアダプターを持っていますので必要な時には声をかけてください。
山に行くたびにボンベが中途半端になってごろごろ増えるのですっきりするために買いました。
(自己責任で使用しなければいけませんが)
ちなみに、冬用のイソブタンガスも安くはないですが通販で買えます。
コメントありがとうございます。
琴浦アルプスの名は、琴浦町観光協会の「大山滝だより」で見かけた名称です。
形の良い単独峰なら○○富士、展望のよい連峰は○○アルプス、定着したらありだと思ってます。その名称でワクワクする人が出てきたら成功です。
甲川に降りるコースのほうが周回しやすいのですが、メンバーを見て今回のコースを選びました。みんな最後まで弱音を吐かず元気に歩いていました。変化があるコースなのもよかったです。勝田〜船上は少しダレる区間ですが、下りでしたし、花や山菜のおかげで飽きずに歩けました。
入れ替えアダプターはよいなぁと思ってまが、公式ではないので、もう少し勉強してから使いたいと思ってます。
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