2010KOBE 六甲全山縦走大会 先鋒女性隊員出撃!
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- GPS
- 14:28
- 距離
- 43.1km
- 登り
- 2,613m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
chito3のコースタイム 5:40須磨浦公園-6:00旗振山-7:04横尾山-8:00妙法寺小学校-8:30高取山-9:10鵯越駅-10:05菊水山-10:59鍋蓋山-12:20学校林道-12:55摩耶山頂掬星台-14:45ガーデンテラス-15:32東六甲分岐点-16:27大平山-17:50宝塚ゴール !
隊長は、サポート。
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
もちろん大渋滞 女性隊員たちのサポートで、バイクで大龍寺に向かおうと思ったが、二輪車通行禁止だった。痛ーっ。(by 隊長) ゴール地点すぐの宝塚温泉は、完走の認定証提示により女性800円(200円引)で入浴できます。(男性も割引あります) |
写真
感想
100キロ歩破(85キロでリタイヤ)で足を痛めたので、ずっともやしっ子になり続け、筋力・気力大幅ダウンで望む六甲縦走。
あー自信ない。
とりあえず、オミ足大事に、ということで、
縦走一週間前にスポーツDEPOへ急行。
衝撃吸収のインソールと超厚ソックス、筋力サポートのタイツを大枚はたいて購入。
ストックも買おうかと思ったが、あまりにも買いすぎだと思い直し、
隊長のを借りることにした。
当日は3号とともに参戦。
早朝から隊長の車で送ってもらい、須磨浦公園へ。
今日一日、どうなるんだろう… なんてどきどきしていたら、
1時間も並んでいたとは思えなかった。
行列しながらストレッチも十分… !
そしてついに、5時40分、スタート。
暗い中をわらわらと歩く。
暖かい日で、すぐにじんわりと汗が出てきた。
寒かったら、着るものとかいろいろ荷物が大変だったかも知れないが、
ラッキーだった。
旗振山で、これも隊長から貸してもらった上着を脱ぎ、
そのあとはずっと化繊のスポーツシャツ 1枚で過ごせた。
それにしても3号はすごい。
ショートヘアをふわっふわっと揺らしながらこともなげに歩いている。
スリムだし、コンパス長いし、かっこいい。
そしてペースが速い。
そういえば、100キロのとき、ペーターが言ってた。
足の長さが10%違えば、その10%は体力で勝負しないとね、って。
ははっ。無理だ。
高倉台を過ぎた辺りで、ついていくのをあきらめた。しゅん…。
そこからはマイペースな一人旅。
しばらくは3号の姿が渋滞の列の中に見えていたが、
横尾の住宅地に出たところでたちまち見えなくなってしまった。
一人黙々と歩いているとなんだかぼぉーっとしてきて、
何も考えず、ひらすら無心で歩いていた。
気がついたら鵯越駅。
サポートで待ってくれていた隊長の赤い上着が目に入って、
なんだか急にうれしくなった。
3号はほとんどノンストップで先を急いだようだが、
私は休まなければ。空腹を満たさなければ…。
今日はたっぷり10時まで使っていいつもりで行くのだ。
おにぎりとゆで卵を食べる。
隊長が温かいお茶を淹れてくれた。
あーなんか楽しくなってきた。
山歩きはこうでなくっちゃ… !
このあとの菊水山・鍋蓋山は、登りは渋滞、下りはまばらでまさに私向きのペース。
隊長から借りた二本使いのストックもおおいに役に立った。
登りは高い段差を登る支えに、下りはペースアップに、でこぼこ道では足の負担を軽くしてくれる。
しかも、程よく「二の腕」に効いていて、シェイプアップにも… !
近いうち、自分のを購入しようと心に決める。
大竜寺へはバイク通行不可で隊長は来られないと連絡があった。
「摩耶山頂まで来れるか?」と隊長のメール。
行きますよ、必ず。待っててくださいねー。
市が原の紅葉を眺めながら痛み始めた股関節をよくよくストレッチ。
いざ。摩耶山頂へ。
摩耶山はトレーニングで2回登ったがいずれも苦戦。私の鬼門だ。
とにかく焦らず、ゆっくりと。
周りの人もしんどそうだ。ところどころ渋滞するがそれもよし。
高齢のご夫婦の参加者に遭遇。
よくぞここまで、と思ったが、あのしっかりした足取り。
すばらしい。あのペースを保ってきっと完歩されるのだろう。
がまん、がまん、ガマンでやっと、13時50分に山頂到着。
隊長! 着きましたよー! お腹すいたー!
ホットレモンのサービスがうれしい。
おにぎりのあと、隊長の淹れてくれたコーヒー。
足マッサージも。
「100キロのとき、オレがマッサージした二人が完走したから、これはゲン担ぎや」と。
ううっ、ありがとうございます… !
足もほぐれ、ゆっくりめに休んでから、いざ宝塚へ。
しっかり休んだので、しばらくの間は快調に歩を進めるが、
ガーデンテラスを越えた辺りから急に疲労と股関節の痛みを感じ始めた。
縦走路かドライブウェイかの選択は迷わずドライブウェイ。
なるべく「登り」を避けたい…。
それにしても、トレーニングで記念碑台から宝塚まで歩いたときはそれほどしんどいとは思わなかったのに、
須磨から摩耶山までの激しい上り下りを越えてきた後の体には果てしもなく長い距離に感じる。
東六甲分岐点を過ぎ、一緒になった女性と声をかけ合う。
「がんばって、必ずゴールしましょうね ! 」「時間はたっぷりあるしね ! 」
体は疲れているが、気持ちは元気になった。
ほどなく日が暮れ始め、ヘッドランプを使用。
もう、歩いても歩いても前へ進んでいない感じ。
こんなに歩いたのだから、あの灯りは塩尾寺?
あーいやいや、その前に大平山の鉄塔があったんだ。
でももう塩尾寺まではすぐよね?
「勝手にトレーニング」のときは暗闇をささっと通り抜けたらすぐだったもの。
あれっ? 気がつくと周りに人がいない。前も後ろも真っ暗闇。
でも夜の山道は結構気持ちがいい。
しんどいのを一瞬忘れてふらふらと歩く。なんか変なテンションになってきた… !
わー、暗闇に吸い込まれそう… !
ぼぉーっとしながら歩いていたので、すごいローペースだった様子。
ほかの参加者が何人か、「先に行きますねー」と通り過ぎ、我に返った。
そう。10時まであるんだけど、隊長も3号も待っている。
しっかり歩いてゴールするんだー。
ヘッドランプの光ではあまりよく見えないゴロゴロの急斜面を、
一部転がりつつ下っていく。
そして遂に、塩尾寺前に到着。
なんとか足もくじかずにゴロゴロを制覇した。
ゴールは目前。
出迎えて欲しいので、隊長にメール。
ここからはただ坂道をまっすぐに下っていくだけだ。
アスファルトの下りはストックのおかげでそれほど堪えない。
コンビニの看板が目に入り、隊長と3号が迎えてくれた。
きゃー、私ってすごい !
20時3分、ゴール。
驚きと興奮と、安堵がごちゃ混ぜになって、ちょっとだけ涙が出た。
はー。よくやった。よくやった。
宝塚温泉で汗を流し、駅前の居酒屋で祝杯。
疲労 + 温泉 + 酒 = 軽く貧血 は私の場合、想定内。
ご心配おかけしました…。
なんだか長々と書きましたが、とにかく長い一日だったので…。
お読みくださった方、ありがとうございます。
そしてこの長い一日を支えてくださったボランティアの方々に、感謝します !
隊員3号です。やっと終わりました六甲全縦!
と思ったらまだ報告が残っていた…。
他に参加された方の感想や報告、記録が次々とアップされるのを見て、焦る焦る。
で、ようやく感想書きます。
遡ること8月(7月?)飲んだ勢いで隊長に「山登り良いですねぇ〜」なんて言って
盛り上がったせいで、制覇隊に強制入部&トレーニングに強制連行。夏場のトレー
ニングのキツさに「こんなの聞いてないよ― しんどーい」と隊長に何度泣きつい
たことか。
そんな中でまたも勢いに任せて六甲全縦参加決定。このノルマ達成のために、24
時間100劵Εーク、仕事休んで勝手に全縦トレをやってきたといっても過言では
ありません。
初心者にして、アラフォー体力低下中、しかもしんどいことは大嫌いという私に
こんな高いハードル超えられるのか終わってみるまで正直不安との戦いでした。
とにかく完走できるように計画を練るも、当日朝一の受付待ち渋滞。行動計画が
早くも崩れ去った瞬間でした。
どこまで続くかこの渋滞と思いましたが、登り嫌いの私にとってはこれは好都合!
渋滞とは感じなかったんですよね。(周りの方々はこんなに遅かったらペース乱れ
るとぼやいてましたが)
鍋蓋山くらいまで渋滞?が続きましたが、鍋蓋山頂で計画通りの時間に追いつき、
一安心。したのもつかの間、今回は摩耶山で死にました。暑くて本当に辛かった。
後ろから次々と迫ってくる人たちに、「お先にどうぞ〜」なんて言いながら何度
足を止めたことか…。
ようやく摩耶山に到着し、ここで初めて休憩を取りました。ホットレモンおいし
かった。(そうそう、ここまでの道のり隊長に荷物の受け渡しや飲み物補充など
散々サポートしてもらってました。こまめに現状報告しなさいといわれていたのに
連絡さぼってすみません。)
後半戦出発時は精神的にも楽でした。
そう、下り大好きな私はここまでの道中「登るから下れるのよ、登らないと下れ
ないのよ。」と必死で自分に言い聞かせていたのです。
後は下りだし―、なんとかゴール出来るでしょって感じでした。
ただ、このままだと山中で暗くなるの怖いかも。と思い、日のあるうちに塩尾寺
に行くのだ!と心に決め、せっかくバイクで待機してくれている隊長も「補充ない
です。このまま行きます。」とぶっちぎり、ひたすら宝塚に向かって歩きました。
周りの参加者の方も明るいうちに出来るだけ距離を稼ぎたいと思っているのか、
とってもペース早くて、午前中の登りでの疲労が思いのほかあり、少しの登りも足
がだるくて辛くて辛くて。
しかし、この時私はもう一つ野望を抱いていたのです。摩耶山出発が13:15分、
頑張れば17:40に宝塚行けるかも。そう出発が5:40だったので12時間切りという
新たな目標に向かって、絶対に周りの人についていく、そして時計は見ない(焦
るから)と心に決め、必死で歩きました。
まぁ、人間欲を出すと、うまくいかないものですね。塩尾寺まで1劼△燭蠅妊
ッドライト点灯を余儀なくされ、そこから渋滞が始まりました。
ようやく塩尾寺に着いたころには真っ暗。もう無理だなと思いましたが、塩尾寺
から宝塚まではほぼ小走り状態(のつもり)。
ゴールで受付を済ませ時計を見ると17:50でした。残念!
しかも携帯見ると隊長から今どのあたりにいるのかメールがずいぶん前に…。
しまった連絡してへんかった。どうりでお出迎えがないはず。到着メールを送ると
近くにいたらしくすぐに会え、「お疲れさん」のお言葉いただきました。
こちらこそ丸一日面倒かけました。ありがとうございました。
姉御やペーターからも早速おめでとうメールをもらい、とっても嬉しかったです。
あとは宝塚温泉で汗を流し、近くの居酒屋で打ち上げしました。ビール最高!
23日は副隊長とともにサポートで参加します。隊長、ペーター様ゴールで打ち上
げ楽しみにしてますので、怪我に気をつけて、必ず自力でたどり着くようにお願い
します。
二人ともお疲れさん。よく頑張った。
感想文
とりあえず今年のハードなイベントは終わりやな。
次は俺たち男性陣や
力の差を見せつけたるからな
(ペーターは???未知数やけど
終わってからの
一人黙々と歩いているだけだったら、
とにかくしんどい
コース上のここかしこに隊長が出没してくださったので、
ずいぶん励まされました。
ほんと楽しかったです
23日、隊長も楽しんでくださいね
先日見たとき、まだ記録最中だったみたいで、コメント遅くなってごめんなさい。
副隊長、怪我のあとなのに、よく頑張って。お疲れ様でした。
3号は、あいかわらずストイックな目標で。。。本日も二日酔いなのに呼び出してごめんね。でも、山帰りの宝の湯はナイスだった。
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