御池岳 鈴鹿連峰最高峰初登頂

2016年05月14日(土) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 8.9km
• 登り: 859m
• 下り: 772m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:30

距離 8.9km 登り 859m 下り 782m

6:31 コグルミ谷登山口
6:45 6:46 コグルミ谷・タテ谷分岐
6:56 7:07 長命水
7:33 7:34 天ケ平（カタクリ峠）
8:03 御池岳・鈴北岳分岐
8:27 8:51 御池岳
9:10 9:13 ボタンブチ
9:33 御池岳
10:02 日本庭園
10:13 10:49 鈴北岳
11:44 11:46 鞍掛峠
12:01 鞍掛トンネル東登山口

天候

好天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三重県側から国道306号線で鞍掛トンネル東側駐車場へ。今もトンネルは通行禁止ですから，路肩に駐車しても迷惑にならないでしょうね。ここまで来る車は皆登山者の方ばかりですし。

コース状況／危険箇所等

コグルミ谷登山口から登りましたが，登山口にはポストはなく，結局無届になってしまいました。鞍掛峠登山道入口にあるポストを利用されることをお勧めします。下りは鈴北岳コースで周回しましたが，道はほぼ明瞭ででした。ただし，本日現在鞍掛峠から登山道入口までの間で一か所だけ道が崩壊しています。今回コースで最も危険な箇所ですので注意してください。

その他周辺情報

いつものお決まりで阿下喜温泉に寄りました。休憩室（和室と洋室）が無料で利用でき，和室で寝っ転がったり，洋室のリクライニングシートで仮眠できます。電気マッサージも利用できます。

写真

コグルミ谷付近の地図の石碑

ここにはポストがありませんでした。

コグルミ谷は大変荒れています。でも道迷いはしません。

最初の分岐点ですが，意味のある分岐ではないですね。

谷に咲く花の解説板がありました。なぜかニリンソウの写真が大きかったです。今回はあまり花を見なかったような気がします。もうシーズンは過ぎたのでしょうか。

谷から離れると丸太でできたつづれ道を登ります。急斜面ですが，楽です。

快適な登山道

8合目へは下りです。そこから最後の急登。

途中鈴北岳へのバイパスルートの分岐点があります。この分岐も登山者にとっては意味ないでしょうね。

初めて目についた花。しかも数個しかありません。これニリンソウというものでしょうか。一つの茎から二つ花が咲くから命名されたと前の看板で解説されてました。ニリンソウ覚えておきます。

頂上へ。といってもテーブルランドなんでどこが頂上の丸岳かわかりません。道というか人の踏み跡を辿ればこの表示に出合い，山頂に着きました。写真は省略します。眺望はよくないとのことでしたが，ほんとにそうでした。でも皆さん写真を撮ってます。

丸岳（御池岳山頂）からボタンブチへ。ここが御池登山最大のハイライトです。ボタンブチに行かずして何の御池か。長命水は見事に見過ごしましたが，これは外せません。

ボタンブチでくつろぐ人たちも撮らざるを得ませんでした。眼下は御覧のとおりの映画を見ているような大パノラマ。これだけでも来た甲斐がありました。多くの登山者がなかなか離れません。遠方には雲海が。

ボタンブチから石灰岩だらけの丸岳へ戻り，そこから北方へ降り，鈴北岳コースで下山します。

下り終わるとコグルミ谷への分岐点が。コグルミ谷まで戻ると面白くも何ともありませんよね。

鈴北岳方面へ向かう途中にこの池があります。初めて見た御池の池です。

右へ行けば鈴北岳です。このあたりでしょうか。日本庭園があるのは。広大なカルスト地形のようです。あまりよくわかりませんでした。

鈴北岳手間から。向こうの山が霊仙山なんでしょうか。

鈴北岳です。360度の眺望が得られるとされます。雲で霞んで遠方の山がどの山か私にはわかりませんでした。

鈴北岳コースの登山道。丸太の階段が荒れていますが，道は明瞭です。

鞍掛峠に近づくと送電線の鉄塔が。

鞍掛峠。右へ降りれば登山道入口，鞍掛トンネル駐車場へ帰ってきます。もうすぐと思ってたら，ここからも結構ありました。おまけに途中で道が崩壊しており，びっくりです。早く修復されることを望みます。

コグルミ谷から登る方もここで登山届を出しておいた方がいいです。橋を渡れば駐車場。

感想

makotomoto

台地は表示が少ないと皆さん言っておられますが，道らしき踏み跡はなんとかわかりますので，方向さえ確認しながら進めば表示のあるところまで辿りつけます。もっとも，ガスが出たりすると道迷いしそうです。関ケ原に近い山なので，天候が急変しそうな感じがします。断崖絶壁のボタンブチは圧巻でした。それも天気がよかったからこその感動で，悪ければ恐ろしそうな場所ですね。5月に入ると花は盛りをすぎるのでしょうか。かつてはもっと花が咲き乱れていたようで，草花を採取しないようにしてほしいとか注意書きがありました。登山道には道以外に侵入しないようロープが張られているところが何か所もありました。登山は通常は周回コースだと思われますが，鞍掛峠から登るか（左回り），コグルミ谷から登るか（右回り），私は先に国道を下りてコグルミ谷から登る方を選びました。逆だと，下山したコグルミ谷出合から国道を登って駐車場へ戻らなければならず，ちょっと辛そうです。