北八ヶ岳 北横岳〜縞枯山〜渋の湯
- GPS
- 24:30
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 761m
- 下り
- 1,139m
コースタイム
新宿8:00〜茅野10:07 10:56〜ピラタスロープエゥイ11:50 12:00〜山頂駅12:10 12:40〜縞枯山荘13:05 13:30〜北横岳2,472.5m 14:40 14:42〜横岳ヒユッテ14:53〜縞枯山荘15:40
【1月11日(日)】
縞枯山荘7:40〜縞枯山山頂2,402m 8:18〜茶臼山山頂9:09 9:20〜麦草峠10:08〜丸山山頂2,329.6m 11:15 11:30〜賽の河原12:08〜渋ノ湯13:10)〜茅野14:42〜新宿16:36
天候 | 【1月10日(土)天候:ガス、強風】 【1月11日(日)天候:快晴】 |
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過去天気図(気象庁) | 2004年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
新宿8:00〜茅野10:07 10:56〜ピラタスロープエゥイ11:50 【1月11日(日)】 茅野14:42〜新宿16:36 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スノーシューやワカンは必要無かったが、持参したほうがベター。 |
写真
感想
久々の冬山である。
【10日(土)天候:ガス・強風】
新宿駅発8時のあずさに乗込む、甲府を過ぎあたりから車窓に素晴らしい景色(鳳凰三山・甲斐駒ケ岳)が飛込んで今回の山行の期待感が高まる。茅野駅で仲間と合流しバスでピラタスロープウエィ駅へ、天候は予想に反して雲行きは怪しくなる。ロープウエィの山頂駅に降り付く頃には視界わずかで気温はマイナス10度以下、強風が吹いている。山頂駅で支度を整え縞枯山荘へと坪庭経由で向う。
縞枯山荘で荷物をデポし北横岳へ向うが積雪は少ない。しかし、さすが厳冬期の北八ケ岳、樹林帯の中でも空気がピリピリし厳しさが身に伝わる。待望の北横岳(14時40分)の山頂2472.5mに立つが対風姿勢での登頂である。
縞枯山荘では40名(山荘周辺での写真撮影グループが殆ど)ほどが宿泊しており、素泊まり組は我々6名のみでトイレ脇の粗末な自炊部屋で支度を始める。隙間風が吹く中で横山調達の豚スキうどん及び野菜サラダ、持寄りのつまみで震えながら祝杯を上げる。外は強風で明日の行動が危ぶまれる。小屋は今冬最高の超満員、寝床は3階にあり敷布団1枚で2名(掛け布団は個別)で狭いスペースではあったが比較的快適であった。夜半の強風の音が気になった。
【11日(日)天候:快晴】
朝6時起床、外に飛び出すと非常に寒いが「月と金星が」夜明けの空に綺麗に輝き、今日の素晴らしい山行の一日を予感する。7時40分に縞枯山荘を出発、薄らと踏み跡のついたトレースを赤布の目印を頼りに進む。樹林帯の中、快調に登高し8時18分縞枯山頂、9時9分には茶臼山頂に到着する。とど松に付いたエビのシッポがスカイブルーに映える。展望は北アルプス穂高岳・槍、後立山、御嶽山、中央アルプス宝剣岳・空木岳、南アルプス北岳・千丈岳・甲斐駒・鳳凰三山、南八ケ岳の主峰、赤岳など見渡す限りの山・山・山の眺望である。眺望の良さに後髪を引かれる様に麦草峠に向うが、麦草峠は最近クロカンやスノーシューが盛んで若い女性なども結構入山して賑やかさがある。我々はそのまま通過し樹林帯の中黙々と登り、途中木々の間から浅間山が望まれたり冬山ならではの光景である。11時15分丸山に到着し最後の展望を楽しむ。(殆ど展望無し)これから渋ノ湯までひたすら下るのみであるが、今年は積雪が少なく賽ノ河原でも夏道が出ておりアイゼンでは歩き難い、横山は山スキーの活躍の場面もなく結局終始スキーを背負ったのみであった。13時過ぎに渋ノ湯に到着。温泉に入る予定であったが、タクシーの運転手と交渉(渋ノ湯の女将は愛想が悪く風呂も狭い、今入ると登山者も多く芋の小洗い:タクシー運転手談)の末、茅野まで直行することにする。
14時に茅野駅到着、14時24分のあずさ号に飛び乗り比較的空いた車内で久々の冬山山行の満足感に浸る
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