大川入山ー長者峰
- GPS
- 08:54
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道ではない箇所は、参考にしないでください。 危険と苦労いっぱいのルートです。 |
写真
感想
(ヘンな所を歩くのが趣味のヒトの記録ですので、ご注意ください)
久しぶりに下伊那地方の未踏の山に向かった。
横岳・高嶺・長者峰の3つが未踏なので、強引に周回ルートを思いついた。はじめは大川入山は予定に無く、横岳ー大川入山の中間あたりから柳川に下降するつもりだったのを、ここまで行ったら大川入山まで線をつなごうと変更した。
笹ヤブが大変だろう、柳川は険しいようだから安全に横断できるだろうか、少し気が重い出発前だったが、結果的にまったくそのとおりで・・・・
〈登り尾根〉里山なので作業道がそこそこあるのではないかと見込んでいたが、甘かった。薄い踏み跡がつづいてはいたが、久しぶりの笹ヤブこぎだった。登山道に出会う手前が、尾根がはっきりしない斜面なので特に踏み跡が薄く苦労した。登山道に出るときにヒトに出会わなくて良かった。不審者扱いされることなくて
〈大川入山まで〉人気の山だけあって、5人組を抜かせてもらい、単独3人が早くも下りてきた。頂上では単独おふたりとご一緒になった。陽射しは暑いが遠望はきかないのが残念。
〈本日の核心部:上悪沢山まで〉
大川入山の頂上から南西に伸びる尾根をめざす。はじめの課題は、頂上にいるヒトに不審がられずに行けるかどうかだ。10mばかり離れてから笹ヤブに入り込んだ。死角だったはずだけど、バリバリという怪しい音が聞こえていたかもしれない。ゴメンナサイ。
ササは腰高で踏み跡はないものの、結構歩きやすい。はじめは笹原なので尾根の先の見通しもきいて好調だったが、尾根がわかりにくくなるところでは、カラマツで先が見通せなくなってしまった。GPSを出そうとする間もなく、小尾根の末端=沢に下りてしまった。なかなか気が抜けない沢下りが30分ほど続き、柳川の本流に合流した。この谷はヤマレコに遡行記録が1本あって事前に拝見していたが、なかなか歩き甲斐のある良い谷というそのとおりの感じだ。ということはワタシにとっては手強いということだ。早く渡って対岸に取り付きたいが、さて現在地はどこだ。さっき尾根を右にはずしたのか左にはずしたのか確信はないのだ。しかし30分の沢歩きの距離などを考えるとここだろうと推定、結果はその通りだったのだが。そうなると本流を距離100mくらい下らなくてはならない。おっ!と思う淵は少しの高捲きでクリアして、対岸取り付き点にふさわしいポイントに出た。
!! ここで思わぬアクシデント。左太ももが攣りかけた。痛い。もしかして肉離れ?
頑丈なことだけが取り柄なのに・・・・。
可能性として熱中症から筋肉にきたのかもしれないと考えて、水を多く摂りゆっくり進むことにした。
よりによって、これから頑張って山越えしなければいけないのに。
さて目の前は急斜面だが、何とか上がれそうだ。上がりきったところで今度は右太ももだ。水分水分、栄養栄養、休み休み・・・時間はまだたっぷりあるのでまだ心配はいらない。急な小尾根を進むとササが出てきた。こんな辺境な所ではケモノあともほとんど感じられず、なかなか大変な笹ヤブだ。しかし密度としてはやや薄いといえる。このくらいの笹で音を上げてはヤブ屋の〇〇さんや〇〇さんに笑われてしまう、と彼らの名を思い出していた。さいわいその後太ももは順調に働いてくれた。上悪沢頂上間近で登山道に出たときはヤッターって感じ。
〈下山〉上悪沢山ー高嶺ー長者峰とヤマレコで見ていたとおり良い道が続いていた。高嶺でおひとり休んでおられたのと、長者峰駐車場にはドライブの方がいた。さっき頑張ったので下山は一般道を下ろうかと弱気も顔をだしたが、ここはやはりワタシらしくヤブで締めくくろう。尾根の上部では作業道をたどっていたが、後半はその道はどこへ下ってしまったのか、見失うのも毎度ワタシらしい。最後は標高差30m国道の車もそこに見えるようになって、太ももが・・・・。何とか自分の足で下りてきましたよ。
終わってみれば、苦労しただけに達成感もあり。
ただし今回の足の故障への対応はどうしよう。いろいろと考えておく必要がありそうです。
続けて笹ヤブ計画がもうひとつあるのだけど、とりあえず来週はやめておこう。
コメント
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凄すぎます。
周回するなら馬沢山経由と考えていました。
それでも、私たちは上悪沢の先から馬沢山がやっとでした
それを、このようなルートで周回するとは驚きです
でも、さすがの鉄人yama-takeさんでも足が攣りかけることがあるのですね
ご無事で何よりです。
最近、里は暑いですからね。
コメントありがとうございます。
totokさんたちが行った馬沢山方面の笹原も良く見えていましたね。
でも実は自分の尾根を下りるのに一生懸命で、馬沢山がどこなのか、鯉子山や焼山がどこなのかも見る余裕がありませんでした。 恵那山だけはわかりました。
メジャーな山でこんなレコを書いて良いのか、ちょっと気にしています。興味持つ人はtotokさんグループくらいと思いますけど。
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