岩木山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
下山開始11:07-11:59八合目12:11-13:39嶽登山口
天候 | 曇り 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
落ち葉の道、雨の後のわりに滑らず快適、1000mあたりから、霜柱がキラキラ、笹に肩があたると、氷がはらりと落ちる。 小島旅館 350円 熱い湯が気持ちよくてそのまま眠ってしまいそうだった。 |
写真
感想
天気予報は、明け方まで、雷雨強風、しかし6時以降は晴れ。
メンバーは、一緒の登山2回目のaomoriさんとpowさん、何回目かわからないほど一緒の森かずさん。
雨の後なのに、落ち葉は乾いているような感じで歩きやすい。
「八合目までは、迷わない道なので、どんどん行ってください。」というと、「本当にいっちゃたよ。」というほどaomoriさんとpowさんにおいていかれる。
がんばっているのだけど、嶽コースは直登なので、中々スピードが出ません。これは大変と思うが、スピードあげてへばるより、自分のペースでついていく。先頭の二人は気を使って所々で休んで待っててくれるうれしいけれど、ちょっと二人のペース乱しそうでごめんなさい。少し「うさぎとカメ」を思う。今日はカメだカメ。ゆっくりゆっくりでも頂上めざしてがんばるぞ〜。
八合目駐車場のアスファルトにはブラックアイスがあちこちにあり、歩くのが大変。九合目への階段の前で、身支度を整える。私は急いでおにぎりも食べる。面倒だけど、スパッツをはずし、登山靴もぬいで、カッパの下もはく。冬の登山靴は大きすぎて、靴履いたままカッパをはく事ができない。あ〜あ脇が開くカッパズボンがほしいな。
安全を考えアイゼンもつける。powさんは、たがじょにはいったばかり、岩木山も始めて、よくわからないまま、アイゼン登山です(長靴に軽アイゼンだけど)。しかし、なんのためらいも動じることも遅れもなくついていく。アイゼンをつけた森かずさんはルンルンでスピードがあがる。しかし、私は囚人のように重い足を引きずる。とうとう見かねた森かずさんに荷物をとられる。今日はどこかでビバークになった際に備えて、テントを背負ってきた。テントを背負うにあたり、いつも余分に持っている荷物をおろして軽くしてきたのだが、鍛えの足りない私。
アイゼンをつけたからか、滑る心配はなく快調に進む。途中先を歩いているメンバーはおこじょを見たそうだ。
頂上はガスってて、風もなく暖かい。鐘のそばで写真をとり、岩木山神社奥宮で安全登山を祈り、小屋に入り、昼食。aomoriさんが、パンにはちみつをつけている。これが文章でしか知らなかったおしゃれな昼食か。でも文章の方が実物よりおいしそうだ。後で、「頂上では緊張していてパンの味がしなかった」とも言っていたし、今度は余裕のある優雅な昼食を見てみたいものだ、そうそう飲み物はコーヒーのようだった。イメージとしては紅茶だったのだが。
そんなことしているうちに、少し風の音もしてきたので、早めに切り上げて下山開始。
小屋を出ると一人登山者あり、アイゼンはなし。確かにアイゼンなくても登れるが、私達にはいい練習になった。少し下りて、カーブを曲がると数人登ってくるなと思いきや「ワー」「ワー」と甲高い声。うちの森かずさん今日は頂上で叫ばなかったがここでは声大きい、しかし、相手はさらに声大きい。
なんと百沢から登ってきた流転様ご一行でした。前3人はにこやか女性陣、その影からにこやかIさん。あれ〜、思いかげないご対面に大騒ぎでした。彼らは、アイゼンもストックもなし。
八合目におり、アイゼンをはずすと、安全地帯にたどりついたようで、肩の荷おりた気分、ここからはトップをかけおりる。ブナ林は葉が落ちてすっきりして気持ちよかった。
一緒に登ったメンバーにも感謝。そして一緒に登ってはいないけど、心配してもらいながら登るのも、たがじょに入ったからこそかなとあらためて感謝してます。
oosawaさんから23日(祝)の山行を弘前方面の山で組むようお願いされた。人の後ばっかり歩いている自分に、人を連れて行くことができるかなと少し不安になる。そう思ったのは自分だけではないであろう。いろいろな人から、「大丈夫だが?」と言葉をかけられる。
そこで、21日(日)に、こっそりと偵察に行くことにした。少し遅めの出発だったので、8合目までと自分でも決めていた。弥生コースは初めて。落ち葉の絨毯をぬけ、急坂を登った5合目辺りから雪が出始める。
登山道は掘られて、歩きにくい。先行者がいるらしく、6合目からわかんを履いていた。私は、わかんを持ってきていなかったので、4爪アイゼンを長靴に装着する。でも、雪が深くなりずぼずぼぬかって、長靴に雪が入ってしまう。笹をかき分け、夏はすごい笹藪なんだろうなあと感じる。
8合目手前になったら、笹藪が終わり、ついに前方が開けた。頂上が見えるのに、まだまだ時間がかかりそうに思い、予定通り引き返すことにした。
23日は、天気が悪そうだったので、メンバーにその日の様子や準備物をメールした。
ところが、23日は晴天に。私って、いつから晴れ女になったの? たぶん、oosawaさんのおかげでしょう。
前日になり、助っ人のaomoriさんも参加とのこと。頼もしい。ちょっと心の荷物が軽くなった。
今日は嶽コースを登る。だめだったら、8合目まで、と自分で納得するよう言い聞かせていた。でも、わざわざ秋田から新人powさんが来るので、できれば頂上を踏ませてあげたい気持ちもある。
ふかふかの落ち葉の道を、男性陣はすたすた登り、女性陣はおいてけぼり。マイペースで、楽しく登る。
いつまでたっても雪が無く、弥生コースとはぜんぜん違うことを実感。拍子抜けする。
8合目に近づくと、車の走る音が・・・。スカイラインって、まだやってるの?と思ったら、新しいターミナルの工事車両だった。
8合目は風が強く、凍っていて滑った。カッパのズボンとアイゼンを装着して、準備万端。秋に登ったときは、岩で歩きづらかった登山道も、雪で覆われていて歩き心地がいい。木々には樹氷ができはじめていて、心が躍る。
今回、初めてアイゼンをつけるというpowさん。oosawaさんが4爪アイゼンを貸してくれたのだ。oosawaさんは、惜しみもなく自分の道具を新人さんに貸してくれる。そうして、だんだんと会になじんでもらうようにしている。心配りがすごいのです。
8合目よりは風も強くなく、時折、雲間から日本海も見える。いい感じ。
9合目を過ぎたら、oosawaさんが「たぬきの足跡、あった。」と言った。
少し行ったら、なんか視線を感じた。白くて耳の周りが黒くて、目がまん丸でキティちゃんみたいな感じ。オコジョ? 初めて見た。こっちを見ていたが、私たちと目があったら、すごいスピードでかけあがって行った。
オコジョの足跡をたどり、いつの間にか頂上に着いた。
帰りには、流転のパーティーとすれ違う。久しぶりのO方さん、そして、なぜかたがじょのIさんの姿も。
いろんなサプライズがあり、楽しい山行でした。
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