笛吹川・ヌク沢
- GPS
- 10:11
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,686m
コースタイム
5:55 近丸新道渡渉点(堰堤下)
7:25 二股を左俣へ
7:55 奥の二股を右沢へ
8:40 大滝下
10:00 ケルン(戸渡尾根への分岐?)
11:00 沢筋を離れて縦走路へ向かう
11:25 縦走路へ出る
12:10 戸渡尾根分岐
13:15 近丸新道分岐(徳ちゃんへ)
14:50 駐車場着
天候 | 曇り、一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は少し足を伸ばして笛吹川のヌク沢へ行くことにした。
西沢渓谷の遊歩道からヌク沢沿いの近丸新道に入り、しばらくは登山道を歩く。沢ははるか下を流れている。1時間ほどで近丸新道が沢を横切っており、すぐ上流側に大きな堰堤がある。この堰堤を越えて沢登り開始である。
堰堤を右から越そうとしたのだが、かなりの高巻きを強いられた。
河原に降りて沢準備を整える。
天気予報通り曇り空で、やや肌寒い。沢の水温は、最初はそれほど冷たくないような気もしたが、長い時間水につかっているとかなり冷たい。岩もかなりヌメっていたのでついつい水の中を避けて歩いてしまう。
大きな堰堤がいくつもあったが、簡単に越せたのはひとつだけだったように思う。
最近、少し体調が良くなってきたような気がしていたが、大滝の手前あたりから息があがり始めて歩くペースが大きく落ちてしまった。またも相棒を待たせることになってしまって申し訳ない。
大滝の取り付きあたりで岩肌を少し触ってみたらやはりヌメヌメだったので水流の中を登るのはあっさりと諦めて、左岸のヘリに沿って登った。目の前に現れる岩をどんどん登って行ったら下段・中段をまとめて登ってしまったらしく、上段と思われる滝の右岸を登りきると穏やかな流れのナメ沢となった。ここで10分ほど休憩。
標高2000mを過ぎたあたりで右岸にケルンが積まれているのに気づいた。下流側から眺めていたときは意味が分からなかったが、ケルンのそばまで来ると踏み跡が見えた。恐らくここから戸渡尾根へ抜けられるのだろう。しかし、まだ水も涸れていないのでもう少し詰めることにする。
左右両岸の大崩壊地を眺めながら沢を詰めて行く。沢は一旦伏流となるが、しばらく行くとまた流れが現れてきた。
谷筋が狭まってきたあたりで地図を広げると、縦走路までは標高差50m程度なので、ここから縦走路へ向かうことにする。斜面を10mほど登ったあとは、シャクナゲとハイマツの混合林で、突破するのに骨が折れる。20分ほどの苦闘の末、ようやく縦走路に出た。下山は戸渡尾根から徳ちゃん新道を通って一気に降りる。
「ヌク沢を登った!」という気分にはあまりならなかったが、まあ仕方がない。いつかまた、体調を整えてもう少し暖かい時期に来てみたいと思う。
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