人気(ひとけ)のない唐松岳
- GPS
- 10:12
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,222m
- 下り
- 2,237m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 10:12
藪漕ぎ、岩登りでやっと稜線に
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪トラバースは踏抜き転倒注意 一部瓦礫落下で崩壊している部分あり |
その他周辺情報 | 大池山荘は開店休業的 |
写真
感想
本日の目標は人の居ない唐松岳。ゴンドラとリフトで上ってしまえばなんということはない山(標高差800m超)なのだが、混みあうのは勘弁。ゴンドラが休止期間中の今は八方大池山荘までのアクセスが徒歩のみになる。
昨夜のうちに白馬まで移動。深夜の八方尾根旅館街は静かで気を使った。ゴンドラの駐車場へ車を停めて車中泊。
4時に起きる予定がいつの間にかアラームをoffにしていた、が、奇跡的に4時40分に起床。
準備をして5時28分出発。なのだが、まず道がいまいち分からない。あまり考えずに駐車場からゲレンデ斜面を直登開始。ゴンドラ路線を見つつ地図を見つつトレースのありそうなところを歩く。
リーゼン小屋の方にトラバースして基本的には牧場?になるだろう囲いがされている部分を歩く。作業用の林道もあるので。行きは肥やしの袋が置いてあったが、帰りにはすでに撒かれていた。
6時47分兎平駅到着 休止 7時4分出発
8時8分八方大池山荘到着 自販機がある 動いているか検証しないといけないのでしょうがない(笑)ので人柱として200円のコカコーラを買う。さっそく文明のエイド・観光資源に頼ってしまった。
山荘はclosedと看板が出ていたが、私の気配を見たのか小屋番がそそくさとopenにしてくれた。今日はじめて見る人間。が、特に山荘には寄らず(すいません)。8時14分出発。
大池8時59分。上から眺めるだけ。
9時22分左から巻いていく夏道が雪上のトラバースでなおかつクラックが入っている。これを避けようと高巻こうとして失敗。藪漕ぎとガレ場クライミングにはいるはめに。何とか稜線まで登ってそこにトレース発見。なんのことはない、残雪期はすべて稜線沿いのトレースが正解ということだ。同じように「☓」やロープで閉鎖されているコースがあるが、そこに進んだ方がよい場合もあるしそうでない場合もある。なかなか難しい。
10時6分2361m地点。
このあたりから残雪多し。が、ウィペットとツボ足で問題なし。カップルとすれ違う。今朝大池山荘を発ってピークに行ったとのこと。
10時51分2554m地点。少しへこたれる。糖分不足のようなのでチョコ食べる。
11時18分唐松山荘分岐。ここで荷物デポ。山頂へ。山荘では3人ほどが作業中。
11時33分山頂到着。写真を撮ってまったり過ごす。劔立山の眺めがよい。白馬三山も美しい。途中の道中にも確認したが、白馬鑓温泉へのコルの乗越す部分やその後の道が上からはっきり見て取れた。雪がなくなって小屋が建つ前に行こう。11時53分山頂出発。
残雪は緩んでいてアイゼン不要。一応ウィペットを一番短くしてダガーポジションで構えて下る。
13時8分八方大池。登ってくる男子とすれ違う。ゴンドラが動いていないのを知らずに来てようやくここまでたどり着いたとのこと。ピークまで行くと帰りには日が暮れてしまうだろう。
外人二人とすれ違う。明らかにコットンのポロシャツとショーツ。どこに行くんだ?
13時26分1973m地点。大休止。食事とコーヒー。ヘリが白馬岳方面に飛んで行く。遭難? 13時54分出発。
14時5分山荘。14時41分兎平駅。このあと朝にすれ違ったカップルに追いつく。下りが足にきているよう。もちろん自分も。15時23分リーゼン小屋。ここの自販機は動いていない。15時40分駐車場到着。
獲得標高2000m、往復22kmはなかなかつらい行程だった。が、予想通りゴンドラが動いていないので静かな山行を楽しめた。
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